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備忘録【4/30】 VS オリックス ≪11勝14敗1分≫

2024年05月04日 07時53分39秒 | マリーンズ2024
≪2024/4/30≫

【オリックス0ー1ロッテ ( 2024年4月30日    ほっと神戸 )】

≪対B:3勝1敗≫

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が30日、オリックス戦で7回を4安打無失点。4試合連続となるハイクオリティースタート(7回以上、自責点2以下)で、今季3勝目を挙げた。スライダーを1試合では過去最多の30球投じるなど投球の幅を広げ、ハイクオリティーな毎回で今季初の2桁10奪三振をマーク。昨春WBCの侍ジャパンの同僚で、親友でもある宮城大弥投手(22)に投げ勝った。

 負けられない。宮城との投げ合いが、令和の怪物に力を与えてくれた。佐々木が虎の子の1点を守り抜く。ドジャースなどメジャー6球団のスカウトが見守る中、今季3勝目を挙げた右腕は「(宮城は)何より一番いい投手だと思うので気持ちがいつもより入ったし、いい集中力で投げられた」と穏やかな笑みで振り返った。

 好守に助けられ、波に乗った。初回。先頭の西川に四球を与え、続く森に左中間二塁打された。だが、見事な中継プレーで西川の生還を阻止。4回まで毎回安打を浴びたが粘り、7回まで投げきり決定打を許さなかった。

 投球の幅の広がりが、今季初の無失点投球を呼んだ。直球の最速は158キロ止まり。スライダーは昨季はほぼ右打者限定だったが、左打者へのバックドアも投じた。全108球のうち、1試合では過去最多となる30球で、割合は27・8%。スライダーでカウントを整え、「いいところに決まったのでそれに尽きる」というフォークで7三振を奪った。スライダーでの3奪三振を含み今季最多10奪三振。8回を投げた宮城の13奪三振を下回り、「ちょっとなんも言えないです」と笑ったが、一方で「今日はしっかり良い仕事ができたかなと思います」と胸を張った。

 同じ01年生まれの宮城とはU18高校日本代表からの長い付き合い。昨年3月のWBCでは、侍ジャパンの一員に選出された。ともにダルビッシュ(パドレス)に弟子入りし、技術論を習得。世界一に輝いた際にはインスタグラムにツーショットを投稿するなど、仲が良いだけでなく、互いに実力を認め合う好敵手でもある。通算5度目の対決で3勝目となったが、序盤から全開だった宮城の投球に背中を押してもらった。

 ほっと神戸で初登板。昨年3月からテレビCMに出演する「ほっともっと」の名が冠せられた球場で「初回はかみ合わなかった」と言いながら、2回以降は適応力の高さを見せ、初登板の球場での連敗を3で止めた。1年間フル稼働することが、今季の最大のテーマ。「状態を上げて次もいい投球ができるよう頑張ります」。力強いまなざしで先を見据えた。(大内 辰祐)

 ≪自身17度目の2桁奪三振≫佐々木(ロ)が7回10奪三振の無失点で3勝目。ゲーム2桁奪三振は昨年7月12日のオリックス戦以来自身17度目。そのうちオリックス戦は5度目となり、日本ハム、ソフトバンク戦の各3度を上回る最多回数。また、オリックス戦は通算8勝目で、こちらも楽天戦の4勝を上回る最多とこのカードを得意にしている。なお、相手の宮城(オ)も自己最多タイの13奪三振。両軍先発がそろって2桁奪三振は、昨年7月7日巨人―DeNA戦の戸郷(10三振)、今永(15三振)以来。パでは22年7月13日ソフトバンク―オリックス戦の千賀、宮城(ともに10奪三振)以来となった。


 ロッテの佐々木朗希投手(22)が30日のオリックス戦(ほっともっと神戸)に今季5度目の先発。相手先発は同学年の親友でもある宮城大弥投手(22)。プロ通算5度目、今季初の投げ合いで7回108球を投げ10奪三振無失点の力投を見せ今季3勝目(1敗)を挙げた。

