ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2017-156

2017年06月05日 06時59分59秒 | マリーンズ2017

【交流戦 広島7―1ロッテ ( 2017年6月4日 マツダスタジアム ) 】

伊東監督、3戦8被弾「ウチがやられるパターン」
 ロッテは2連敗で、今季最多タイの借金21となった。先発のルーキー佐々木千隼投手(22)は、5回までに101球を投げて、6安打4失点。初回は丸に先制二塁打を浴び、4回はエルドレッドにソロ本塁打、5回には再び丸に2ランを浴びた。
 「初回、ホームランともしっかり投げ切れていない。甘く入ったボールを打たれてしまった。5回は先頭打者を四球でホームラン…。リズムを悪くしてしまった。チームに申し訳ないです」。
 奪三振がゼロと球威が足りなかった。「真っすぐが基本なのでそこを求めていきたい」。次回に向けての反省材料を挙げていた。
 ロッテの投手陣は広島3連戦で8本の本塁打を浴びた。伊東監督は「コントロールに若干、甘いところがあった。ウチがやられるパターン。特に守りの方で。3連戦で打たれていた。悪い流れを切り抜けないと。ずっと同じ傾向が出ている。修正しないと勝ち越せない」。バティスタには2試合連続、エルドレッドには3連戦で2本目の本塁打を浴びた。同じ打者に一発を許しただけに、バッテリーに反省を促した。

(以上 日刊)

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ロッテ伊東監督苦言「同じ打者に…」広島3連戦で計8被弾
 先発したロッテドラフト1位の佐々木が5回6安打4失点で5敗目を喫した。課題の立ち上がりに失点すると、中盤に2被弾。「強い直球が投げられず、ああいう投球になってしまった」と反省した。
 2連敗で借金は今季ワーストタイの21。伊東監督は、広島3連戦で計8発を浴びたバッテリーに「同じ打者に打たれている。今年守り切れないのはそういうところ」と苦言を呈した。

連敗のロッテ伊東監督「交流戦は、より捕手の感性が重要視される…」
 ロッテは打線に元気がなく連敗し、交流戦4敗目。先発の先発のドラフト1位ルーキー佐々木千隼は5回4失点で5敗目(2勝)を喫した。
 伊東家督は「3連戦、同じ打者に打たれた。今年守り切れていないのはそういうところ。悪い流れをどうにか切り抜けないと」と語った。
 さらに「交流戦は、より捕手の感性が重要視される。普段対戦しない相手でそれなりのデータはあるが、鵜呑みにすると感性が薄れてしまう。今日は3つめなんだからある程度分かっていないと。そこの徹底さを修正しないと、なかなか勝ち越しはできない」と捕手に対しても苦言を呈した。

ロッテ先発のドラ1千隼 5回4失点で降板…3勝目ならず
 ロッテ先発・ドラフト1位の佐々木千隼投手は5回6安打4失点で降板。3勝目を手にすることはできなかった。
 課題の立ち上がり。先頭の田中に右前打されると、1死二塁から丸に直球を右中間に運ばれ先制を許した。それでも都日野時代、都選抜でチームメートだった4番の鈴木は変化球で中飛に打ち取った。その後は粘りの投球を続けたが、0―1の4回2死からエルドレッドに被弾。5回には1死一塁から丸に直球を右翼席中段まで運ばれた。セ・リーグの本拠地での一戦ということもあり打席にも立ったが、2打席で2三振に終わった。
 プロ初登板初先発だった4月6日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で初勝利を挙げたが、その後は自身4連敗。5月25日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で勝利し2連勝を狙ったが、セ・リーグ首位を走る好調広島打線にはね返され「ホームランともしっかり投げ切れていない。甘く入ったボールを打たれてしまった。5回は先頭打者を四球でホームラン…。リズムを悪くしてしまった。チームに申し訳ないです」とガックリしていた。

(以上 スポニチ)

