菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。
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2012/03/29 日記 菜の花

2012-03-29 23:00:25 | (2)日記


2012/3/29(
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今日の季語: 菜の花

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(花暦 より転載)

『菜の花(なのはな、英語:Tenderstem broccoli)は、アブラナまたはセイヨウアブラナの別名のほか、アブラナ科アブラナ属の花を指す。食用、観賞用、修景用に用いられる。
アブラナ属以外のアブラナ科の植物には白や紫の花を咲かせるものがあるが、これを指して「白い菜の花」「ダイコンの菜の花」ということもある。
...
文化
菜の花は身近な春の光景として親しまれてきたため、文学や言葉に登場することも多い。 文学作品などに登場する菜の花は、明治以降は栽培が拡大したセイヨウアブラナが主体と見られる。

菜種梅雨
春雨前線が停滞する頃の雨の多い時期、ないしその雨を指す言葉。気象庁がその時期を明確に定めているわけではないが、主に3月半ばから4月前半にかけてのぐずついた天気を言う。この時期には、関東南部から九州にかけてアブラナが開花している事から名付けられた。ただし、いわゆる6月下旬から7月中旬の梅雨で起こるような激しい豪雨になる事は比較的少ない。
辛島美登里の曲。やまとなでしこ(東芝EMI TOCT-24943)に収録されている。NHKみんなのうたでもおなじみの曲である。

菜種月
春先によくみられる、かすみの掛かった月、おぼろ月

俳句(春の季語)
与謝蕪村(1716-1783年)は、菜の花(堀田満によれば、在来種アブラナ)をいくつもの歌に詠みこんでいる
菜の花や 月は東に日は西に
菜の花や 鯨もよらず 海暮ぬ
菜の花や 摩耶を下れば 日の暮るる (「摩耶」とは六甲山系の摩耶山のことと考えられる。眼下は神戸の海)
菜の花を 墓に手向けん 金福寺
なの花にうしろ下りの住居かな(一茶)
菜の花の遙かに黄なり筑後川(夏目漱石)


山村暮鳥は1915年の作品「風景 純銀もざいく」で、「いちめんのなのはな」という言葉を淡々と連ねるという、平易ながら斬新な手法で風景を表している。

唱歌
高野辰之の作詞による「おぼろ月夜」(岡野貞一作曲)では、「菜の花畑に入り日うすれ…」と歌いだされる。時代から見てセイヨウアブラナまたは、着想を得たとされる飯山市で栽培されている野沢菜とみられる。

料理
炒り玉子を菜の花にみたてた「菜種あえ」、「菜種焼き」など...』(Wikipedia


菜の花の俳句:

・菜の花がしあはせさうに黄色して 細見綾子

・菜の花にのどけき大和河内哉 大島蓼太

・菜の花のどこで逢ひてもよき黄かな 後藤比奈夫

・菜の花の黄の旅の夜の夢にまで 成瀬正俊

・いちめんの菜の花といふ明るさよ 行方克己


芝桜の桃色、蕎麦の花の白、菜の花の黄色。
一つ一つの花は小さくとも、見晴らす限りの花ということになると、その色に圧倒される。

わけても菜の花の黄色は、目の底に染みこんでくる鮮烈さがある。
蕪村の句。
・なの花や月は東に日は西に
は、太陽と月の千両役者を向こうに回し、世界を魅了している菜の花の美しさを静止画のように切り取りながら、春の日が過ぎてゆく動画の世界も詠まれている。

細見が詠むように菜の花の黄はしあはせなのだ。

今日は、菜の花が幸せそうな一日だった。




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