タイは進んだ国です！

タイ国は、オカマさんに関しての多種な話題も多く賛否両論も含めて議論も盛り上がります。
ついつい、ワタクシのブログでもそんなオカマさんのお話しも多くなってしまいます。

今月には大学などの教育関係者からこんな話題が投げ掛けられ世論を巻き込んで、一層に問題提起させています。

一部の大学が、性転換者の入学拒否、女子寮の利用やトイレの使用、スカートの着用、化粧を禁じている問題で、
ブンルー副教育相は実態調査を行い、大学側に適切な対応を求める考えを示したとの事です。が、政府の機関が
オカマさん問題で学校関係者に指示など与えること自体がタイ国の抱える問題と言えば問題なのでしょう。

それだけ、多くの同性愛者の学生がいるという証でもあります。

性転換者の大学生の数は、北部のチェンマイ大学や東北部のコンケン大学、南部のソンクラーナカリン大学などで
それぞれ数百人いると報告されているそうですが、若いタイ人達を抱える組織は深刻に同問題を考えざるを得ません 。

しかし　タイのオカマさん達からすれば、自分達の人権が守れる素晴らしい国で、近隣諸国からは羨ましがられています。

そう言えば、最近　アメリカでマサチューセッツ州に次いでカリフォルニア州でも、同姓類の結婚が認められ三年以内に
10万組の結婚が予定されているというニュースが流れていました。凄い数が居るんですね。
一部の州が認められていることは、そこに集まって来てしまうので、恐らく徐々に他の州も認めざるを得ないでしょうネ。

こんなニュースが流れた後に、タイ東北部シーサケート県のカムペーン中学・高校が、女性を装う男性（タイ語でカトゥーイ）
生徒用のトイレを作り大きな話題を呼んでいます。同校は生徒数が約2600人で、このうち男子生徒1000人の1割以上が
カトゥーイだそうです。やはり世間で言う「男性の一割はオカマさん」という事実は本当なんですね。同学校が証明しています。

学校関係者によりますと、カトゥーイ生徒の専用トイレは中学・高校レベルでは初めてとの事です。必要性については
生徒、教師ともに話し合い、理解しており、問題はないと話しているそうです。これも画期的な進歩？です。

＜ワタクシも常々オカマさんは、どっちのトイレを使用するんだろう、と思っていましたが・・・＞

しかし　同学校のトイレ作製問題は、大きな問題提起となりそうです。なんせ、一部の大学ではカトゥーイの入学を
拒否したり、カトゥーイ学生の女装や化粧を禁じている所もあるぐらいですので。トイレという微妙な問題だけに
アメリカの州と同じようにカトゥーイの学生さんがこの大学に集中してしまいそうです。

タイではカトゥーイは職場でもよく見かける日常的な存在です。性転換したカトゥーイの「ミス？コンテスト」は
テレビで生中継される人気番組になるぐらいです。
しかしながら　まだまだ差別も残っており、今後の動向が気になります。



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