うどんです。
前橋市力丸町の『こむぎ』のうどんです。
自家栽培の小麦を特別注文で製粉させたうどん粉を使った、ここだけの手打ちうどんです。
群馬のうどんの香り、素敵な麦の香りです。きれいな色です。うどん色です。
『こむぎ』がお店開いてもう12年になります。始めたころの小麦は「ろくいち」、農林61号でした。今は、群馬生まれの小麦「さとのそら」です。モチモチした食感です。久しぶりに来たんです。ゆっくり噛みしめて、口の中いっぱいに広がる麦の香りを楽しませてもらいました。
「COCOちゃん、かわいいですね!」、おかみさんブログ読んでくれてるのだそうです。うれしいです。道案内等は食べログでご覧ください。
午前9時半過ぎ、朝日町の以前日赤病院があった辺りの路地で<どこ行くの?>って、猫に聞かれたのです。
「前さ、日赤にいた板倉先生がやってる前橋ミナミ眼科へ、目を検査してもらうんだ」
<あの優しい先生ね、よろしく言ってね>だって。顔なじみみたいでした。
端気川沿いの道を南へ、サンヨー食品の工場の脇を抜けて更に南へなんです。
菜園にはジンジャーリリーの花が咲いていました。川岸の柵に絡みついたクズも紫の花を咲かせていました。
「眼圧も問題ないです。視力も、視野も、前回検査から変化がありません。炎症も認められません。良い状態です。次回の検査は3ヶ月後にしましょう」、眼圧、視力、眼底画像、視野の四つの検査結果を見て、板倉院長が診断してくれました。中学生の時に、神経炎になって視力を失った経歴があります。それと、緑内障の症状もあるらしく、定期的な検査を必要としているのです。
「新しいご家族ができて、良かったですね」だって。院長もブログ読んでくれてるみたいです。板倉宏高院長は、上毛新聞のオピニオンもやっています。最近は、8月14日の紙面に「子どもの近視、正しく矯正、進行予防」という投稿をされています。こちらでご覧になれます。
8月の前橋赤十字病院のがん検診も大丈夫でした。目の方も「良い状態」で、本当にありがたいことです。
(板倉院長の写真は、前橋ミナミ眼科のHPの画像を撮影させていただきました)
結果が良かったので、まっすぐ帰宅しないで、『こむぎ』でうどんを食べて、遠回りして帰ることにしたのです。自転車はクロスバイク、装備も運動スタイル、スポーツドリンクと塩飴携行、ちゃんと支度してきたのです。
前橋ミナミ眼科から南へ、北関東自動車道路をくぐると力丸町の田んぼに出ます。左は、見事に実っている稲、右はなぜか一面のヒエ(稗)になっている田んぼ、飼料用かな、鳥の餌かな…
『こむぎ』からは南へ、玉村町の上福島に入って利根川の左岸の堤防上の道に出ました。自転車道路ではないのですが、堤防の上が舗装道路になっています。この道を上流に向かうと、前橋市下阿内町へ出ます。堤防が切れたところの川が、端気川です。わが家の近くの十六本堰で広瀬川から分水された端気川は、前橋市の南部の水田に水を供給して、ここで利根川に合流しています。隣は、群馬ヘリポート、実は1986~1987年にかけて、この施設を計画し、国の設置許可を得、整備する作業のヘッドワークをしてました。現場にも毎日のように通っていました。
更に上流に向かうと、下川住宅団地に出ます。団地のはずれから見える利根川、下流に向かって眺めています。川岸は深い崖地になっています。
上流方向を眺めると、川の浅瀬に点々とシラサギが立っています。餌取をしているみたいです。団地の住宅の庭にはコスモスの花が咲いていました。
さらに上流へ、横手町も堤防上の道をたどって公田町へ、公田町でやっと川が見渡せる場所に出ました。公田の渡しがあったところの少し上流です。ここでも流れの中にサギの姿がありました。アオサギみたいです。
こんなして、利根川沿いの道を走ってきたのです。ずいぶんな遠回りの帰宅です。