 佐々木朗が今季初の2桁10奪三振で、初の無失点投球で今季3勝目を挙げた登板を振り返り、吉井理人監督(59)は「ランナー出てからもしっかり去年も投げてたんで、特に去年から成長したなって感じではないです。春先よりは調子が上がってきたって感じはあります」と淡々。続けて「真っすぐ」が調子を見る一つのバロメーターであると語った指揮官は「球速もそうですけども、あとコントロール。フォームの力感とかもそうですけど。しっかりなんか足が使えるようになってきた感じには見えます。これは本人の感覚なんで、わしは勝手に言ってるだけなんで」と語った。

 また、1―0の9回を締めた益田については「1―0のゲームで最後締めるのは結構大変なことなんですけども、さすが経験のあるピッチャーだなと。全然本調子じゃないとは思うんですけどね。これで調子上げていってほしいと思います」と称えていた。


 ロッテの佐々木朗希投手(22)が30日のオリックス戦(ほっともっと神戸)に今季5度目の先発。相手先発は同学年の親友でもある宮城大弥投手(22)。プロ通算5度目、今季初の投げ合いで7回108球を投げ10奪三振無失点の力投を見せ今季3勝目(1敗)を挙げた。

 ファンも期待に胸を高鳴らせる“ろきみや対決”。2人の対戦は昨年9月10日以来、プロ通算5度目。対戦成績は佐々木が完全試合を達成した試合を含めて2勝1敗。チームとしては4戦2勝2敗。今回の5度目の対戦は佐々木朗が7回10K無失点、宮城は8回13K1失点だった。初回からの投球、全体的に見ても内容的には互角か、宮城が少し上回っているようにも見えた。

 しかし勝ったのは佐々木朗で、負けが付いたのが宮城。しびれる1―0の試合を振り返り「前回の試合もそうだったので、いいピッチャーの時は抑えないと勝てないので、そこに関しては今日はできたのでよかったかなと思います」と素直な思いを口にした。

 そして宮城については「1番いいピッチャーだと思うので、自分の中でもこう…気持ち自体はいつもよりも入りましたし、いい集中力で投げられたかなと思います」と、普段よりも気合や集中力が高まった中での108球だったと語った。

 連絡は「たまにはい、取ります」。マウンドに上がれば最強のライバル、マウンドを離れれば心許せる同学年の友――。これからの日本野球界を引っ張っていく22歳の2人の対決は、今季、まだ始まったばかりだ。


 【森繁和 視点】今までにない配球パターン。思わず「凄い」とうなった。7回、佐々木は先頭・宗に3ボールとなった。四球は出したくない場面で4球目は直球でストライク。次も直球、と思ったら外角スライダーでストライクを取った。最後はフォークか、とみていたら内角にスライダーを投げ込んで空振り三振。「ニュー朗希」と言っていい。

 試合後、本人は「フォークが良かった」と話していたが、この日はフォークとスライダーの見分けがつかなかった。球速が140キロ台、130キロ台とわずかに違うだけで、オリックス打線も戸惑ったと思う。直球とフォークが決め球の佐々木のフォームは、いわゆる「縦振り」。

スライダーも手首をひねらず縦振りのまま投げるため、横に曲がるのではなく縦に鋭く落ちる。フォークと見分けがつかないのも道理だ。

 7回、110球前後。この投球を続ければ規定投球回にも届くだろうし、チームに勝利も呼べる。球数を減らす上でも、この日の「インスラ」は新たな可能性を感じさせた。


 ロッテの佐々木朗希投手(22)が30日のオリックス戦(ほっともっと神戸)に今季5度目の先発。相手先発は同学年の親友でもある宮城大弥投手(22)。プロ通算5度目、今季初の投げ合いで7回108球を投げ10奪三振無失点の力投を見せ今季3勝目(1敗)を挙げた。

