評価 (3点/5点満点)
千田琢哉さんが、建前ではなく本音で「成功するための」「今を生きる思考」について語ります。
・成功すればどんな過去でもプラスになる。
・頭が悪いなら、それを自覚して他の分野で勝負をしろ。
などなど、読者の魂に揺さぶりをかけ、人生を正のスパイラルへと導くきっかけとなる言葉が綴られています。
「人それぞれに器があり、役割が定められている」
この人間社会の不変の事実を、勇気を出して正面から受容すれば、私たちの人生は大きく変わることでしょう。
【my pick-up】
◎今やらない人の多くは、死ぬまでやらない
躊躇して結局やらない習慣になった人は、それがそのまま人生を創る。つまり「やった」総数が何桁も少なくなって、うだつが上がらない人生が確定するというわけだ。私が会社員の時代にも、そういう連中はとても多かった。少なく見積もって、彼ら彼女らの8割が、うだつの上がらない人生を歩んでいる。その原因を分析してみると、やはり「やった」総数が圧倒的に不足していたこと以外に考えられない。
◎10代で勉強をサボった人は、頭脳労働には向いていない
「10代で勉強をサボった人」という表現はまだ甘く、より正確には「10代で勉強の成果を出せなかった人」だ。頭脳労働というのは、物事を深く考え抜く力がなければ、お話にならない。そして、その力は10代の頃にどれだけ深くまで粘り強く考え続けることができたかで、もう決まっている。