どうしても叶えたい夢がある人の時間術 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2009-09 |
評価 (3点/5点満点)
人気メルマガ「ビジネス選書&サマリー」の発行人である藤井孝一さんが、自分の夢を叶えるための時間術を紹介しています。
今や、「忙しい」が口癖になっている人は仕事ができない、「忙しい」をいい訳にしている人は現状を変えられない、ということはビジネス書・自己啓発書の定説となっていますが、相変わらずこれが改善できていない人が結構います。「忙しい」を口にしないよう意識するだけでも、仕事・人生が良い方向へ転換していきますよ。
【my pick-up】
◎年収2000万円以上の人の時間の使い方
夢を実現したいのなら、体を動かすことも大切です。
自分の夢とスポーツは関係ない、と思った人は、経営者たちのほとんどがスポーツに一定の時間を割いているという事実を知らないのでしょう。彼らは、体が資本だと知っている。だから、体を動かすことを欠かしません。
雑誌「プレジデント」のアンケートによると、年収2000万円以上の人と、600万円以下の人とを比べた場合、前者のほうが明らかにスポーツにかける時間が多いという結果が出ていました。週末だけではなく平日にもスポーツをするそうです。
◎人から学ぶときは「なぜ?」に注目する
目標とする人がどんな人でも、全人格的に尊敬できる人、そのすべてを真似すべき人など、絶対に存在しないと思います。私も仕事の面で尊敬している人は何人かいますが、その人たちと私生活まで同じにしたいとは思いません。
◎成功者は、どんなに忙しくても計画を立てる
計画を立てるという作業は、いわゆる「緊急ではないけれど、重要な案件」ととらえてください。
重要なのに緊急ではないことは、目の前のことで精いっぱいになっているうちにあと回しになってしまう-だから、それをやるための時間を先に確保しておく必要があるのです。
◎「他人のペース」に振り回されない
私は歓送迎会や、新年会、忘年会など、あらかじめ決められた飲み会には参加しました。ただし、1次会までと決めていました。引き留められても、絶対に2次会以降は参加しないと決めたのです。そうすれば、21時には退散することができます。
また「帰りに一杯どう?」などと急に飲みに誘われたときは、丁重にお断りしました。相手が上司であっても断りました。
◎もったいない時間の使い方をするな
私はサラリーマン時代、あるときからほとんど残業をしなくなりました。残業代をもらうのは、自分の時間を切り売りするのと同じことだと考えていました。
もちろん、会社勤めをしている以上は、多少は残業をせざるをえません。けれど、自分の時間をすべて捧げてしまうのはナンセンスです。