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ロッテD1・佐々木、直球に球威欠き4失点…英二投手C「もう一度やり直し」
 ロッテのルーキー佐々木は5回で2本塁打を浴びるなど4失点で5敗目を喫した。
 直球に本来の球威がなく、球速は140キロに届かない球がほとんど。7試合目の登板で初めて奪三振なしで降板し「強い直球が投げられていない。変化球でボールが先行し、弱い直球を打たれる」とうなだれた。英二投手コーチは「もう一度やり直し。千隼(佐々木)の良さが出ていない」と厳しい表情だった。

伊東監督(3連戦で8本塁打を浴びたバッテリーに)
「弱点があるのに攻め方が徹底できていない」

(以上 サンスポ)

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【ロッテ】千隼、C誠也抑えるも精彩欠き5敗目「簡単に打たれすぎた」
 ロッテのドラフト1位右腕の佐々木が、5回4失点で5敗目。 日野高2年時に東京都高野連で米国遠征した際のチームメートで、入団時から対戦を熱望していた同世代の鈴木を3打席無安打に封じた。とはいえ、精彩を欠く投球だった。
 「強い真っすぐが投げられていない。簡単に打たれすぎました」と反省。バッテリーは3連戦で8本塁打を浴び、広島に7年ぶりの負け越し。借金は今季最多ワーストタイの21に戻った。

【ロッテ】ドラ1千隼、交流戦初登板は5回4失点で降板「チームに申し訳ない」
 ロッテのドラフト1位、佐々木千隼投手(22)が、交流戦初登板。5回4失点でマウンドを降りた。
 この日は9日の登板間隔を挟み、初めて日曜日に先発。初回1死二塁で丸に右中間適時二塁打を浴び、わずか10球で先制されると、4回にエルドレッド、5回に丸に一発を運ばれ、101球でマウンドを降りた。
 「初回もホームランもしっかり投げ切れていない。甘く入ったボールを打たれてしまった。5回は先頭打者を四球でホームラン…。リズムを悪くしてしまった。チームに申し訳ないです」とうなだれた。

(以上 報知)

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ロッテ・佐々木5回4失点 遠い3勝目…
 3勝目は遠かった。ロッテのドラ1・佐々木が5回を被安打6で4失点。一回、丸に先制打を許し、四回にエルドレッド、五回にも丸に一発を浴びた。「初回、ホームランともしっかり投げ切れていない。甘く入ったボールだった」。五回、先頭の田中に与えた四球を「リズムを悪くした。チームに申し訳ないです」と悔やんでいた。


ロッテ 鯉打線に3戦8被弾、伊東監督「同じパターン、同じ打者」捕手の感性指摘
 広島3連戦で8被弾。1勝2敗に、ロッテ・伊東監督はこう指摘した。「終わってみれば、同じパターンでやられている。同じ打者に打たれている」
 バティスタに連日の代打弾を浴び、エルドレッドにも2発を食らった。さらに丸らの常連にやられた。
 交流戦前、伊東監督は田村を軸に捕手陣を呼んでいろいろな話をしたという。
 「普段は対戦しない相手なので、捕手の感性が重要となる。データは分析するが、うのみにしてしまうと感じるものが薄れる。それを参考にしながら、全部が全部抑えられるというわけではないが弱点はあるもの」
 今季のロッテはパの3連戦でも同じ打者に打たれる傾向が強い。
 「(攻め方を)徹底できていない。修正していかないと…」
 6日からはZOZOマリンで中日を迎え撃つ。広島戦の8被弾を振り払って、なんとか立て直したい。


