“近い将来 国民的アイドルになって行きますよ。” と綴った今年２月28日の 当ブログ。
今 そうなっていますねぇ～ そう、AKBグループの一つ、タイのBNK 48です。
日本では５年前に大ヒットしたという「恋するフォーチュンクッキー（恋チュン）」が今、タイで
人気を大爆発させました。 BNKの恋チュンのミュージックビデオの YouTube での再生回数は、
１億３千万回を超え、本家AKBの約１億４千万回に迫る勢い なんですってヨ。いやぁ～ 驚いています。
こんな話をタイの友人から聞きました。今年５月にウボンラット王女が若者向けの音楽ライブで
恋チュンを披露し、YouTubeで公開もされ、これも大きく影響し 地方まで広がったようですヨ。
＜熱唱するウボンラット王女＞
ウボンラット王女（67）は、プミポン元国王とシリキット王妃の長女ですネ。外国人と結婚したため、
王族籍は消滅していましたが、離婚（1998年）しタイへ帰国後は、王族籍は戻っていないものの
王族的な待遇を受けている方です。そうでした、2004年12月26日に発生したスマトラ島
沖地震で長男（当時21歳）を亡くし、タイ全土で悲しんだ記憶を まだ鮮明に覚えています。
さてBNKのデビューは昨年の６月でしたが、パフォーマンスも下手で、日本のモノまね的な
グループなんて、”すぐにすたるだろう” と思っていましたが、たった１年でこの人気です。
この人気を友人が解析していました。10代の若者の間でタイの音楽業界ではスーパースターが
存在していなかったところにBNKが出て来て、今の時代の若者に、新鮮に映ったのだと言います。
またタイのドラマなどでは、貧しい女の子が御曹司と出会い、お金持ちになっていくなど、
女性のサクセスストーリーが好きですよネ。オーディションに合格した普通の女の子たちが
スターになっていくストーリーもファンは大好きなんでしょうネ。BNKをマネジメントする
会社も、それを知っていて、メンバーひとり一人の “頑張って” という声や話を大事に
しており、特定の子を応援したい、という気持ちにさせているのだと聞きます。
また、ウボンラット王女の恋チュン 披露で、ファンは男性だけでなく、50代から60代の
女性にも広がり、大人から子どもまで踊れるダンスがいいんでしょうネ。今やたくさんの人が
このダンスをしているのを見かけます。そして一つのスキャンダルも要因の一つだそうですヨ。
昨年末、メンバーの一人であるメイサさんが、彼氏と一緒にいる画像を自分のインスタグラムに
載せてしまいました。AKBのようにBNKにも恋愛禁止という規則があるかどうかは分りませんが、
ファンの怒りは大変だったようです。メイサさんは翌１月から活動停止になってしまいました。
このことが芸能誌を中心としたメディアになどに大々的に報じられ、一気にBNKの知名度が
はね上がり、昨年８月に発売した恋チュンの人気に火がついたのもこの頃のようです。
＜チャープランさん＞
YouTubeの再生数も一気に上がり、有名歌手が恋チュンをカバーするようになりました。
そしてテレビへの出演も多くなり、その人気は瞬く間に急上昇したということです。
＜ミュージックさん＞
BNKメンバーは６月の「第10回AKB48世界選抜総選挙」にも立候補しましたが、チャープランさんが
39位、ミュージックさんが72位に入るという順位でした。友人は来年が楽しみだと言っていました。
飽きっぽいと噂されるタイ人気質ですが ・・・ 今後、人気はどうなるのでしょう？ 続くかな？
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