菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
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2018/07/11  日記  夾竹桃

2018-07-11 19:51:00 | (2)日記

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今日のあれこれ: 夾竹桃

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(広島お魚ツアー
http://hoyatabetai.blog34.fc2.com/blog-entry-406.html

より転載




『キョウチクトウ(夾竹桃、学名: Nerium oleander var. indicum)は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木。和名は、葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることから。

分布・生育地
インド原産。日本へは、中国を経て江戸時代中期に伝来したという。

特徴
葉は長楕円形で、両端がとがった形。やや薄くて固い。葉の裏面には細かいくぼみがあり、気孔はその内側に開く。

花は、およそ6月より残暑の頃である9月まで開花する。花弁は基部が筒状、その先端で平らに開いて五弁に分かれ、それぞれがややプロペラ状に曲がる。ピンク、黄色、白など多数の園芸品種があり、八重咲き種もある。

日本では適切な花粉媒介者がいなかったり、挿し木で繁殖したクローンばかりということもあって、受粉に成功して果実が実ることはあまりないが、ごくまれに果実が実る。果実は細長いツノ状で、熟すると縦に割れ、中からは長い褐色の綿毛を持った種子が出てくる。

有毒な防御物質を持つため、食害する昆虫は少ないが、日本では鮮やかな黄色のキョウチクトウアブラムシが、新しく伸びた枝に寄生し、また、新芽やつぼみをシロマダラノメイガの幼虫が、糸で綴って内部を食べる。九州の一部や南西諸島では、キョウチクトウスズメ(スズメガ科)の幼虫が、葉を食べて育つ。

毒性
キョウチクトウは優れた園芸植物ではあるが、強い経口毒性があり、野外活動の際に調理に用いたり、家畜が食べたりしないよう注意が必要である。花、葉、枝、根、果実すべての部分と、周辺の土壌にも毒性がある。生木を燃した煙も毒[2]。腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要する。

中毒症状は、嘔気・嘔吐(100%)、四肢脱力(84%)、倦怠感(83%)、下痢(77%)、非回転性めまい(66%)、腹痛(57%)などである[3]。 治療法はジギタリス中毒と同様である。

中毒事例
   
枝を箸代わりに利用し、中毒した例がある[2]
   
フランスでキョウチクトウの枝を串焼きの串に利用して死亡者が出た例がある[2][4]
    1980
年に、千葉県の農場で牛に与える飼料の中にキョウチクトウの葉が混入する事故があり、この飼料を食べた乳牛20頭が中毒をおこし、そのうちの9頭が死亡した。混入した量は、牛1頭あたり、乾いたキョウチクトウの葉約0.5g程度だったという[5]。家畜がキョウチクトウを食べることで中毒症が問題になる。致死量は乾燥葉で50mg/kg(牛、経口)という報告がある[6][7]
   
福岡市では、200912月、「毒性が強い」として市立学校に栽植されているキョウチクトウを伐採する方針を打ち出した[8][9]が、間もなく撤回している[10][11]
    2017
年、香川県高松市内の小学校の校庭に植えられたキョウチクトウの葉を3枚から5枚食べた2年生の児童2人が、吐き気や頭痛などの中毒症状を起こし、一時入院した[12]

アレルギー
 
環境省によれば、1970年に喘息の発生が報告されている[13]

利用
乾燥や大気汚染に強いため、街路樹などに利用される。神奈川県川崎市では、長年の公害で他の樹木が衰えたり枯死したりする中で、キョウチクトウだけはよく耐えて生育したため、現在に至るまで、同市の緑化樹として広く植栽されている。高速道路沿いにもよく見られる。さらに、広島市はかつて原爆で75年間草木も生えないといわれたが、被爆焼土にいち早く咲いた花として原爆からの復興のシンボルとなり広島市の花に指定された。

薬用
オレアンドリン
キョウチクトウには、オレアンドリンなど様々な強心配糖体が含まれており、強心作用がある。ほかに利尿作用もある。しかし、同種は非常に毒性が強いため、素人は処方すべきでない。

オレアンドリン(oleandrinC32H48O9)は、キョウチクトウに含まれる強心配糖体で、分子量576.73、融点250℃、CAS登録番号は465-16-7である。ジギタリスに類似の作用を持つ。 ヒトの場合、オレアンドリンの致死量は0.30mg/kgで、青酸カリをも上回る[14][15]

文化
   
花言葉- 用心、危険、油断しない[要出典]
    8
14日の花[要出典]
   
檀一雄:夾竹桃忌
...』(Wikipedia




夾竹桃の俳句:



・アスファルト焦げたる午後の夾竹桃  山田佳乃



・テロテロテロ夾竹桃は血色なる  荒井千佐代



・玉音を聞きしこの駅夾竹桃 榊原麦子



・駆落のあとの日常夾竹桃  吉田葎



・わが日を返せ夾竹桃のその色の 津沢マサ子



・平凡に生きて夾竹桃は嫌ひ  十河波津




夾竹桃の花咲く季節は、梅雨だったり酷薄な日照りだったりする。
穏やかに気持ちが和むような季節ではない。

酷薄な季節には予期せぬ災難や災害がやって来ることが多い。
今回の西日本豪雨もそうだ。災害地にも夾竹桃が赤い花を開いているだろう。

俳人たちも、それぞれの思いと夾竹桃を詠んでいる。
物皆焦げる日照りの午後、満足そうに紅い花を咲かせている夾竹桃には強いが何か好きになれない。

終戦の夏、玉音放送が流れる中、うち伏す日本人には関わることもなく紅い夾竹桃は咲いていた。
今は少なくなった戦中世代にとっては、夾竹桃の紅い花は敗戦の色であることは変えることができない。

吉田は駆け落ちの後のジリジリと焼ける日々と夾竹桃と切り離すことはできない。

津沢はどんな事があったのか語らないが、その日々は実ることのない徒労に満ちていたのだろう。


檀一雄は夾竹桃が好きだった。
そのため、檀の忌日は夾竹桃忌となっている。
檀が好きだったのは宮崎のこどもの国の夾竹桃並木だったそうだ。
夾竹桃の花は白と赤があるが、檀一雄の夾竹桃は赤でなければならない。

既に2016年に筆者の夾竹桃については書いた。
眠られぬ夜が白むと隣の日蓮宗の信者の朝のお勤めが始まる。
平太鼓のうち続く音は、心を休ませるというより何か不安を掻き立てるように聞こえた。
新任地で慣れない仕事と慣れない環境と酷薄の暑さの中で、ジリジリとした日々が続いていた。

隣の家の植込みが夾竹桃だった。
植込みにしては意図的にだろうか高く生い茂った夾竹桃には真っ赤な花がビッシリと咲いていた。

十河は夾竹桃は嫌いという、事情は判らないが、酷薄な紅が嫌いなのだろう。
筆者も紅い夾竹桃は好きではない。





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