朝倉田んぼは田植えで忙しい季節を迎えていました。
眼の検査のために前橋赤十字病院へ出かけたんです。病院の北側の田んぼ、耕運機が代かきをしている向こうに赤城山が見えています。
昨日は、私は眼科の診察予約が10時30分、糸駒も同じぐらいの時間に高崎駅から新幹線で東京の千駄木にある稽古場へ出かける日でした。
「ご依頼の梅が入りました…」って、八百徳支店のおかみさんから電話をもらったのが8時半過ぎ、慌てて車を出してもらって受け取りに行ってきました。今年は10㎏に減らしたんです。
群馬の白加賀です。大粒の3Lというサイズです。きれいでしょう。
黄色く熟す前に、陽に当たった実が紅色になってきたころが一番良い時期です。
梅漬けというと「南高」でないといけないみたいに言う人がいますけれど、南高の利点は皮が軟らかいことぐらいです。酸味や香りでは白加賀が勝っています。私は、30年ほど梅を漬けていますけれど、「白加賀」が大好きです。おいしい梅漬けができます。
病院へ出かける前に、大急ぎで水に漬けました。一晩おいて、今日、漬け込みます。
前橋赤十字病院は新病院へ引っ越しましたんで、わが家から4㎞以上離れていますが、自転車で通うことにしました。径路は、端気川沿いを南へ向かい、朝倉町の農村集落を抜けていくことにしました。
田植の最盛期を迎え、端気川は満水です。写真は文京郵便局脇の分水施設です。流れを三つに分けています。一番右は前橋工科大学のある上佐鳥町や公田町の田んぼへ向かいます。中央は、端気川本川を流れる水です。左が、朝倉町や西善町などへ向かうんです。前橋赤十字病院へお出かけの方は、左の水が流れる水路沿いを行けばよいのです。
溢れそうな水の流れる水路沿いの道を過ぎると、田んぼの中に病院が見えてきます。できそこないの戦艦ヤマトのプラモデルが田んぼに浮かんでいるみたいです。おかしいです。
で、病院が見えたからと言ってそっちに向かわないで、朝倉町の集落に入ってから、病院西側の広い道の信号のある場所にでられる道を抜けて行きます。広い道は信号のあるところが少ないですから、自転車は気をつけないとうんと遠回りさせられちゃいます。
病院の敷地の北西角にある信号を渡ります。この信号を渡ると病院の敷地に辿り着くのですが、玄関まではまだ500m以上あります。田んぼのど真ん中の病院は見えていてもまだ遠くです。
それにね、この信号を渡ったところにある入口、自動車は進入禁止になっていますけど、自転車と歩行者は入ることができます。入ってはいけないという表示もありません。でもね、入らない方がいいですよ。入って行くと病院の建物の近くにガードマンがいて、病院の玄関に行く通路を通させてくれません。もちろん職員や業者が利用できる通用口も利用できません。元へ戻るように厳しく命令されます。
田んぼに浮かんだできそこないの戦艦ヤマトのプラモは歩行者と自転車利用者にはすこぶる冷たいですからご注意を。
昨日は病院の建物の東にある駐輪場を利用しました。ここから玄関まで歩測したら、165歩でした。私の1歩は 0.71mですから、約100mあります。遠いです。玄関近くにチャリ置き場を設置できるスペースは十分にあると思うのですが、わざわざ建物の一番外れに配置されています。
従業員用のチャリ置き場は建物北側ですが、通用口に接して設けられています。面白いですね。
眼の検査の結果は良好でした。次回は、8月14日になりました。
10時過ぎに再診手続きをしたのですが、受付番号は350番でした。その時、チャリ置き場に置かれた自転車は東西合せて、13台でしたから、まあ、自転車で来る患者なんてゴミみたいな存在なんですよね。設計者にとっては想定する必要のない存在だったみたいです。なんてことない、おまけなんですね…
悲しいチャリ患者の悲哀をかこちました。
田植の終わった田んぼに、空と雲が映ってました。こういう風景をのんびりと眺められるのは、病院の敷地と建物に冷たくされたチャリ患者の特権です。快感ですよ…
田んぼの脇の耕作放棄地にはオオケタデの紅い花が目立ってました。道端には見上げるほどの大きくなったムクゲが真っ白な花をいっぱい咲かせていました。
という病院通いの帰り道は…
南苑で、牛肉の辛子炒めとしゅうまいの昼食になりました。久しぶり、おいしかったです。
両毛線の高架をくぐったところの端気川です。溢れそう、でも溢れない。
橋桁ぎりぎりまで水位が上がっていました。
わが家のクチナシです。見事に開いてくれました。実は、このクチナシ、初めて花を咲かせてくれたんです。
遅くに帰って来た糸駒と一緒の夕食、牛肉とマタケの醤油炒め、マタケ入りの生春巻き、そして、マタケの玉子チャーハンです。
おいしいタマネギ生活をちょいと休んで、マタケ暮らしとなりました。
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の吉啓、二代目吉駒と昭和12年から続けてまいりました美登利会を引き継がせていただきました。
二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
4月8日の第75回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。