 敵地でのヒーローインタビュー。佐々木朗は、宮城とのしびれる1―0の試合を振り返り「守備に助けられ、そこから何とか粘りながら投げることができました」とホッとした表情を見せた。続けて「相手ピッチャーがいいので、中々点が入りにくかったと思うんですけど、何とか1点を取ってもらって…助かりました」と宮城を“称え”つつ、打線に感謝した。

 そして天気が気になる中で、敵地ながらマリーンズファンからの熱い声援に背中を押されながらの今季初0封。「素晴らしい声援でした!」と少し遠慮がちながらもニッコリと表情を崩した。初のほっと神戸のマウンドで、今季初の2桁10奪三振で今季初の無失点投球と“初尽くし”の力投に、敵地スタンドに駆け付けたロッテファンから大きな拍手が送られた。

 ファンも期待に胸を高鳴らせる“ろきみや対決”。2人の対戦は昨年9月10日以来、プロ通算5度目。対戦成績は佐々木が完全試合を達成した試合を含めて2勝1敗。チームとしては4戦2勝2敗。佐々木朗は初回から150キロ台連発も、初マウンドとなる「ほっともっと神戸」のマウンドに戸惑いながらの投球となった。それでも、ピンチをしのいだ後は、徐々にペースが上げ7回まで4安打10奪三振無失点と力投を見せ、8回のマウンドを鈴木に託した。

 打線は、気合の入った宮城の投球を前に4回まで得点を奪えなかったが、0―0の5回に少ないチャンスをものにした。7番・佐藤都が凡退後、8番・山口が四球を選び出塁。中村が左飛に倒れ2死一塁で打席には1番・荻野。宮城が投じた3球目のフォークをうまく捉えると打球は左中間に。一走・山口は打球の行方を追いながら一気にホームを狙い、ついに1点を先制した。打った荻野は三塁を狙いアウトになったが笑顔でベンチへ。佐々木朗も投球練習中に笑顔でガッツポーズを見せた。

 結局、宮城相手に8回で13三振を喫し1得点だったが、佐々木朗が宮城よりも内容的には苦しかったが1点も許さず。8回は鈴木と沢村、9回は益田が締め、1―0の若きエース同士のしびれる一戦を制した。


 ロッテの佐々木朗希投手(22)が30日のオリックス戦(ほっともっと神戸)に今季5度目の先発。相手先発は同学年の親友でもある宮城大弥投手(22)で、プロ通算5度目、今季初の投げ合いで7回108球を投げ10奪三振無失点の力投を見せ今季3勝目(1敗)を挙げた。

 ファンも期待に胸を高鳴らせる“ろきみや対決”。2人の対戦は昨年9月10日以来、プロ通算5度目。対戦成績は佐々木が完全試合を達成した試合を含めて2勝1敗。チームとしては4戦2勝2敗。

 佐々木朗は初回から150キロ台連発も、初マウンドとなる「ほっともっと神戸」のマウンドに戸惑いながらの投球となった。それでも、ピンチをしのいだ後は、徐々にペースが上げ7回まで4安打10奪三振無失点と力投を見せ、8回のマウンドを鈴木に託した。

 打線は、気合の入った宮城の投球を前に4回まで得点を奪えなかったが、0―0の5回に少ないチャンスをものにした。7番・佐藤都が凡退後、8番・山口が四球を選び出塁。中村が左飛に倒れ2死一塁で打席には1番・荻野。宮城が投じた3球目のフォークをうまく捉えると打球は左中間に。一走・山口は打球の行方を追いながら一気にホームを狙い、ついに1点を先制した。打った荻野は三塁を狙いアウトになったが笑顔でベンチへ。佐々木朗も投球練習中に笑顔でガッツポーズを見せた。

 結局、宮城相手に8回で13三振を喫し1得点だったが、佐々木朗が宮城よりも内容的には苦しかったが1点も許さず。8回は鈴木と沢村、9回は益田が締め、1―0の若きエース同士のしびれる一戦を制した。

