猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

山形の路地を巡りながら、目に留まった店々と、霞城猫たち…

2018-10-12 06:23:15 | あんじゃあない毎日

山形市七日町にある『御殿堰』と呼ばれる、10年ほど前に新しくつくられた路地の一角です。「あるものを活かし、ないものを創る」というコンセプトで古くからある水路や蔵を活かしながら、新しい町屋がつくられたんです。8年前、初めてこの町屋の姿を見ました。

  八つの店があります。茶舗、呉服屋、蕎麦屋、米沢紬の店、カフェ、そんなんに混ざって、フェラーリをデザインしたデザイナー奥山清行さんのショップもあります。
この町屋、『御殿堰』については、こちらをご覧ください
やっぱ、『創る』ってんが大事なんですね。

 

 山形のまちのあちこちに、昔からある建物を使っている店があります。伝統的な店構えやなんかをそのままに残しているのもあるし、いろいろ工夫して、改装して、今の暮らしに合うようにしてのもあります。
オニスラサバ缶で酒を飲んだ「大衆食堂ワンカップ」もその一つでした。
そんな、山形の素敵な店やなんかを少し見ていただきたいと思います。

  「ワンカップ」の道を隔てた向かいにある店です。
左は、「Caramel field」、雑貨屋さんみたいです。壁のペインティングがt楽しいです。
右は、漆器店「長門屋」です。立派な看板です。「朱蒔法」という技法を使った「権之鋤塗」を今に伝える山形県内唯一の店です。今回も、内使いに二つ分けていただいてきました。魅力ある漆器です。

  左は、「最上醤油醸造元」の看板が掛かる「丸十大屋」です。通りに面した店構え、小売りはしてないみたいです。路地を廻って裏手へ出たら、裏は今風の醸造工場でした。
右は、山形を代表する和菓子「乃し梅」を製造する「佐藤屋」本店です。小売りをしています。店の並びに住いと製菓工場が並んでいました。

蔵造りの建物もあります。「山形商事株式会社」という木製の看板が掛けられていました。何を商っている会社かは知りません。立派な蔵づくりです。

 向かいに「男山酒造」がありました。「男山」は山形の地酒です。
蔵の隣りは店、その向こうに醸造所の入り口がありました。トラックが入れる門です。

 

 <店の建もんばっかで、飽きちゃうよ。他のものも見せて!>、キキから注文が出ちゃいました。ちょいと横道にそれましょう。

実は、神社仏閣にもお邪魔したんです。これはその一つ、国分寺薬師堂です。天平13年(741年)、聖武天皇の勅命に基づいて創建されたと伝えられる古い寺院です。

 訪ねたときに、ちょうど護摩祈願が行われていました。信徒でもなんでもないのですが、お邪魔して隅っこで一緒させてもらっちゃいました。
真言が唱えられ、護摩壇に据えられた炉に護摩木が投げ込まれて炎が上がるのを眺めているのも良いものでした。

 

 <ごまとか何とかもつまんないよ。それよか猫に会わなかったの?>、中央駅近くの顔見知り猫です。
「うん、今回は、まちなかでは会わなかったけどさ…」
<何処だっていいよ、会ったんなら見せて!>
ということなので、山形猫に切り替えます。

霞城と呼ばれている山形城の堀です。土・日と祝日だけは堀で釣りをして良いことになっているのだそうです。釣りに興じている人の背後から、猫がじっと見つめています。

 飼い猫ではないようです。山形城址は「霞城公園」として利用されています。そこに住みついている猫のようです。

  あれ、釣りしているオッチャンのすぐ後ろにももう一匹、キジトラが寝そべってました。面白い風景です。

  山形城址の堀とその中で復元されている本丸跡です。立派な城跡です。でも、城よか猫探し…

  いますね、霞城猫です。城跡で暮らしている猫たちなんです。

何を見てんかな…。山形で出会った猫たちでした。

 

  で、話を戻します。店めぐりは意図的にしていたわけではありません。山形のまちは路地がたくさんある町です。そんな路地を通り抜けて、目的地にたどり着く間に目に留まった建物を撮ってただけです。建物だけではありません、ミルクボックスも撮りました。

  「松屋質店」です。質屋さんです。質屋さんて、今でも「十一」なのかな、50年ぐらい前に一度利用したことがあります。
市村本店」という陶磁器屋です。なかなか良い品物が並んでいましたよ。見物だけ…

  これは、「丸太 中村」って看板がかかっています。「まるた なかむら」って読むみたいです。引き戸のガラスには、「近江屋」の文字。創業安政5年の食品材料の卸問屋だそうです。HPはコチラです
すぐ続いている隣りは寝具店「のむらや」です。こっちは、こてこてにいろいろ貼りだしていて面白いです。

 そいで、こちらは店名不詳、パン屋みたいです。

路地を抜けて通りに出ると、店があります。鉄筋コンクリート造りのも、鉄骨造のももちろんあります。でも、木造や蔵造りの店もあるんです。そのバラエティーが山形のまちの楽しさをつくり出しているみたいです。
覗きや空き巣狙いに間違われないように気を遣いながら歩いた路地のまち山形の風景です。

 

駅のすぐ脇に新しくできた建物の24階の展望ロビーから見た山形のまちとその向こうの蔵王連峰です。
なんとなく、赤城山を背にした前橋のまちの風景に似てる気がしませんか…

山形へ行ってきました。それだけです。

 

 <山形の話はこれでおしまいにさせます。
「引っ越したくなったの?」って聞いたらさ、「うん」だって。困ったもんだいね…。
明日から、いつも通りの普通の記事を欠かせますからお許しください…>

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の吉啓、二代目吉駒と昭和12年から続けてまいりました美登利会を引き継がせていただきました。
二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

4月8日の第75回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

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3 コメント

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山形と前橋 (富士山麓の住人)
2018-10-12 23:30:40
ヒゲクマさんのご指摘で、初めて山形と前橋が似ていることに気づきました。もしかしたら、斎藤茂吉と土屋文明の幼少期から大学までの心象風景は、似ているのかもしれないですね。
茂吉と文明 (ヒゲクマ)
2018-10-13 10:08:42
富士山麓の住人さん
「斎藤茂吉と土屋文明の幼少期から大学までの心象風景は、似ているのかもしれないですね」
難しいですね。生い立ちからその後も、茂吉と文明ではたいそうな違いがあるように思います。
高崎市にある土屋文明記念文学館の庭にある文明の歌碑の歌は…
  青き上に 榛名を 永久の幻に
  出でて帰らぬ 我のみにあらじ
というものです。帰ることはもうないと心して、故郷を出た文明の心象ははかり知れません。
寝姿のキキ (bonmedia)
2018-10-16 14:07:24
最後のキキの写真、小さいと寝てるのかなあって思いましたが、拡大したら、目を開けてるんですね。
目を開けてる。
そんだけ。

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