ロッテ 3勝目が遠いドラ1佐々木、同じサイドスロー安仁屋氏「不自然だ」
 3勝目は遠かった。5回を本塁打2本を含む被安打「6」の「4」失点。試合を作ることができず、マウンドを去った。
 一回、先頭の田中に中前打され、菊池の内野ゴロで1死二塁。丸に先制となる右中間突破の適時二塁打を浴びた。
 四回には2死からエルドレッドに2-0からの132キロフォークを左翼席上段に運ばれた。五回には1死一塁で丸に初球、内角136キロ真っすぐを右翼席にたたき込まれた。
 「初回、ホームランともにしっかり投げ切れていない。甘く入ったボールを打たれた」と振り返り、五回のピンチを招いた先頭打者・田中への四球を「リズムを悪くした」と悔やんだ。
 伊東監督も「コントロールですね。甘いところに」と佐々木の制球ミスを指摘した。
 自分の思うような投球フォームを描けず、ゲームの入り方にも苦心している。
 デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「サイドスローだと聞いていたが…」と前置きしながら、こう話した。
 「見ているとオーバースローだったり、時に腕を下げて投げていた。これが意識してやっていることならいいが、そうでなければ不自然だ。左打者の内角にはシュート回転して球が入る。丸に打たれたのがそうだった」。
 25日のソフトバンク戦では6回を被安打6で3失点。打線の援護もあって2勝目を挙げたが、この日は打線の援護にも恵まれなかった。ルーキーの試行錯誤は続く。
 最後、安仁屋氏は「(佐々木は)将来的に面白い投手になる。それに2番手の(土肥)は先発したら面白いと思う」と話していた。

(以上 デイリー)


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【広島目線】

広島4カード連続勝ち越し、中村祐3勝 ロッテ連敗
 広島が1回1死二塁から丸の右中間への適時二塁打で先制した。ロッテは2回2死満塁、3回2死一、二塁の好機を逃した。
 広島は4回から6回まで毎回本塁打で5点を奪った。ロッテは先発佐々木が5回4失点で降板。6回まで適時失策の1点どまり。
 広島が終盤にダメ押し点を奪い連勝で4カード連続勝ち越し。広島先発の中村祐は負けなしの3勝目、ロッテ佐々木5敗目。ロッテは今季ワーストタイ借金21。


広島丸8号2ラン 先制打に続き2戦連続複数安打
 広島丸佳浩外野手(28)が5回に8号2ランを放った。2点リードの5回1死一塁からロッテ佐々木の内角球にバットを振り抜き、ライナーで右翼席に運んだ。
「ランナーを掃除出来て良かったです」。1回の先制打に続く2ランでこの日3打点目。2戦連続複数安打となった。

広島丸が先制打「欲しい場面でヒット出て良かった」
 広島丸佳浩外野手(28)が1回に先制打を放った。
 先発中村祐が3者凡退で切り抜けた直後の攻撃。丸は1回1死二塁でロッテ先発佐々木の初球140キロ直球を捉えて右中間を真っ二つに割った。「先制点が欲しい場面でヒットが出て良かったです」。適時二塁打で、チームに3試合ぶり先制点をもたらした。


広島エルドレッド15号ソロ 左翼後方への特大弾
 広島ブラッド・エルドレッド内野手(36)が4回に15号ソロ本塁打を放ち、追加点を奪った。1点リードの4回。エルドレッドはロッテ佐々木が3球続けた低めフォークをすくい上げた。
 打球は高々と舞い上がり、左翼席後方の防球ネット付近へ。2試合ぶりの1発がリードを広げる特大弾となり「いいポイントでとらえることが出来たよ。よく飛んでくれたね」と喜んだ。


広島バティスタ、前日デビューに続く代打2打席連発
 デビューから衝撃の2打席連弾だ。広島サビエル・バティスタ内野手(25)がまたも打った。6回に代打出場し、左翼席へ2号2ラン。前日のデビュー戦に続く代打での2打席連発に、スタンドも広島ベンチも総立ちとなった。
 6回2死一塁から代打出場し、土肥の浮いたチェンジアップをとらえた。「3ボールからボール球のチェンジアップに手を出してしまったので、もう1球来ると思っていた。高めに浮いてきた球をしっかり打つ事が出来ました」。やや体勢を崩されながらも、飛距離は十分。左翼席上段に突き刺す、ダメ押し弾となった。

(以上 日刊)

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広島 中村祐がデビュー負けなし3連勝!4カード連続勝ち越しで首位堅持
 広島の中村祐が4日のロッテ戦に先発し6回1失点の好投。98球を投げて被安打4、5奪三振の内容だった。5月3日にプロ入り初勝利を挙げて以来、負けなしの3連勝となった。
 前日3本の本塁打で打ち勝った打線はこの日も3本の本塁打。初回に丸の適時打で先制すると、4回にはエルドレッドの15号ソロ、5回に丸の8号2ランで効果的に加点。
 6回には2日に支配下登録された育成出身のバティスタが2試合連続の代打本塁打。これで一軍デビューして2打席2本塁打4打点。鮮烈な印象を残した。
 一方のロッテは打線に元気がなく連敗。先発のドラフト1位ルーキー佐々木千隼は5回4失点で5敗目(2勝)。


