超! 自分マネジメント整理術 行動科学で3倍の成果を上げる方法 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2008-08-25 |
評価 (4点/5点満点)
日本の「行動科学マネジマント」の第一人者である石田淳さんが、意志の強さや性格にかかわらず誰でも実践し続けることができる整理術を紹介している。
本書で取り上げる整理とは、「重要なもの」と「不要なもの」を素早く正確に見分け、不要なものを取り除くというテクニックで、具体的には次の4つのステップから成る。
STEP1: 行動を細かく分解し「重要なもの」と「不要なもの」を見極める
・見極める基準は「その行動が成果に直結しているか?」の一点
STEP2: 成果に直結している「ピンポイント行動」を一目でわかる形に表現する
・「ピンポイント行動」は回数を増やす
・無駄な行動、余分な行動はやめる(または減らす)
STEP3: 「ピンポイント行動」を計測し、成果との因果関係を確認
・因果関係がなければ、それは「ピンポイント行動」ではない
STEP4: 「ピンポイント行動」の実行を継続し、習慣化する(行動の強化)
・ポイントカードによって行動したということを評価
以上の「自分マネジメント整理術」が、具体的な事例、筆者の経験等から裏づけされており、大いに参考になる1冊。
<my pick-up>
「忙しいからこそ、環境の整理を徹底しておく」
「3か月に一度何が何でも、一人当たりダンボール1箱分のモノを捨てる」
「ファイル名、フォルダ名のルールづけ。ファイル名の頭は日付」
「私はそのとき取り組んでいる仕事の目的から外れている情報に対しては、あえてアンテナを立てないようにしている」
「とにかく何かをしているときは、その場で電話に出ない、というのが基本ルール。後で改めて、折り返しの電話をかける」
「ご趣味は?と聞かれると読書ですと即答するほど、本を読むことが好きです。1か月にだいたい30~40冊読みます」
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