 ▼荻野 必死に食らいついて打ちにいきました。先制点を取ることができて良かったです。


 日本ハムはロッテ戦(ロッテ浦和)に4―2。初回に阪口が先頭打者本塁打となる1号ソロ。有薗が2安打2打点だった。先発・バーヘイゲンは3回2/3を2安打無失点で、2番手の育成選手・中山が1回2/3を無安打無失点で2勝目。ロッテ先発・美馬は5回9安打4失点で2敗目(1勝)を喫した。山本が9回にリーグトップタイの6号ソロ。ドラフト1位・上田(明大)が2安打。


 ロッテのジェームス・ダイクストラ投手が5月1日のオリックス戦(ほっともっとフィールド神戸)に先発することが発表された。オリックスは田嶋大樹投手が先発する。

 ダイクストラは来日初先発。4月4日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)では2番手で登板し、2回2安打1失点だった右腕は「明日、日本に来て初先発ということで非常に興奮してますし、本当に楽しみにしています。前回福岡で投げて、その後ファームで少し自分なりに調整し、しっかりとフォームを修正してきた。何とか明日は頑張って良いピッチングを見せたい」と意気込みを語った。
(以上 スポニチ)



仲良しの「宮城くんとろーたん」の5度目の対戦はロッテ佐々木朗希投手(22)に軍配が上がった。

オリックス宮城大弥投手(22)との同学年対決は互いに1歩も譲らない投手戦となった。宮城の8回1失点13奪三振の内容に負けじと、佐々木は今季初の2桁奪三振で7回無失点10奪三振と好投し3勝目を挙げた。
     ◇     ◇     ◇
友人であり、ライバルでもある宮城と、今季初めての対戦だった。佐々木は「何より一番いいピッチャーだと思っている。自分の中でも気持ち自体はいつもよりも入りましたし、いい集中力で投げられた」と同学年左腕との投げ合いを振り返った。

初回、先頭の西川に四球で出塁を許す。続く森に左前二塁打を浴びたが、捕手佐藤の好捕で西川をホームでアウトにし、先制を許さなかった。その後も二ゴロ、空振り三振でピンチをしのいだ。佐々木は「立ち上がりあんまり良くなかったけど守備に助けてもらって、そこから何とか粘りながら投げることができた」と感謝した。毎回奪三振を重ね、今季初の2桁奪三振も「今日は宮城の方が(三振)取ったので、ちょっとなんも言えないです」と苦笑いだった。

宮城とは昨年のWBCで共に日本代表として世界一になった戦友。当時はグラウンド内ではいつもキャッチボールのペアに。グラウンド外でも、2人でホテルまでの帰路に就いたり、ご飯を食べに行くなど、周囲も認める仲良しぶりだ。WBC期間中には一緒に“ダル塾”に入塾し、パドレスのダルビッシュからアドバイスを受けながらスライダーの握りやリリース時の指先の使い方、意識を学んだ。互いに高め合いながら、シーズン中も連絡をとりあう2人が、この日は対峙(たいじ)した。

「いいピッチャーの時は抑えないと勝てないので、そこに関しては今日はできたのでよかった」。尊敬するライバルに負けじと、全力で腕を振って白星を手繰り寄せた。【星夏穂】

▼ロッテ佐々木が昨年7月12日オリックス戦以来、通算17度目の2桁奪三振。17度のうち相手投手も2桁奪三振は昨年6月4日阪神戦(佐々木10個、阪神才木12個)以来2度目で、パのチーム同士では初めて。

▼佐々木が7回以上を投げ無失点は昨年7月5日西武戦(8回)以来8度目。過去7度は全てZOZOマリンでマークし、ビジターでは初めてとなった。

▽ロッテ吉井監督(佐々木の投球に関して)「春先よりは調子が上がってきた感じはあります。まっすぐの球速もコントロールも。フォームの力感とかも、しっかり足が使えるようになってきた感じには見えます」