広島バティスタまた打った!セ史上初デビュー2打席連続代打弾
 衝撃デビューには続きがあった。広島のバティスタが前日の初打席本塁打に続き、6回にまたしても代打で2ランだ。
 セ・リーグ初の初打席から2打席連続代打本塁打。2日連続となると史上初めてで、同じドミニカ共和国出身の通訳を通じ「いい感じで打てた。めっちゃうれしい」と笑顔で振り返った。
 配球を読める冷静さも持つ。4―1の6回2死一塁で、3ボールからチェンジアップをハーフスイング。「手を出してしまったから、もう一球来ると思っていた」と5球目の浮いたチェンジアップを左翼席に叩き込んだ。
 前日の試合後には、母国ドミニカ共和国に住む父・ホセさん、母・メルセデスさんに初本塁打の動画を送り電話報告。「うれしい。もっと頑張って」と激励された。支配下登録の契約金として手にした10万ドル(約1100万円)で「ドミニカでは高級品の車をあげたい。実家にはないから」とプレゼントも考案中だ。
 実は元フリーター。13年限りでカブス傘下を解雇になってから、15年のカープアカデミー入所までの約1年半、仕事をせずにウエートトレーニングに明け暮れた。そこで培ったパワーは無限の可能性を秘める。緒方監督は「ワンチャンスを生かしてくれれば出場する機会も増えてくるだろう」と話した。6日の敵地での日本ハム戦ではDHでの出場が濃厚。初先発でさらなる衝撃を与える。 (柳澤 元紀)

 ≪サビエル・バティスタ≫
 ☆生まれとサイズ 1992年1月18日、ドミニカ共和国生まれの25歳。1メートル89、115キロ。右投げ右打ちの内野手。
 ☆球歴 09〜13年にカブス傘下のルーキーリーグなどでプレー。ドミニカ・カープアカデミーを経て、15年9月に来日。広島の秋季キャンプに練習生として参加し、16年3月に育成契約。今月2日に支配下選手契約を結び、6年契約で年俸4万7000ドル(約517万円)。背番号は95。
 ☆驚異の飛距離 昨秋の日南キャンプで、フリー打撃で球場中堅後方にある屋内練習場の天井に乗せる170メートル弾。
 ☆ドレッドヘア お気に入りのヘアスタイルで「ドミニカで流行しているファッションです」。
 ☆好きな日本食 焼き肉。
 ☆趣味 音楽鑑賞。「レゲエ、サルサ、ヒップホップが好き」
 ☆愛称 バティ。

 ≪84年村上(阪急)以来2人目≫バティスタ(広)が3日ロッテ戦の初打席に続き2打席目も代打アーチ。プロ1、2打席目で本塁打は、75年山村(太平洋)、84年村上(阪急)に次ぎ史上3人目。セでは初の快挙になった。また、デビューからの代打2打席連続本塁打は村上以来2人目。両者とも出場2試合連続でマークしたが、チーム2試合連続はバティスタが初めてだ。なお、代打による最多連続打席本塁打は11年のホワイトセル(ヤ)まで4人がマークした3打席。

バティスタ 2試合連続代打弾!初打席から2打席連発
 広島のバティスタが4日、マツダスタジアムで行われたロッテ戦で、2試合連続、そして2打席連続となる2号を放った。セ・リーグ初の初打席から2打席連続代打本塁打に「いい感じで打てた。めっちゃうれしい」と笑った。
 4―1と3点リードして迎えた6回、2死1死塁で代打で登場。土肥の1カウント3―1からの5球目を左翼席へ叩き込んだ。
 ドミニカ・カープアカデミーを経て15年9月に来日。昨年3月に育成契約した25歳は今季ウエスタン・リーグで打率.363、14本塁打、38打点の成績を残し前日3日に支配下登録されたばかり。その3日には6回に外国人選手史上初の代打初打席本塁打を放ち鮮烈なデビューを飾ったが、連日の劇弾となった。


