nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

コーヒー発見伝説パート1

2018年05月14日 06時41分53秒 | サステイナブルコーヒー
今朝のコーヒーは「東ティモール フェアトレード コカマウ S17」です。

「コカマウ」は日本でいう農協の名前です。

「S17」はコーヒー生豆の大きさです。「スクリーン17」といい大粒です。



15年ほど前に
インドネシアから独立を果たした国です。



この島の西側に2年ほどいました。
いろんなことがありました。
またいずれ書きますね。


すこし強めの焙煎です。






そもそもコーヒーは

いつから飲まれてるんでしょうか?

コーヒーの発見伝説には

いくつかありますが、

主に2説あります。

「伝説」ってなんか好きです。



今日はその一つ、

「ヤギ飼い少年カルディ発見説」について。



「カルディ」

ってあの大手のお店の名前で
皆様よくご存じかと思います。

アラビア半島とアフリカ大陸が出会う場所エチオピア周辺でのお話です。

時は13世紀ぐらいです。

ヤギ飼い少年カルディが

ある日、放牧していたヤギたちが

夜になっても元気に

飛び回っていることに驚きました。

不思議に思って観察をしていると、

ヤギたちがみな

「赤い実」

を食べていることに気が付きました。

勇気を振り絞って

カルディ少年もその

「赤い実」

を食べてみると
全身に活力がみなぎってきたそうです。


それに驚いたカルディ少年は

修道士にこのことを伝えました。

その話を聞いて

その実があれば

夜の長い祈りを襲う睡魔にも

打ち勝てるのではないかと考え

その実を口にすると、

カルディ少年の言う通り。

そしてその後、

この「赤い実」が、

修道士たちの間で

睡魔に打ち勝つ「秘薬」として

広まっていったということです。


ヤギもカルディ少年も踊っていますね


実際には、

もっと古く薬として

「ブン」「バンカム」と言う名前で

飲まれていたようです。

今みたいに焙煎することなく

赤い実をそのまま煮て食べたり、

上澄み液を飲んだりしていたようです。

個人的には

いつかやってみたいと思っています。


元気が出過ぎて踊りだしてしまうかと思うと

想像するだけで、元気になります(笑)





大昔の伝説なので、色々と所説ありますので
コーヒー検定教本をもとにおつたえしました。



カルディ少年も

まさか遠い未来に

日本でこんなに自分の名前の認知度が

高くなるとは思っていなかったでしょうね。




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