▽ロッテ荻野(5回、2死一塁から左翼への適時二塁打)「必死に食らいついて打ちにいきました。先制点を取ることができて良かったです」
(日刊)



 ロッテの佐々木朗希投手(22)が、オリックス・宮城大弥投手(22)との激アツのライバル対決を制した。通算5度目となる同学年同士のマッチアップで、朗希は7回4安打無失点で今季最多の10奪三振。宮城も8回5安打1失点、自己最多タイの13奪三振の快投で応えたが、相手にホームを踏ませなかった“令和の怪物”に軍配が上がり、今季3勝目を手にした。

 ライバルを前に一歩も譲らなかった。朗希は7回2死から野口を145キロのフォークで泳がせ、今季最多となる10Kに到達。7回4安打無失点で3勝目を挙げ、「今日はしっかりといい仕事ができた。フォークがいいところに決まっていたので、それに尽きます」と一息ついた。

 小雨もよそに、バチバチに三振を奪い合った。初めて上がったほっと神戸のマウンド。4回まではやや制球に苦しみ毎回安打を許したが、徐々に変化球がさえ渡った。宮城が6回に3者連続三振を披露すると、その裏に朗希がお返しの2K。7回に朗希が再び2個の三振を奪うと、直後の8回には宮城が3度目の3者連続Kで13個目を奪った。最速158キロにとどまった朗希は変化球で翻弄(ほんろう)し、毎回の10Kの内訳はフォークで7K、スライダーで3K。いずれも空振りで仕留めた。

 高校日本代表時から親交が深く、WBCで世界一にも輝いた親友との対決は、過去2勝1敗。昨年9月10日の4度目の対戦は左脇腹肉離れによる48日ぶりの復帰登板だったが、3回1失点で負け投手になっていた。「(宮城は)一番いい投手だと思うので、気持ちはいつもよりも入り、いい集中力で投げられた」。無意識にお互いが火を付け合った。2人で計23個の三振数には「今日は宮城の方が取ったので、ちょっと何も言えないです」と、ニヤリと笑って質問をかわした。

 5回の荻野の適時二塁打での1点を守り抜き、チームは4位タイに浮上した。頼れる右腕に、吉井監督は「春先よりは調子が上がってきた感じ。フォームの力感もそうで、しっかり足が使えるようになってきた」と指摘。徐々にギアを上げてきた“令和の怪物”は「今季初めて0点で抑えられた。これからまだまだ試合があるので、状態を上げて頑張っていきたい」と、力を込めた。(竹内 夏紀)


 ロッテの佐々木朗希投手が、オリックス・宮城大弥投手とのライバル対決を制した。通算5度目となるマッチアップは7回108球を投げ、4安打無失点で今季最多10奪三振で最速158キロ。宮城も8回115球で5安打13奪三振、1失点の快投で投手戦を演じたが、ホームを踏ませなかった“令和の怪物”に軍配が上がった。今季3勝目を手にした右腕は「今季初めて0点で抑えられたので、これからまだまだ試合があるので状態を上げて頑張っていきたい。次もいい投球ができるよう頑張ります」とうなずいた。

 小雨が降りしきる中、初の神戸のマウンドは苦しい立ち上がりとなった。朗希は先頭・西川に3球連続で150キロ台の直球が外れ、5球目に四球。続く森には左中間へ二塁打を打たれたが、連係プレーで本塁でタッチアウトに。先制は阻止し、何とか無失点で切り抜けた。「立ち上がり、あんまりよくなかったけど守備に助けてもらって、そこから何とか粘りながら投げることができた」。6回まで毎回ランナーを許したが、要所を締めてホームは踏ませなかった。

