ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2017-116

2017年04月26日 15時39分10秒 | マリーンズ2017
【楽天4―2ロッテ ( 2017年4月25日 東京D ) 】


「選手もいない。打順を変えるしかない」/伊東監督
 楽天の継投に散発4安打2点に抑えられたロッテ伊東勤監督のコメント。
 「一時よりは良くなった。8回に粘りが出た」。
 「我慢と言っても…。選手もいない。打順を変えるしかない。毎日、日替わりでやりましょう」。

ロッテ貧打線…全球団最低チーム打率1割8分5厘
 ロッテ打線がつながらない。楽天の継投に散発4安打2点に抑えられ、敗れた。14試合連続2ケタ安打がない。チーム打率は12球団最低の1割8分5厘。20試合目で2割未満は、パ・リーグでは67年の南海以来50年ぶりの貧打となった。
 もっとも、伊東監督は「一時よりは良くなった。8回に粘りが出た」と前向きに切り出した。1-3の8回、先頭井口がバットを折られながら左前打で出塁。2死からの内野安打と相手投手の暴投で1点差まで迫った。ただ、それで精いっぱい。9回は、敵の守護神・松井裕に9球連続ストライクによる3者連続空振り三振で終わった。
 手詰まり感が漂う。8回は代走、代打、ランエンドヒットと手を繰り出した。伊東監督は「現状でやることはやっている」。この日のように先に失点して追いかける展開になると、今の打線では極めて苦しくなる。打開策を問われると「我慢と言っても…。選手もいない。打順を変えるしかない。毎日、日替わりでやりましょう」と締めた。20試合で18通りの打線を組んだ。4番は、この日のダフィーで今季早くも5人目だ。個々の復調を待ちながら、なんとか最善手を探っている。【古川真弥】

 ▼ロッテは8日楽天戦から14試合続けて2ケタ安打がない。最近では15年に広島が25試合連続2ケタ安打なしを記録したが、ロッテで14試合以上は92年6~7月の14試合以来。球団ワーストの18試合(58年)が迫ってきた。チーム打率は1割8分5厘。パで開幕から20試合以上を消化して2割未満は67年南海(22試合目まで)以来となった。

ロッテ伊東監督、かみ合わない投打を嘆く「厳しい」
 ロッテは打線が振るわずに敗れた。楽天の継投に、4安打2点のみ。
 守っては、先発西野が5回7安打3失点で2敗目を喫した。
 打線はチーム打率2割を切るが、8回表に1点差まで迫った。だが、直後の8回裏に1点を追加され、9回表は3者凡退で終わった。
 伊東勤監督(54)は「(西野は)もったいなかった。2死から走者を出して、無駄な失点が多かった。初回、2回と先に点を取られている。現状、追っかけるのは厳しい。先に点をやらないように言っているけど」と、かみ合わない投打を嘆いた。


ロッテ西野「先頭打者を出しすぎ」5回3失点で降板
 ロッテ先発の西野勇士投手(26)は、5回7安打3失点で降板した。
 2回、3回、5回と先頭打者を出した。1-2の4回は、2死走者なしから2者連続で四球を出し、ペゲーロに3点目を許す適時打を打たれた。
 降板後は「先頭打者を出しすぎ。苦しくなってしまい、リズムに乗っていくことが出来なかった。4回は点を取ってくれた直後に、2死から四球、四球で失点。自分で自分を苦しめてしまった。守りの時間が長くなってしまい、いい流れを作れなかった」と反省していた。


ロッテ酒居1軍デビュー2回1失点「もっと冷静に」
 ロッテのドラフト2位、酒居知史投手(24)が1軍デビューを果たした。
 1-3の7回に3番手で登板。7回は2死から銀次に四球を与えたが、後続を断った。だが、続投した8回に2死から嶋にソロを打たれた。2回を投げ、1安打1四球1奪三振1失点。直球はコンスタントに145キロ前後を出し、最速150キロが1球、あった。
 嶋のソロは5球でフルカウントになった後、4球連続直球勝負。ファウルでしのがれ、9球目を捉えられた。
 試合後は「後悔なく投げようと思いました。それなりの球は投げられたところで、最後(に打たれた)。試合展開をもっと冷静に考えて、中継ぎとして、試合の流れ、役割をもっと心得ないといけなかった。四球でも次を切ればいいという考えを持てれば、無理に押し切らなくても、という考えはありました」と反省していた。
 伊東監督は「良かった。直球が走りだしてきた」と評価した。