六供町からは市街地に入ります。入ってすぐに、ハーネスにリードで散歩している猫に会いました。お許しいただいて撮らせてもらいました。ルシアンブルーです。私のことを怖がってるみたいでした。COCOはどうしようかな、散歩のお稽古どうしようかな、迷っています。
で、まっすぐ帰宅したかというとそうでなくて、呑竜仲店のヤギカフェで糖質と水分の補給をすることにしたのです。メニューをしっかり見て、『New』のマークがついている「ずっしりベイクドチーズケーキ」とアイスミルクコーヒーにしました。ずっしりしてました、チーズケーキ。
結局、真っすぐ行って帰ってくれば10㎞足らずの前橋ミナミ眼科へ、往復26㎞も走って楽しんじゃいました。
板倉院長がいう「新しい家族」、最近毛づくろいを丁寧にするようになりました。「男も身だしなみが大事だよ」って教えているものですから。
実は出先で、菜園で採れたナスとミニトマトとオクラをいただいてきたのです。夕食に早速使わせてもらいました。いただいた野菜で作った料理二品です。左は、ナスとトマトのチーズ焼き、ズッキーニとピーマンに少しだけ応援を頼んで、ゴーダチーズを使って焼きました。右は、豚バラ肉とオクラのアンチョビ炒め、マリ子さんいもらったスダチが味を締めてくれました。
採れたて野菜の料理はきれいでおいしいです。ごちそうさまでした、ありがとうさんです。
それと、厚切りベーコンと野菜のスープ煮、キャベツ、タマネギ、小松菜、サヤインゲン、シメジ、トマトが入っています。そして、十六穀入りの食パンのガーリックトーストです。いただき物で野菜たっぷりの夕食になりました。
9月17日の体温 7:00 36.6℃ 15:00 36.7℃ 21:30 36.5℃
血圧 最高 124 最低 59
今朝の体温 7:00 36.7℃
若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。
この前の休みに中之条に胡瓜を買いに行ってきたのですが、ごはんを食べようと充てにしていたtumujiの「おてのくぼ」さんが無くなってしまっていて残念でした。
カレーも日替わりランチも安くて美味しかったのになあ。
そこから1時間走って暮坂峠の先の直売所に行ったのですが目当ての入山胡瓜には会えませんでした。
二重にガッカリです。
でも、帰り道にあづま直売所で「高山胡瓜」を入手することが出来ニコニコと帰宅。
漬物にして美味しくいただきました。
群馬にも貴重な伝統野菜があること知られていないですね。
吾妻の「伝統野菜」と言われている高山きゅうりも入山きゅうりや六合きゅうりは江戸時代以前に中国から渡来した華南系のキュウリの系統のもののようです。品種的には「半白節成(はんしろふしなり)」系のキュウリです。いぼの先が黒いのが特徴です。半白は先の方の緑色が薄く白っぽいことからで、節成とは主軸から伸びる葉柄の付け根ごとに実をつけることからとのことです。
古い品種ですから、地域ごとに差があって、いろいろな名前で呼ばれているようですし、食味にも差があると聞いています。
一般的な半白胡瓜は種子販売もされていますし、予約販売と思いますが苗も通販で手に入ります。JAファーマーズ朝日町店の生産者直売所にも、今年は納戸か並びました。生食でも、漬物でも、加熱調理してもおいしいですね。結構知ってる人がいて、すぐ売り切れます。
皆さんに知ってもらって作付けが増えて存続してほしいです。
半白節成は相模や馬込などあちこちにあるようですが、下仁田や上野村や南牧の古い胡瓜は別系統のようです。
こちらも食べて残したい食の文化財だと思います。
でも、最近小規模に作って、「流通」でなく「直売」するという道が開けてきて、私たちの手にも届くようになったみたいです。作ってくれている生産者がきちんと利益を得られる仕組みが必要ですよね…