母島

2010年12月31日 | ★ 【 旅ゆけば~ 】 

ここは母島



父島に比べて緑豊かな島だ



母島へは少し小さめの船で行く



そう、都道なのだ



ガイドのお兄ちゃん、父島より母島のほうが好きだという。



母島は戦前までは悔恨が進んでいた。


サトウキビ栽培で結構豊かな暮らしをしていたという。


今ではサトウキビ栽培は廃れ、わずかに庭先や境界境にススキのような穂をつけている。



何をもって「外来種」というのかわからないが、固有種の植物・動物を保護しはじめている。


外来種は伐採され、また、樹木を枯らす注射をうって、排除しつつある。


これも世界自然遺産へのステップだという。



この樹林はすべて外来種


マキ材用にと、植えたものが主のようにはびこっている。


もう70年以上は経っている。


根をおろして住み着いた姿だ。



上は波止場があったところだ。


左側の山の頂上はすべて開墾され、サトウキビ畑だった。


沢山取れすぎたため、これ以上開墾するなというお達しがでたそうだ。


そこで、旧島民は南瓜き切り替え、豊かに暮らした。


この写真と同じ位置のセピア色の写真を見せてもらった。


女の子は綺麗なワンピースを着ている。


旧島民は三越デパートの通販で買い物をしていたという。


当時としては結構裕福な生活をしていたことが分かる写真だった。



蛇はいないが、このようなトカゲがうじょうじょとう蠢いている。



島の北端には旧尋常高等小学校があった。


下の写真、左側の円柱は校門。


臼を幾つも重ねて造ったものだ。


ガジュマルの木が生い茂り、往時の姿はこの臼と石垣しかない。


 




 


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