猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

「がんの再発は認められません」主治医の診断です。また3ヶ月楽しく暮らし続けられます。太陽の鐘に報告して、八百徳支店へ小梅20㎏を頼みました…

2020-05-21 07:33:29 | あんじゃあない毎日

昨日の朝倉田んぼです。曇り空の麦秋です。
前橋赤十字病院へ、朝の9時前に行きました。
去年の4月22日に食道がんの摘出手術を受けて、7月まで入院していたのです。
それで、手術後12月経過の定期検査を先週受けて、昨日は主治医の診察でした。

 
間もなく刈り入れの始まる二条大麦です。黄金色の波が揺れています。この麦を原料に作られるのがビールや麦焼酎です。いずれも、去年の1月から一滴も口にしていません。
「検査の結果は、血液検査も造影剤を使ったCT検査も、ともに良好です。がんの再発は認められません」、告げられた主治医の診断です。心配していたがんの再発はなかったんです。
私からは、Droitの「身体の通信簿」の説明と、4月初めの発熱と加藤外科内科医院での検査・診察結果の報告、それと、時折、食物の嚥下に障害があること話しました。

そのあと、耳鼻咽喉科で咽頭がんの検査・診察を受けました。こちらも問題のない状態でした。

 ほっとして、家に戻ってきました。
次の検査と診察は3ヶ月後の8月に予約してきました。手術後2年間は、3ヶ月経過ごとに検査と診察を受ける必要があるのです。ちょうど、半分が過ぎたところです。
家へ戻って、野菜たっぷりのタンメンを作って食べました。

 


昼食をすませてから、広瀬川の諏訪橋の袂の木立の中で暮らしている太陽の鐘に会いに行きました。
「検査の結果、大事なかったよ」
<それは何よりだ。しかし、どうしてばんたび検査してるのだ?>
「それは、食道がんの手術を受けた後は、肺とか肝臓とかのほかの内臓や骨なんかにがんが発生しやすいんです。再発がんとかいうらしいのですが、それが起きていないかどうか3ヶ月ごとにチェックしなくてはいけないのですよ」
<そうか、それで、検査ってのは当てになるのか?>

 「がんの検査は、血液検査とCT装置で撮影した画像を専門医が見て行う画像診断ですから信頼性はすごく高いですよ、心配ないです」
<今回の検査でがんが見つからなかったというだけで、先々のことまでは分からないのだろう…>
「その通りです。今回の検査は、今年の1月の検査以降、先週までの間にがんが発生していないことを確認したわけですから、先の安全を保障しているわけではないです」
<それはちっと辛いな…>
「そんなことはないですよ、次の検査までの3ヵ月は、健康な人と同じ暮らしができるわけですから、そのことを喜びにします」
<なるほど、それはいい考えだ。元気で楽しめよ、3ヶ月を!>

  太陽の鐘の下の茂みの中でユキノシタが咲いていました。まるで、妖精が踊っているみたいです。
人の命は限りがあるものです。病気と付き合うようになって、「限り」ってことをどう考えればよいのか、ちっとんばい分かり始めた気がしています。

  太陽の鐘に会ったら元気が出ました。そいで、中央通り商店街の八百徳支店に寄りました。
「今年は漬けるからさ、漬けられるようになったからさ、20キロ、頼まァ~」、小梅20㎏を注文しました。
「良かったね、いいのが入ったら電話しますよ」、旦那が引き受けてくれました。
写真は、一昨年の5月27日に八百徳支店から運んだ小梅20㎏です。約4000粒あります。

  そして、こちらの写真が6月4日に桶から上げた小梅です。8日間でちゃんと漬けあがっています。カリカリ小梅です。
キキの料理教室第49回で、キキが「おヒゲ流小梅のカリカリ漬けの漬け方」をやりました。こちらでご覧になれます。小梅を漬ける方は参考にしてください。

今年は、塩ラッキョウに続けて、小梅も漬けます。

 八百徳支店からの帰り道、ゆすらごの実が色づき始めているのに出会いました。きれいですね。

夕方、加藤外科内科医院へ2日前に抜糸した裂傷の具合を診てもらいに行きました。
「はい、もう大丈夫です。これでおしまい!」って院長先生が宣言してくれました。お世話になりました、今後は気をつけます。

 

  ストックした筍が残り少なくなったので、筍ご飯を炊きました。これが、今シーズン最後の孟宗竹の筍のご飯です。青フキにも参加してもらいました。
椀は、和風ポトフ、新じゃが、新玉ねぎ、春キャベツ、大根、人参、ブナシメジ、オータムポエム、それにベーコンです。

  
新じゃがの味噌かんぷら、新じゃがと椎茸のきんぴら、それから豚肉の南蛮、トッピングはオータムポエムの花です。

一緒に食事をしているユキ子さんもほっとした表情をしてました。
昨年の5月20日は、手術のために入院して初めて外出許可をとって家へ戻ってきた日でした。5時間ほど家にいた記憶があります。(ブログの記事は2019年5月21日)。そして、翌5月22日の記事で、初めて皆さんに私の病が食道がんであったこと、そして手術を受けたことをお知らせしたんです。
前橋赤十字病院の医療スタッフと私の家族や友人の力で、私は生き続けてきました。ひたすら感謝しています。

 

5月20日の体温 7:20 36.8℃ 13:30 36.5℃ 21:00 36.8℃
    血圧 22:30 最高113 最低73
 今朝の体温は7:20 36.8℃、

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
4月12日に開催を予定しておりました第77回美登利会は第77回は、今しばらく余裕をもって準備させていただくことといたしました。開催につきましては、改めてご案内申し上げますが、誠に申し訳なく、どうぞお許しのうえ、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くろ)
2020-05-21 09:59:36
よかったです…
Unknown (富士山麓の住人)
2020-05-21 12:48:20
再発なくて、よかったです。
とは言いましても、コロナに天候不順に、体調を崩しやすい環境が続いております。くれぐれもご自愛ください!
ご心配かけます (ヒゲクマ)
2020-05-21 13:57:46
くろさん
ありがとうございます。
再発さえなければ、代用食道の多少の使い勝手の悪さは慣れで克服できそうですので、あんじゃあないみたいです。再発リスクの高い期間は術後2年ほどと聞いていますから、半分過ぎました。あと半分です。

富士山麓の住人さん
ありがとうございます。3ヶ月ごとのチェックですんで、3ヶ月ごとに喜んでいられるってのは、喜びの到来回数としては高頻度、ありがたきことです。新型コロナは、世間の大騒ぎほどに「恐怖」を感じていません、むしろ気温の乱高下が体調に響くようです。気をつけて夏を迎えます。
Unknown (こばん)
2020-05-22 12:13:10
再発がなくて、ホッとしますね。良かったです。
実家付近の広瀬川の景色に、胸がキュンとします。
良かったですね (アルフ)
2020-05-22 15:03:28
良いご報告を拝見して、こちらも嬉しい気持ちになりました。

初夏の陽気と思ったら3月に逆戻り、、、
気候不順な折、お体に気をつけて毎日を楽しんでください。
ご心配かけですみません (ヒゲクマ)
2020-05-22 17:39:03
こばんさん
術後2年ほどの間は再発の可能性がかなり高いらしく、3ヶ月ごとの検査・診察が欠かせないみたいです。3ヶ月毎に喜べるときを与えられたと思って付き合ってゆきましょう。
広瀬川はいいですよね…

アルフさん
ありがとうごあいます。
「生活することが楽しみなんです」って言えるようになりたいですね。それにしても気候不順、少々こたえてます。

コメントを投稿