菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
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2017/10/11  日記  新酒

2017-10-11 19:33:00 | (2)日記

2017/10/11 (水) 旧暦:822日 祝日・節気:  日出 :543分 日没:1711分 月出:2145分 月没:1114分 月齢:20.9 干支: 辛未 六曜: 大安 九星: 八白土星

今日のあれこれ: 新酒

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(花の舞酒造
http://www.hananomai.co.jp/information/654.html
より転載




新酒の意味は、2つあり、使い分けが必要のは面倒だ。
酒造りの面では、醸造年度内に作られたものが新酒になる。
年度の始まる毎年7月以降に造られ、そして翌年の年度末6月までに市場に出た日本酒のことを新酒としている。


もう一つは、俳句などの伝統的な世界での新酒。
これは、その年にとれた米でつくった酒を新酒もしくは今年酒(ことしざけ)と呼ぶ。

酒造の世界でも、昭和39酒造年度まで、酒造年度は「101日から」と定められていた。
蔵元では101日を「酒造元旦」として祝日としていた。
こうした伝統から、昭和53年に日本酒造中央会が、101日を「日本酒の日」としている。
今では、「ひやおろし」のイベントが開催される。



新酒の俳句:



・「白子宿」てふ銘の新酒や佐渡生れ  柴崎甲武信



・越後より灘より新酒便りかな  稲畑廣太郎



・下戸の吾も飲める新酒の「京女」  吉本昭子



・鰻重とくれば尾張の新酒かな  益本三知子



・鬼貫や新酒の中の貧に處す 与謝蕪村




全国津々浦々にその土地の酒がある。
新酒を待ちわびている呑助がいる。

蕪村の句。
「几董と鳴瀧に遊ぶ」と添え書きがあり、俳人上島鬼貫と一緒に遊んだのだろう。

鬼貫は伊丹の造り酒屋の三男で裕福な家に生まれたのだろうが、俳諧師として清貧に暮らした。
遊び好きな蕪村は、新酒の賑やか季節にも清貧に生きている鬼貫を讃えている。





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