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拾い読み★2013-360≪コラム記事≫

2013年12月29日 20時19分02秒 | マリーンズ2011~15
【スポーツ群像】
ロッテの4番は進化を目指す 今江「30歳からもう一花」 今季はチャンスで長打狙いも




 今季はロッテの4番として活躍。チームを3年ぶりのAクラス(3位)へと導いた今江敏晃内野手(30)が来年はさらなる進化を目指す。これまでは自然体で打席に立ち、きた球に反応するタイプだったが、「場面によっては大きいの(長打)を狙う」と一層の飛躍を図る。本人は「チャンスでの変化球への対応」がカギとみている。(三浦馨)

 ■2億円プレーヤーへ到達

 今江は今季132試合に出場し、リーグ2位の打率.325をマークした。海外フリーエージェント(FA)権を行使せずにチームへ残留。契約更改では2年総額4億円プラス出来高払い(金額は推定)でサインした。

 「プロ入り前は1億円プレーヤーが夢だった。(年俸2億円は)なかなかもらえない金額。やっとここまで来られたかなという感じ」と笑顔を見せた。

 実は4番という打順について「正直、(自分には)向いていないと思う」と語る。「日本の4番とはやはりホームラン打者のイメージがある。僕はコツコツ打つタイプだし、ホームランを狙ったことはない」

 そう言いつつも、4番の座を譲る気持ちはない。「チームの中心だし、それだけ必要とされているということ。ずっと打たせてもらえるように頑張りたい」と力を込める。

 ■チャンスで大きいのを狙え

 来年はプロ13年目。三十路に入ったが、「この先、花を咲かせたい」との思いもある。そんな今江にとって、今秋の鴨川キャンプで伊東勤監督(51)からかけられたひと言が心に響いた。「場面によっては、もっと振り回して大きいのを狙ってくれ」

 今までも消極的だったわけではない。チャンスで打席が回れば走者をかえす気持ちで立っていたが、指揮官から長打狙いを勧められて今江は考えた。「相手バッテリーは点を取られたくない、ここぞというときは変化球を投げてくる。ならばそれを狙おうと」

 今江は右方向への強い打球も持ち味だ。「右打ちがうまいといわれるが、狙って打ったことはない。打球が勝手に飛んでいくだけだった。でも自分も少し進化したい」と秋季キャンプではチャンスでの変化球打ちをテーマに取り組んだ。

 「あまり変化球を狙いすぎると、バッティングが崩れることもある。基本的なスタイル(自然体)は変えず、場面によっては長打を狙う準備をしていきたい」

 ■チャリティー活動も続行

 今江はチャリティー活動にも熱心だ。東日本大震災の被災地や千葉県内の養護施設などを訪問。小児がん患者らを勇気づける活動もしている。

 「ファンあっての僕たちは、ただ野球をして稼いでいるだけではダメ。何か社会へ恩返しできればと、妻(幸子さん)といろいろ話し合って活動を決めています」

 来年もグラウンド内外で心優しき4番の活躍が見られそうだ。
(サンスポ)
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