ロッテ大嶺翔が1号ソロ「スッキリしました」
 ロッテ大嶺翔太内野手(25)が1号ソロを放った。0-2の4回先頭で、楽天辛島のスライダーを左越えにライナーで運んだ。
 高めに浮いた球を捉えると、「甘いボールは積極的に行こうと思っていました。このところ、自分のスイングが出来ていなくて、モヤモヤしてるところがあったのですが、久しぶりにいいバッティングが出来てスッキリしました。まずは早く追いつけるように頑張ります」と話した。


ロッテ角中がリハビリ開始「打つ以外は普通に」
 右内腹斜筋損傷のため13日に出場選手登録を抹消されたロッテ角中勝也外野手(29)が25日、ロッテ浦和球場でリハビリを開始した。
 これまでは、自宅で静養を続けていた。この日は、キャッチボールなどを行った。「自分の感覚では、打つ以外の動きは普通にやれそうです」と、明るく話した。
 全治は4~6週間と診断されている。「その間のどこかで、ファームの試合に出られたらと思います」と話した。

(以上 日刊)

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初4番ダフィー、4タコ3三振… 伊東監督お手上げ
 ロッテは1―3の8回に暴投で1点差とし、なお2死一、三塁の好機をつくったが、4回に1号ソロを放った大嶺翔が二ゴロに倒れた。
 打線は散発の4安打で借金8。開幕から4番に据えたパラデスは極度の不振で2軍落ち。この日は打率・212で本塁打0のダフィーを初めて4番起用したが4打数無安打3三振。伊東監督も「いないからね。打順を変えるしかない」とお手上げ。急務である補強について林信平球団本部長は「具体的なコメントはできない」と慎重だった。

(以上 スポニチ)

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ロッテ・ダフィー、初4番も4の0…伊東監督「序盤で劣勢苦しい」
 打線の状態が上がらない。大嶺翔の本塁打と相手暴投による2点しか奪えず楽天に競り負け、借金は再び今季ワーストの「8」。新外国人のダフィーを今季初めて4番に据えたが、4打数無安打3三振と機能せず。伊東監督は「序盤で劣勢になると苦しい。今いる選手を日替わりで起用して何とかするしかない」と厳しい表情だった。

プロ初登板で2回1失点のロッテD2位・酒居(大阪ガス)
「それなりの投球はできたが、失点してはいけない」

ロッテは4安打と振るわず…伊東監督「いまひとつ打線が。真ん中が打てていない」
 ロッテは打線が4安打と振るわず一度もリードを奪えなかった。伊東監督は「試合的には接戦に見えるが、いまひとつ打線が。真ん中が打てていない」と中軸が3人で計1安打に終わったことを嘆いた。
 先発西野が先制を許すと低調な打線に勢いはなく、伊東監督は「流れ的に劣勢になって、追い掛ける方は厳しい」と渋い顔。西野は「先頭を出すことが多く(四回に)二死から2四球で失点した。防げるところはあった」と反省した。


ロッテ・大嶺翔が3年ぶり本塁打! 定位置奪取へアピールの一発
 ロッテの大嶺翔が3年ぶりに本塁打を放った。四回、先頭で辛島のスライダーを完璧に捉えて左翼席へ運び「甘い球は積極的にいこうと思っていた。このところ自分のスイングができていなくてもやもやしていたが、久しぶりにいい打撃ができてすっきりした」と会心の表情を浮かべた。
 チームは遊撃手を固定できておらず、貧打に苦しんでいる。定位置奪取へアピールの一発となった。

(以上 サンスポ)

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【ロッテ】リーグ50年ぶりチーム打率1割台…伊東監督、打順は「日替わりでやります」
 ロッテは、4安打で2得点しか奪えず、10戦連続3得点以下。20試合以上を終えてチーム打率1割台は、パ・リーグでは67年の南海(22試合目)以来、50年ぶりだ。
 早くも今季5人目の4番としてダフィーを起用した伊東監督は「(打線は)一時よりだいぶ良くなりましたけどね。打順を変えるぐらいしかできないから、日替わりでやります」。投打がかみ合わず、開幕から8カード連続初戦黒星となった。


