NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

テクニックではなく!

2013年10月17日 22時59分41秒 | 子ども
小学2年生の生徒を見ているのですが
今日でかけ算を一通り終えました。
0×0から10×10までランダムにほぼパーフェクトに
できるようになっています。

週に1回で約2ヶ月で、あっという間にクリアーしました。
(半分は言葉をやっていますので実質1ヶ月です)
まだ九九は知りません。^_^

今日、7のかけ算をやっている時に
「しちは56」などと僕がわざと口に出して
九九を使って採点していると
「えっ、何それ。ずっるぅ~」
と、九九を覚える気満々で帰って行きました!笑
次回から九九を教えてあげようと思います。

このように、どうして九九を覚えるとお得なのか
それが分かると、みるみるうちに暗記してしまいます。

九九の暗唱ではよくとんでもない言い間違いをするのですが
数を量(ボリューム)で感じていますので
まず、あり得ない数字で覚えたりすることがありません。


また、かけ算の仕組みを体感しているので

1袋に4つずつおはじきをいれたものを5袋持っています。
2袋あげると、おはじきはいくつ残っていますか?

のような文章題も難なく理解することができます。

この時は、この公式で!みたいなテクニックではなく
数量感覚で理解することを学べば
今後出てくる様々な事象(算数に限らない学習内容)でも
本質を知ろうとする思考回路が自然と生まれてくるのではないかと
この数年の指導で僕も実感しています。

早期教育は無限の可能性を秘めているなぁ~と
改めて感じさせられました。