「話し方」で仕事力は3倍上がる! 価格:¥ 945(税込) 発売日:2009-04-21 |
評価 (3点/5点満点)
コミュニケーションの入り口である「話し方」と「聞き方」について、ベストセラー『人は「話し方」で9割変わる』の著者である㈱話し方研究所会長・福田健さんが秘訣を伝授します。
言い方ひとつで相手の受け取りがまったく違ってくるのを実感する1冊です。
【my pick-up】
◎一見「いい上司」は危険だ
一見いい上司、ものわかりがいい上司、フランクでとっつきやすいという上司が、上に対しては弱かったり、あるいは何かあったときに無責任ということもある。
◎上司の人物を見抜くポイント「情報の所有度は高いか」
情報の入手が早い、確実な情報を握っている-こんな上司は、判断、意志表示が迅速かつ的確である。したがって、仕事において有能とされ、上層部の信頼も厚い。言ってみれば、将来の有望株である。
◎有能な上司に積極的にアプローチしよう
クセのある、とっつきにくい上司には、仕事のできる人が多い。話しやすい、近づきやすいからと、力のない人にばかり寄っていっても、刺激は少ないと承知しておこう。
◎部下に対する上司の心理が変わるとき
部下の仕事の能力が上司に接近し、仕事における優位性が保てなくなると、部下に対してどのようにリーダーシップをとればいいか、心もとなくなってくる。
部長が直接部下を呼んだりすると、気軽にすっと立ち上がって近づき、一緒に話に加わる。こういう上司ならよい。
反対にコンプレックスの強い上司、面子を重んじる上司、仕事の力がない上司-であればあるほど、部下は余計な気を使わなければいけなくなる。
◎職場での困った一言「いくらなんでも、それはムリですよ!」
ムリですというホンネは、結果として認められるものであって、最初から、争って言うべきものではない。