極真空手 灘・須磨南・西脇道場通信 

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第19回ユース強化稽古

2012年05月15日 | 過去の記事

開催日時:5月13日(日)10:00~13:00

場所:神戸総本部道場

<稽古内容>

・ウォーミングアップの補強

・正確にポイントを突く稽古

・いわゆるロシア系の突きの稽古

・ノーモーションの突きの稽古

・組手2分2セットを2回

・補強

・打たれ強さを鍛える稽古

詳しい稽古方法は控えます。

 

「自分の頭で考えて稽古する」 外側ばかり真似しても、中身が空っぽでは何の意味もない

今の中高生たちは、少年部から継続している選手がほとんどです。彼らの弱点は「教えて貰うことに慣れすぎている」こと、レールを敷けば進んでいけるが、自分でレールを敷くとなると迷ってしまう者がほとんどです。一人で自主練をしろというと困ってしまうのです。このユース稽古では常に自分で考えて稽古しなくては何も身につかないということを言い続けています。と同時に稽古方法を始め技一つ一つに対する方法までも自分の頭で考えて稽古出来る様にします。このようにより質の高い稽古を行えるようにすることが目的の一つで、またそうすることで空手の楽しさを知ることができ、社会人になっても空手を続けていくことができ、これからの極真空手に貢献できる人材を育ることも目的の一つです。

 

<稽古の所感> 補強が全くこなせていない。

1ヶ月一度の強化稽古でいくら補強をしても日々の稽古で怠っていてはダメです、補強はコツコツとやり続けなければ身体的に向上しません。今のユースは中・高生がメイン。よく筋トレをさせると成長期に筋肉が付くので身長がのびないから…という言葉を聞きますが、それはバーベルなどを使って過度にウェイトトレーニングを行うことであって、まったく筋トレをさせてはいけないということではありません。むしろ自重(自分の体重)を使った補強(拳立て、スクワット、腹筋、背筋)などはしっかりと稽古しなければならないと思います。これらの稽古は筋肉をつけるのではなく、筋を鍛える。わかりやすく言えば筋肉のスジ、元、といった所でしょうか、ですから筋肉を余分に付けるのではありません。この筋が鍛えられていない選手が多くみられます。基礎体力がないと、どんなに素晴らしい技やセンスを持っていても、それを試合で発揮することなく負けてしまうでしょう。

次回のユース強化稽古 6月17日(日)尼崎道場 13:00~15:00


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