 お互いに譲らない奪三振ショーとなった。宮城が6回表に3者連続三振を披露すると、その裏には朗希がお返しの2K。7回裏に朗希が再び2個の三振を奪うと、次の8回表には宮城が3度目の3者連続Kで13個目を奪った。毎回の10Kだった朗希は、決め球は全てスライダーとフォークの空振りで決めた。三振数については「今日は宮城のが取ったので、ちょっとなんも言えないです(笑い)」と不敵な笑みを浮かべた。

 ライバル左腕との対決は、過去2勝1敗で、通算5度目。前回(4度目)は左脇腹肉離れによる48日ぶりの復帰登板で3回1失点の負け投手になっていた。この日は「(宮城は)1番いいピッチャーだと思うので、気持ちはいつもよりも入り、いい集中力で投げられた」と、ライバルとの投げ合いを振り返った。

 5回の荻野の適時二塁打で手にした1点を守り抜き、チームは4位タイに浮上した。頼れる右腕に、吉井監督は「春先よりは調子が上がってきた感じ。フォームの力感もそうで、しっかり足が使えるようになってきた感じに見えます」と、うなずいた。


 ロッテの佐々木朗希投手が、通算5度目となるオリックス・宮城大弥投手とのマッチアップに挑んだ。同学年のライバル対決は、4回まで終了し、両者毎回奪三振の好投で無失点に抑える投手戦。佐々木は「チームを勝利へと導くことを第一に自分のピッチングを心掛けて」と、マウンドに上がった。

 小雨が降りしきる初のほっともっと神戸のマウンドは、立ち上がりに苦しめられた。先頭・西川に3球連続で150キロ台のストレートが外れると、5球目に歩かせた。2番・森には左中間へ二塁打を打たれたが、本塁を狙った一塁走者を連係プレーで本塁タッチアウト。4番・セデーニョは138キロのスライダーで仕留め、失点は防いだ。

 苦しい投球は続き、4回まで毎回安打を許す展開。2回は2死二塁から空振り三振、3回は先頭を許すも、1死一塁から森を154キロの直球で注文通りの遊併殺打。4回は1死から4番・セデーニョに中前打を許したが、後続を断ち、無失点で切り抜けた。

 打線も好投手・宮城の前に4回まで3安打を放つも、毎回奪三振でいずれも無得点。この日は昨季HR王・ポランコがスタメンから外れ、「3番・DH」で石川慎が今季初スタメン起用。4回先頭の第2打席ではレフト前にクリーンヒットを放ち、先発起用に応えた。

 宮城との対決はここまで4度あって、佐々木の2勝1敗。2度目の対決となった22年4月10日には、28年ぶりで、史上最年少(20歳5か月)となる完全試合をプロ初完投で達成。前回(4度目)の対決では、左脇腹肉離れで離脱していた佐々木が48日ぶりの復帰登板は3回2安打1失点で、8回無失点の力投を見せたライバルに敗れた。

 今季、佐々木は2勝1敗。前回登板は7回105球を投げ、3失点で今季初黒星を喫した。一方、今季初の160キロ台となる161キロをマークするなど、年間を通じた活躍に向けて徐々にギアを上げている。
(以上 報知)



ロッテ・佐々木朗希投手(22)が30日、オリックス4回戦(ほっと神戸)で7回4安打無失点、今季最多の10奪三振と好投し、3勝目を手にした。最速は158キロを計測。ドジャースやパドレスなど米大リーグ6球団の関係者が見守る前で、世界一となった昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)をともに戦った宮城大弥投手(22)との今季初の同学年対決を1-0で制した。

意地と意地とのぶつかり合い。3万2582人が固唾をのんで見守る中、佐々木は闘志をむき出しに何度もグラブをたたいた。宮城との今季初の同学年対決。白熱の投手戦を制し、3勝目を挙げると強く拳を握った。

「今日はしっかりといい仕事ができた。(宮城は)一番いいピッチャーだと思うので、自分の中でも気持ちはいつもよりも入った」

7回108球で4安打無失点。毎回走者を許す展開だったが、切れ味鋭いフォークボールを決め球にして「序盤からいいところに決まってくれた。それに尽きる」と今季初の2桁となる10奪三振を振り返った。一回は無死一塁から森に左中間へ二塁打を許したが、左翼・荻野と遊撃・茶谷の中継プレーで一走の生還を阻止。守備にも助けられた。 

