「オール1の落ちこぼれ、教師になる」
これは昨日、久しぶりに本屋でパッと目に入った本。
さっと読んだだけだが、これは今、子どもたちと接しているすべての大人に
読んでもらいたい本だ。
オール1の落ちこぼれ、教師になる
政府、文科省が教育改革だとかなんだかんだ言っても所詮、机上の空論。
僕は、はっきりそう思っている。
大筋の何をどう変えたところで末端へはもう行き届かないところまで
来てしまっている。
政府も英語や理数の教育特区などを作っている時点でそれはわかっているはずだ。
ゆとり教育だの、週5日制の見直しだの、問題点はもっと別のところにある。
教師という地位が明らかに揺らがされている。
今日読んだこの宮本先生のような方は非常に稀だとは思うが
保護者としては安心してお任せできる先生だと思う。
できる生徒もそうでない生徒も。
なにがそう思わせるか。
それは「教師や講師になる者がどんな人生を歩んできたか?」
これにつきるのではないかと思う。