広島 丸3打点でチームをけん引「日本ハムにリベンジしてきます」
 広島がロッテを投打に圧倒し、このカード2勝1敗で4カード連続勝ち越しを決めた。
 不動の3番・丸が先制の適時打と追加点となる8号2ランを放った。3打点の大活躍にも「祐太(先発の中村祐太)がきっちり初回を3人で抑えてくれた攻撃もいい流れで入っていけた」とデビュー3連勝を飾った21歳を労った。
 バティスタが前日に続いて代打本塁打を放ちデビュー2打席で2本塁打としたが「チームメイトの僕らが一番驚いている」と笑顔。「チームも良い雰囲気になった」とドミニカンの活躍を大歓迎した。
 6日からは札幌ドームで昨年日本シリーズで敗れた日本ハムと対戦。「去年悔しい思いをさせられた。リベンジしてきます」と力強く宣言。マツダスタジアムの大観衆は頼もしいチームリーダーに大きな拍手を送った。

(以上 スポニチ)

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広島・中村祐、初登板から負けなし3連勝「楽に投げさせてもらえた」
 4年目の中村祐が6回4安打1失点(自責点0)で初登板から無傷の3連勝を飾った。「初回から点を取ってもらって、楽に投げさせてもらえた」。ここ2試合は投球フォームのバランスを考えてセットポジション中心に変えていたが、ワインドアップに戻し「僕の形で持ち味が出しやすい」と先頭打者の出塁を一度も許さず、成長を見せた。離脱中のジョンソンが復帰間近だが、ローテーション残留が濃厚だ。


広島・バティスタ、デビュー2打席連続代打弾!緒方監督も脱帽「また打ったね」
 2代目“神ってる”男を襲名しそうだ。4-1で迎えた六回二死一塁。3日に支配下登録されたばかりの広島・バティスタが代打で登場。前日3日の初打席本塁打に続く連続アーチとなる、今季2号2ランを放った。トドメの一発で対ロッテ戦7年ぶりのカード勝ち越しに貢献した。
 「いい感じで打てました。(2戦連発は)めっちゃうれしいです」
 打席に入る前、東出打撃コーチから「チェンジアップを投げてくるから」と助言を受けた。狙い通りにきた土肥の5球目を左翼の2階席へ突き刺した。初打席から2打席連続代打本塁打は、1984年の阪急・村上信一以来、33年ぶり。セ・リーグ、外国人では初の偉業となった。
 たった2年で時の人までのしあがった。2013年に米大リーグ、カブス傘下を解雇。ドミニカ共和国に帰国後は絶望感、将来への不安に襲われてボールを握るのも嫌になった。「練習はしなかったね。ウエートぐらい」。約1年半の浪人生活を経て、15年にカープアカデミーにテスト入団した。
 来日後は日本食が口に合わず苦労。母国で暮らす母・メルセデスさん(46)に毎日電話をして「頑張ってね」と励まされ、奮い立った。2日に契約金1120万円で支配下契約を締結した助っ人は「(家族に)何かプレゼントしないと」と思いを馳せている。
 昨年神がかり的な働きをみせた鈴木を“神ってる”と表現した緒方監督はバティスタを「また打ったね」と脱帽。連勝で貯金は今季最多タイ12となった。連発デビューで6日から日本ハム3連戦(札幌ドーム)では「DH」で先発の可能性が出てきた。バティスタは「いいチャンスだと思ってやりたいね」とニヤリ。ドミニカンの成功物語にはまだまだ続きがありそうだ。 (柏村翔)

データBOX
 ◎…広島のバティスタが前日3日に続く代打本塁打。プロ初打席から代打で2打席連続本塁打を放ったのは、1984年の阪急・村上信一(8月9日の南海戦、同16日のロッテ戦)以来33年ぶり2人目で、外国人選手では史上初。代打に限らず、初打席から2打席連続本塁打は、75年の太平洋・山村善則(5月30日、6月1日のロッテ戦)を含めて史上3人目
 ◎…広島の選手が代打で2打席連続本塁打を放ったのは、2002年の町田康嗣郎(6月2日の巨人戦、同7日の阪神戦)以来15年ぶり7人目で、外国人選手では初めて

