菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
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2018/07/19  日記  水羊羹

2018-07-19 21:08:59 | (2)日記

2018/07/19 () 旧暦:67日 祝日・節気:  日出:438分 日没:1855分 月出:1113分 月没:2313分 月齢:6.01 干支: 壬子 六曜: 赤口 九星: 六白金星

今日のあれこれ: 水羊羹

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(京菓子處 鼓月
https://isetan.mistore.jp/kyoto/product/0130900000000000000000765500.html?rid=7962180fa5614cb99bf0c6dc369bb4c0
より転載 )



『水羊羹 みずようかん/みづやうかん
2010/03/25

三夏

煮溶かした寒天に砂糖と餡を少しづつ加えて作る。普通の羊羹よりも水分が多いため、さっぱりした味わい。冷蔵庫などで冷して食べる。

かげ口は寂しきものや水羊羹
長谷川春草 「春草句帖」』
(季語と歳時記)



『水羊羹
水羊羹(みずようかん)は、かつては御節料理の料理菓子として冬の時季に作られたが、現在は御節料理としての風習も忘れられ、冷蔵技術の普及と嗜好の変化から通年化の傾向が強く、主に夏に冷やして食されることが多い。

御節料理としての風習は東日本の一部の地域[13]に現存する。かつては、木枠の型(羊羹舟)でつくられた水羊羹を切り売りしていた。往時の名残として、厚みのある箱や容器に水羊羹を流し込んで販売する店が見られる。

現在は、流し箱タイプのほか、アルミ缶やプラスチックカップに入った製品が市販され、高級和菓子店では棹物として、竹筒に入った製品なども販売されている。』
Wikiedia


水羊羹の俳句:



・綺麗好きの父にてありし水羊羹  渡辺水巴



・水羊羹折目正しき母なりき  藤井久仁子



・几帳面な人かもしれぬ水羊羹  渡辺真奈美





たかが水羊羹、されど水羊羹。

俳人たちは、水羊羹を前にして、居住まいを正している。
綺麗好きの父を想い出し、折り目正しい母を想い出している。
それぞれ、父母を懐かしく思い出し、自分に引き継がれている、性格をしみじみと感じている。
渡辺は、几帳面として一般化すらしている。

水羊羹の形状は、丸いものや、三角や色々あるが、伝統的には四角く棒状のものを切り分ける事が多い。
切られて角が立った水羊羹はキリッとしている。凛としている。
そこに水羊羹への思い入れが発生する。

考えてみれは、すべてはそれぞれの性格によっている。
口に入れる物については特にそうだ。
好きな料理、好きな酒、お菓子、好きな果物...嗜好は性格を基盤にしている。

日本酒でも味わいが濃く厚いもの、酸が立つもの、辛味のパンチがあるもの、水口で後口が切れるもの、爽やかな香りのもの...好きなポイントは人それぞれ。

丼の食べ方も、人それぞれ、上の具と下のご飯を引っ掻き回して食べる人。
カレーライスの食べ方も、別れているルーとライスをかき混ぜて食べる人、ルーはルー、ライスはライスで別に食べる人、人それぞれ。

デートの日食事していた二人。
眼の前でカレーを食べていた相手を見ていた彼女が、突然心の中でつぶやく。
無理!

たかが水羊羹、されど水羊羹。




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