景虎

DUFOUR 325

緊急入港

2012-04-12 17:05:02 | Weblog

マリーナ最後のアプローチは上りの為曳航


暑い一日


夕焼け

11日、6時起床ハーモニートランス返却、電気コード&出入KyeCade返却保証金返却依頼、8時約束のマストヘッドLED交換は結局10時に来る。
10時半出港、風はアゲインストで13時にラウトカ着アンカリング、13時半に出国手続き行くとオフィスは14時からで少し待つ。客は私一人だが新人が居て新人を教育しながら画面インプットするので結局2時間も掛ってしまった。

景虎に戻りエンジンを掛けようとすると電源が入らない。バッテリー室を見ると過充電防止装置?の下にトランジスタの様な物が溶け落ちている。原因はそれかと思いバッテリー直結インバーターでハンダ付けしようとするが熱が足りなく無理。エンジンバッテリーとハウスバッテリー直結してもスターターに電源が来ない。

諦めてそのままアンカリング泊する事にして20時就寝。
12日6時起床、エンジンが掛らないのでウィンドラスが使えない。
ハーモニーの杉原さんから前夜、バッテリープラス端子からスターター端子に直結する旨、アドバイスを頂いたのでトライするもダメであった。

幸い風は無いので今がチャンスとアンカーアップ後のコントロール用にメインセールを上げて準備し26mのチェーンを引き上げる。手動で引き上げるが大変重い、特に最後の泥に食い込んでいるアンカーはビクともしない。別ラインでメインハリヤードウィンチを使いアンカーを引き上げる。景虎はゆっくり岸に向かい流れ始める。メインセールは役に立たない。急遽、テンダーに2馬力船外機をセットし横抱きにして間一髪で袋小路状の岸辺を抜け出す。

徐々に風は上がり3ノットで13時にデナラウマリーナの入口に到着。
杉原さんにマリーナから曳航艇を出して貰う様連絡して貰うが4馬力の船外機艇しかなく、曳航を諦めてセーリングで狭く長い水路にアプローチ。最後にカーブを抜けると上りとなる為テンダーで引っ張れる準備をしていたが、上りの部分はマリーナボートが引っ張ってくれなんとかポンツーンに舫う事が出来た。

早速、YachtHelpにエンジン修理を依頼するとイミグレに電話し、緊急入港で本日中に修理出港ならばそのまま出国しても良い旨連絡を受け、直ぐにエンジニアを派遣してくれたが結局4時迄には修理出来ず、明日8時に来ると言って帰ってしまった。
最後の報告は意味が分からず国際携帯で杉原さんに通訳して貰い、インジェクター迄燃料が来ていないので修理に3日位掛ると言う。

長引くので明日、カスタムが来て再度入国手続きする、16,000円位掛るとの事。こんな事なら最初からカスタムに来て貰えば良かったと思ったが、杉原さんからはフィジー出国前に問題が発生して良かったのでは、、、と言われ納得。

色々有って大変疲れた一日であった。
シャワー後のビールで生き返る心地であった。