評価 (3点/5点満点)
2013年に刊行された同タイトルの令和版が出ました。
「遊ぶように働く、遊ぶように生きることが誰にとっても幸せな働き方や生き方のベースである」
という著者の想いは当時と変わらずに、最近の働き方の変化を今回の令和版に反映しています。
・これから社会に出て行く皆さんにとって最も大事なのは、問いを持つこと。
・目の前の自分にできることに向き合い、真摯に生きていくしかない。
・価値観を外側ではなく、自分の内側につくる。
以上のような本書のテーマを噛みしめ、社会人に求められること、社会人としてのあるべき姿を考えてみましょう。
【my pick-up】
◎聴くから伝えるへ。自分から発信する強さを持つ
例えば会社であなたがただ人の話を聴くだけの受け身な態度で過ごしていたら、どうなるでしょう。先輩や上司の指示に従うだけにねってしまうかもしれませんし、あなたの意見やアイデアを仕事に活かすこともできないかもしれません。人の意見をただ聞いているだけではコミュニケーションが深まることはありません。恥ずかしさを理由にいつまでも発信することを避けていれば、誰もあなたのことを深く理解することはできません。手を挙げ、自分から発信する強さを持つことが、クラスや会社というチームに参加することであり、社会に貢献することなのです。
◎自分を成長させる時間は意識的につくりだす
皆さんは就業後や休日に、自分を成長させる時間をつくれているでしょうか。自分を成長させるための時間は、意識的につくらないといつまでも確保できないものなのです。大事な学びを得て、自分の心柱をつくりたいと本当に思うなら、覚悟を持って何かを手放し、学びの時間をつくって下さい。その覚悟が学生時代とは違う社会人としての覚悟なのだと私は思います。
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