この日直球は158キロを計測。昨季は自己最速の165キロを計測するなど剛腕がうなったが、今季は160キロをマークしたのは前回23日のソフトバンク戦のみ。それでも「今日は(スピード)ガンがバラバラだったので、気にせず投げた。(直球の)感触というか、質自体はよかった」と手応えを口にした。吉井監督も「やっぱり真っすぐが、春先より調子が上がってきた。フォームの力感や、足が使えてきたなという感じがある」と評価した。

よきライバルであり、よき仲間だ。宮城とは岩手・大船渡高時代のU-18日本代表で出会い、昨年のWBCでは共闘し、世界一に貢献。同学年で仲がよく、連絡も定期的に取る間柄だ。今季が始まってからも、お互いの近況などのやり取りをしていた。宮城との投げ合いは通算5度目で3勝目。この日は勝負には勝ったものの、三振数は宮城が13個と上回ったことで「今日は宮城の方が多く取ったので、(三振数は)ちょっとなんも言えないです」と冗談交じりに悔しがる姿もあった。

ドジャースやパドレスなど米大リーグ6球団が視察に訪れる中、佐々木の力投で4月最後の日を勝利で終え、チームは4位タイに浮上。「まだまだ試合はあるので、状態を上げて次もいい投球をしたい」。雨上がりの雲一つない夜空に、背番号17の白い歯が光った。(森祥太郎)


ロッテは佐々木が7回で今季最多10三振を奪い、無失点で3勝目を挙げた。0―0の五回に荻野の左中間への適時二塁打で挙げた1点を救援陣とともに守った。オリックスは宮城が8回13奪三振と好投したが、打線が援護できなかった。


ロッテ・佐々木朗希投手(22)が7回108球を投げ4安打無失点。今季初の同級生、宮城との投げ合いで、白熱した投手戦を演じた。

毎回走者を許す展開。それでも一回は無死一塁から2番・森に左中間へ二塁打された間に、一塁走者の西川にホームを狙われたが、左翼手・荻野と遊撃手・茶谷の中継プレーで生還を阻止。守備にも助けられながら、徐々に調子を上げていった。

味方打線に先制してもらった直後の五回は力が入った。先頭の杉本を二ゴロ、野口にはこの日の最速158キロを計測したが死球、太田は143㌔のフォークボールで空振り三振、西川は左飛に仕留めた。流れを引き寄せたいイニングを無失点で切り抜けると、グラブをたたきうなずいた。その後もフォークボールを決め球に勢いに乗って毎回の10三振を奪った。

世界一に輝いたWBCで共闘した宮城との対戦は、通算5度目で試合前時点では佐々木の2勝1敗。ライバルとの投げ合いに刺激を受けながら好投をみせた。


ロッテ・佐々木朗希投手(22)が同学年対決に火花を散らした。通算5度目で今季初の宮城との投げ合いで白熱した投手戦を演じた。

「チームを勝利へと導くことを第一に自分の投球を心がけます」

走者を許しても粘った。それでも一回は無死一塁から2番・森に左中間へ二塁打された間に、一塁走者の西川にホームを狙われたが、左翼手・荻野と遊撃手・茶谷の中継プレーで生還を阻止。守備にも助けられながら、徐々に調子を上げていった。

味方打線に先制してもらった直後の五回は力が入った。「うしっ!」と声を上げながら腕を振り、先頭の杉本を二ゴロ、野口には死球を与えたが太田を143キロのフォークボールで空振り三振、西川は左飛に仕留めた。流れを引き寄せたいイニングを無失点で切り抜けると、グラブをたたきうなずいた。