Xavier Batista(サビエル・バティスタ)
 内野手。1992年1月18日生まれ、25歳。ドミニカ共和国出身。2009年から13年までカブス傘下のマイナーチームでプレー。その後、カープアカデミーを経て16年3月に広島と育成契約。今季はウエスタン・リーグで39試合に出場し、打率・363、14本塁打、38打点。1メートル89、115キロ。右投げ右打ち。年俸約4万7000ドル(約520万円)。背番号95。

広島・バティスタが2打席連発!「めっちゃうれしい」
 衝撃デビューには続きがあった。広島のバティスタが3日の初打席本塁打に続き、六回に代打で2ラン。セ・リーグ初の初打席から2打席連続代打本塁打となり「いい感じで打てた。めっちゃうれしい」と笑った。
 4-1の六回2死一塁で、3ボールからチェンジアップをハーフスイング。「手を出してしまったから、もう1球来ると思った」と、冷静に5球目の浮いたチェンジアップを捉え、左翼席へ運んだ。

丸(一回に先制二塁打、五回に8号2ラン)
「チャンスがある球が来たらしっかり1球で仕留めようと思っている」

広島・畝投手コーチ(中村祐に)
「しっかり低めに投げられたし、リリースも良かった」

広島・バティスタ、また代打で2戦連発 丸「すごいっすね」
 広島が3本塁打などで7点を奪い、4カード連続の勝ち越しを決めた。一回一死二塁から丸が右中間へ適時二塁打を放ち先制。四回にはエルドレッドの左越え15号ソロ、五回には丸の右越え8号2ランでリードを広げると、六回には代打・バティスタが2試合連発の左越え2号2ランを放ち、ダメを押した。
 投げては中村祐が無傷の3勝目。序盤は140キロ台前半の直球、2巡目以降はスライダーを中心に組み立て、ロッテ打線を相手に6回4安打1失点と好投した。
 ヒーローインタビューで中村祐は「野手の方がしっかり点を取ってくれたので、楽に投げることができました」と振り返った。
 また丸は、本塁打について「チャンスがあるボールは積極的に行こうと思っていたので、最高の結果になって良かったです」とコメント。さらに「バティスタ、すごいっすね。チームメイトの僕らが一番びっくりしてると思いますけど…。バティスタに負けないように打ちたいと思います」と新助っ人の活躍に舌を巻いた。

(以上 サンスポ)

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【広島】バティスタ神ってる!セ史上初の初打席から2打席連続代打弾!
 広島・バティスタがロッテ戦(マツダ)の6回に代打で2ランを放った。3日の初打席本塁打に続く衝撃の連発。初打席から2打席連続の代打本塁打はセ・リーグ初の快挙となった。リーグ連覇を狙って首位を走る広島に、今年も“神ってる”男が出現した。
 今年の“神”はこのドミニカンだ。2日前まで育成選手だったバティスタが、またどでかいアーチを放った。3点リードの6回2死一塁。3ボール1ストライクからの5球目、土肥のチェンジアップを左翼席の上段へたたき込んだ。
 「チェンジアップをたくさん投げていたので、それを狙ったんだ」。前日(3日)も代打で初打席アーチをマークしており、初打席からの2打席連続代打本塁打は1984年の村上信一(阪急)以来、33年ぶり2人目。セ・リーグでは史上初だ。「外国人では初めてなんだって? めっちゃうれしいよ」。歴史に名を残したB砲は興奮した。
 25歳と若いが、その野球人生には紆余(うよ)曲折があった。17歳だった2009年からカブスのマイナーでプレー。だが、結果を出せず、13年の途中に解雇された。15年にドミニカ共和国のカープアカデミー入りするまでの約1年半、故郷のサンペドロ・デ・マコリスに戻って浪人生活に耐えた。「リフレッシュしていたんだ」とジョークで振り返るが、トレーニングで汗を流し、再起のチャンスを探していた。「まだやれるポテンシャルがある。カープでやりたかった。チャンスがあると思った」。カリブ海を眺めながら、日本に戦いの場を求めた。
 衝撃デビューを飾った前夜、ドミニカの家族に電話し、初アーチの映像をアプリで送った。「うれしいよ。もっと頑張って」。支えてくれた家族の喜びの声に、さらに気持ちが奮い立った。支配下登録され、年俸は約230万円から約520万円になった。「家族に車をプレゼントしようと思っているんだ。いつかは日本に呼びたいね」。けっして裕福ではない母国の家族のためにも、ジャパニーズドリームをつかもうとしている。
 緒方監督は「また打ったね。最高の結果でファンの心をつかんだね」と喜んだ。昨年の交流戦は鈴木がブレイクし、今年はバティスタという新星が出現。6日からの対日本ハム、楽天の6連戦はDH制で、出場機会増は必至だ。(角野 敬介)

