2015年2月6日
▲フォークシンガーの笠木透さんが亡くなって、1ヶ月余りが過ぎた。演奏はもちろん、その生き方は多くの人たちに影響を与えた。今、共に音楽活動をした人たちによって、追悼コンサートが各地で開催されている。
▲初めて聴いたのは86年名古屋、その前年から坂庭省悟さんらと組んでいた「フォークス」のコンサートだった。どちらかと言うとハーモニー重視派の僕だが、笠木さんの力強い声と演奏に圧唐ウれた。その時に歌われ今でも覚えているのは、「松原市立松原第七中学校校歌」である。
▲85年に開校するにあたって、先生から「心に残る校歌を作ってほしい」と手紙が届いた。今までになかった依頼に当初はびっくりしたそうだが、「校歌で表現したいことは何か」などアンケートをとり、生徒たちと何度も話し合いをして作ったのだと言う。「こんな歌だったらよかったのに」なと、とても羨ましく思った。
▲フィールド・フォークを提唱し、マスメディアにほとんど頼らず全国津々浦々でコンサートを行い続けた。「私の子どもたちへ」「わが大地のうた」などオリジナルは800曲を超えている。平和な世界を願い亡くなる直前まで歌い続けた笠木さん、その思いをつなげていくことが今、とても大事だと思う。
▲後藤健二さんが殺害された。暴力は絶対に許せない、しかし武器をもったままでは世界に受け入れられないことを、現政府は自覚しないといけない。未来ある子どもたちのために、大人が頑張ることが求められている。
#松原市立松原第七中学校校歌
作詞:笠木透 作曲:坂庭賢亨
1、森の緑を 見つめている
鹿のような 瞳きらめき
未来を思えば 心ふるえて
走り出したい 青春ならば
* 野に咲く花の 好きな人たち
心やさしい この街で
生まれ育った 私たち
七つの星は 仲間のしるし
私の 松原第七中学校
2、海の広さを 泳ぎまわる
魚のような しなやかな手足
悲しみの日々も あることだろう
絶望はしない 青春ならば
*(くりかえし)
3、空の高さに あこがれる
鳥のように 飛んでゆきたい
一人に一つの 生命を抱いて
たった一度の 青春ならば
*(くりかえし)
【今日は何の日】
http://today.hakodate.or.jp/m02.htm
【今週の一句】
酒飲み川柳
ただの風邪
それでも白い
目でみられ
(電車内での出来事)
【今週の歌】
・「松原第七中学校 校歌」…FOLKS
いい歌だなって、ほんと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=xTa4O339j7w
【今週のグルメ情報】
・「中華そば いぶき」…天神橋筋六丁目駅から徒歩約3分
ガツンとくるさっぱり味、具だくさんなのも気に入りました。美味しい中華そばでした。
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27062565/
【追伸】
笠木透さん「あの日の授業」「君は君の主人公だから」等も、大好きな歌です。今度歌う機会があるときは、曲目に入れようと思います。
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