タイのコロナウイルス第二波が収まりそうになっている昨今ですが、昨日 気になる
「新型コロナウイルスの南アフリカ変異株」を確認したというニュースが流れました。
宝石を仕入れるため１月29日、タンザニアに二カ月滞在後、エチオピア経由でスワンナプーム
国際空港に入国した宝石商のタイ人男性（41）とのこと。隔離検疫施設に滞在中の今月３日に
「新型コロナウイルスの南アフリカ変異株」に感染していることがわかりました。
＜タイ保健省が南アフリカ変異株感染を発表＞
「アフリカ帰りだからより多くの検査をした」と解説していました。ということは「普段の
検査は、“厳しく検査していない” ということ？」と突っ込みたくもなりましたけど（苦笑）。
タイで初めての「南アフリカ変異株」の感染者ですから警戒しますし、気になりますよネ。
先月初めでしたか、英国から来タイし検疫隔離中の英国人の家族四人が、英国で感染が
広がっているコロナウイルスの変異株に感染していることが公表されたことがあります。
四人は病院で隔離され、タイ国内に その英国変異株が広まることはありませんでした。
最近のタイで確認された新型コロナ感染者は11日201人、12日175人、13日126人、14日
166人という小康状態（累計２万4,571人、死者は80人）。それだけに嫌なニュースです。
そのタイ人男性と接触した医療従事者は大丈夫なんでしょうか？ 完全な個⼈防護具を着用
しており、問題ないようです。 折角 第二波が静かになってきたのに、また心配の種が増えます。
現在 タイのコロナはＧ株で、重篤な症状は出にくいものの武漢のD株より感染し易いとのこと。
そう言えば 私も以前「異変種」と呼んでいましたが、正式には「異変株」と言うそう。先月末、
日本感染症学会が報道機関に「変異株」で統一するようお願いの通達が出ていると聞きました。
変異株は、Ｇ株よりも７倍前後伝播しやすいといいますから厄介です。きっとタイでは感染者が
出れば、あっという間に広がるかも知れません。三つの種類の変異株が、それぞれ英国･ブラジル･
南アフリカに拡大しているようですが、タイ国には「南アフリカ変異株」が入ってきました。
現在、タイや世界で猛威を振っているＧ株は、最初に中国武漢市で発生したＤ株よりもより
感染力が強いと言われてきましたが、南アフリカ変異株はその７倍ですか ・・・ 日本も
初めて英国の変異株感染が確認された時は大騒ぎでした。ワクチンは効果あるのでしょうか。
タイに「南アフリカ変異株」が入って来た、と大騒ぎはいけませんが、今後見守りましょう。
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