 ◆サビエル・バティスタ(Xavier Batista)1992年1月18日、ドミニカ共和国生まれ。25歳。カブスのマイナーで5年間プレーしたが芽が出ず、同国のカープアカデミー入り。2015年秋に練習生として来日し、昨季育成選手として入団。今季はウエスタン・リーグで打率3割6分3厘、14本塁打、38打点。189センチ、115キロ。右投右打。独身。年俸約520万円プラス出来高払い。6年契約。

【広島】バティスタまた打った!デビューから2戦連続代打本塁打!
 広島のサビエル・バティスタ内野手(25)が、デビューから2試合&2打席連続となる代打本塁打を放った。3点リードの6回2死一塁、代打で登場したバティスタは3ボール1ストライクからの5球目、土肥のチェンジアップを左翼席へたたき込んだ。
 2日に支配下登録されたばかりで前日(3日)のデビュー戦で初打席初アーチ。これでデビューから2打席連続本塁打となった。
 ドミニカ共和国のカープアカデミー出身の大砲は「打ったのはチェンジアップ。3ボールからボール球のチェンジアップに手を出してしまったので、もう1球くると思っていた。高めに浮いてきた球をしっかりと打つことができました」と喜んだ。
 バティスタはデビュー戦となった3日の同カードでも、6回無死二塁から代打でバックスクリーン右へ逆転2ラン。外国人選手の代打初打席アーチはプロ野球史上初めてだった。
 バティスタは、カープアカデミーを経て2015年秋に来日。育成選手として今季は2軍で打率3割6分3厘、14本塁打、38打点と打ちまくり、今月2日に年俸521万円プラス出来高の6年契約で支配下選手となったばかりだった。

(以上 報知)

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2戦連続代打弾の広島バティスタに緒方監督驚嘆「ファンの心つかんだ」
支配下登録直後に代打で2戦連発の助っ人、指揮官も「最高の結果」
 広島は4日、マツダスタジアムで行われた千葉ロッテ戦に7-1で勝利し、交流戦スタートから2カード連続勝ち越しを決めた。投打がかみ合った快勝で、かつては鬼門と言われた交流戦で好スタートとなったが、緒方監督は「交流戦はまだ3分の1が終わっただけ。これからも6連戦が続くので、みんなで頑張っていきたい」と浮かれる様子はなかった。
 指揮官はまず先発して3勝目を挙げた中村祐の好投を称えた。「前回の登板と違い、テンポが良かったし、しっかり指にかかったいいボールが多かった」と評価し、「若いピッチャーを盛り立てる内野のいい守りもあった」とバックの好守にも触れた。
 「丸が先制、中押しといい働きをしてくれた。今日も活発に点を取ってくれたね」とした打線では、支配下登録されたばかりのバティスタが2試合連続で代打本塁打と史上2人目、セ・リーグでは初の快挙もあった。緒方監督は「また打ったね」と驚いた様子で、「昨日、今日と最高の結果を出して、ファンの心をしっかり掴んだね。ワンチャンスをものにしたことで、これから出場機会も増える」と、パの本拠地でDH制がある翌週の6連戦に期待を隠せない様子だった。
大久保泰伸●文 

(フルカウント)

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