世界一に輝いたWBCで共闘した宮城との対戦は、試合前時点で佐々木の2勝1敗。公私ともに仲が良く、刺激になる存在で、以前には「お互いレベルアップできるように競い合っていきたい」と話していた。結果でも表れており、2度目の直接対決となった2022年4月10日(ZOZOマリン)では佐々木がプロ野球記録の19奪三振を記録して史上最年少での完全試合を達成していた。〝ライバル〟との対決が己を奮い立たせる。(森祥太郎)


ロッテ・荻野貴司外野手(38)が「1番・右翼」で出場し、五回2死一塁で先制となる適時二塁打を放った。「必死に食らいついて打ちにいきました。先制点を取ることができて良かった」と喜んだ。

佐々木と宮城の同級生対決。お互いに走者を許しても要所は締める白熱した展開。五回は1死から山口が四球で出塁すると、荻野に打席が回り、3球目の真ん中低め140キロのフォークボールを上手く左中間へ運んだ。最速165キロ右腕を援護するべく、ベテランが頼もしい一打を放った。


ロッテの新外国人、ダイクストラ投手(33)=米独立リーグ、サザンメリーランド・ブルークラブス=が、1日のオリックス戦で来日初先発する。

メジャー経験はないが、最速161キロの速球が武器の33歳右腕。今季は4月4日のソフトバンク戦に救援で初登板し、2回1失点に抑えた。一度、2軍で先発調整してから迎えるマウンドに「投げるのが楽しみ。フォームを中心に見直して調整をすることができた」と力強く話した。
(以上 サンスポ)



 ロッテは完封リレーで逃げ切り勝ち。先発登板した佐々木は7回4安打無失点、10奪三振の力投で3勝目(1敗)を手にした。

 佐々木は立ち上がりに苦しんだ。先頭の西川に四球を与えると、続く2番・森には左中間へ二塁打を許した。この打球で一走・西川は本塁を狙ったが、ロッテ野手陣が冷静な中継プレーで本塁タッチアウト。バックの堅守に救われた佐々木は、続く紅林、セデーニョを打ち取り無失点スタートを切った。 

 2回以降も走者を背負う投球が続いたものの、要所を締め同学年のオリックス先発・宮城と投手戦を展開。味方打線が1点を先制した5回以降はノーヒット投球を披露し、7回4安打無失点と尻上がりの好投で救援陣にバトンを渡した。

 攻撃陣は相手先発・宮城に13三振を喫したものの、5回は二死一塁で1番・荻野が左中間を破る適時二塁打。一走・山口が長躯ホームインを果たし、三塁ベンチ前で準備していた佐々木もガッツポーズを見せた。

 追加点は奪えなかったものの、佐々木のあとを受けた救援陣も力投。8回は2番手・鈴木が2四球を与え二死一、三塁のピンチを招いたが、リリーフした澤村が4番・セデーニョを左飛に仕留めゼロを刻んだ。1点リードの9回を締めた益田は1ヵ月ぶりとなる今季2セーブ目(1敗)。佐々木は8回1失点だった宮城との“同学年対決”を制し、これで通算6度の直接対決の結果は佐々木の3勝1敗となった。


 ロッテは30日、5月6日西武戦(ZOZOマリンスタジアム、14時00分試合開始)に歌舞伎俳優の尾上眞秀さんが来場し、試合前にセレモニアルピッチを行うことになったと発表した。

 当日は今年初めて、NEO CLASSIC EDITIONユニホームを着用しての試合日となっており、尾上眞秀さんもNEO CLASSIC EDITIONユニホームを着用して試合開始前の13時35分頃にセレモニアルピッチを行い、イベントを盛り上げる。

▼ 尾上眞秀さんコメント

「プロの野球選手がプレーしている球場の中に入るのは初めてです。そこで投げられるのも、マリーンズの選手と会えるのも今から楽しみです。大好きな安田尚憲選手と同じ背番号“5”をつけてストライクを投げられるように精一杯頑張ります」 
(以上 ベースボールキング)

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