【ロッテ】4番・ダフィーも実らず14試合連続2ケタ安打なし…チーム打率は1割8分5厘
 ロッテが4安打で2得点しか奪えず、開幕8カード連続初戦黒星。チームの3得点以下は10試合連続、2けた安打なしは14試合連続に伸びた。
 投打がかみ合わない。初回、2回とも犠飛で2点を先行されると、4、8回は1点差に追い上げた直後に失点。8回に見せ場は作ったが、2点ビハインドの9回はクリーンアップが松井裕に3者連続3球三振を喫した。伊東監督は「一時よりは良くなりましたけどね。結果的に接戦に見えてますけど、特に真ん中(中軸)が打てていない」と我慢が続く。チーム打率は20試合を終えて1割8分5厘。今季5人目の4番としてダフィーを起用する策も実らなかった。

(以上 報知)

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ロッテ50年ぶり貧打 67年南海以来の開幕20戦チーム打率1割台
 最終回、松井裕の前にロッテは細谷圭内野手(29)、マット・ダフィー内野手(28)、鈴木大地内野手(27)が3者連続の3球三振でゲームセット。この瞬間、50年ぶりの記録が刻まれた。
 開幕20試合を消化してチーム打率は・185。開幕20試合の時点で2割を切ったのは67年の南海(現ソフトバンク)以来だ。
 伊東監督は「だいぶ、一時よりはよくなった。八回も粘りが出ていた」と話す一方で、「接戦に見えているが打てない。特に真ん中が…」と嘆いた。
 1-3の八回、井口の安打からハーマンの暴投につけ込んで1点を奪い、なお2死一、三塁。だが、四回に1号ソロを放った大嶺翔が代わった福山の前に二ゴロ。ここまでだった。
 「今いる選手でやるしかない。打順を替えて、日替わりでやっていきましょう」。指揮官は努めて明るく振る舞った。

(以上 デイリー)

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“歴史的貧打”に苦しむロッテ 伊東監督「我慢といっても人がいない」
楽天に競り負けたロッテ
 ロッテの貧打は歴史的になった。25日、東京ドームで行われた首位・楽天戦で2-4と敗戦。9回は松井裕樹に細谷、ダフィー、鈴木のクリーンアップが3者連続三振に切って取られた。
 先発西野が初回、2回と1点ずつ先制されたが、大嶺翔が3回、辛島から「久しぶりに自分のスイングができた」と3年ぶりのアーチをマーク。再び2点差とされて迎えた8回は球界野手最年長の井口がバットを折りながら執念の左前打で出塁。2死から代打・伊志嶺が内野安打で繋ぎ、ハーマンのボークと暴投で再び1点差に迫った。
 しかしプロ入り初登板の酒居が8回裏、2死から嶋に4点目のソロアーチを浴びた。「無駄な失点が多かった。初回、2回に点を取られると、今の状態では追っかけるのが厳しい。接戦のように見えるが、真ん中(クリーンアップ)が打ててない」と伊東監督。3、4、5番のヒットは2回の鈴木の二塁打1本だけだった。11三振を奪われ、安打は4本。チーム打率は1割8分8厘からさらに下げて、1割8分5厘。開幕20試合でチーム打率が1割台は1967年の南海ホークス以来50年ぶりという。
「我慢といっても(打てる)人がいない。打順を変えるぐらいで、日替わりでやっていくしかない。今いる選手を使っていくしかない」と伊東監督も前を向くしかなかった。
細野能功●文


ロッテドラ2酒居、初登板で「初めて出た球速」計時も…プロの洗礼
嶋にソロ弾被弾、伊東監督は評価「大事に使っていきます」
 ロッテのドラフト2位右腕・酒居が初登板のマウンドでプロの洗礼を浴びた。
 25日、東京ドームでの楽天戦で2点を追う7回に3番手でリリーフ。先頭ウィーラーの3球目には「自分にとって初めて出た球速」と150キロを記録するなど、ストレートが走った。直球中心で、スライダーにスプリットを交えてウィーラー、アマダーの両外国人を中飛に打ち取るなど、プロ入り初登板としては上々の出来だった。
 8回ハーマンの暴投で1点差とプロ入り初登板、初勝利も夢ではなくなった。8回、島内、岡島を簡単に打ち取り2死。ここまではよかった。しかし嶋には3球目のスライダーを除いて全球ストレートの力勝負を挑んだ。3球連続ストレートをファールで粘られ、結局フルカウントからの9球目。147キロのストレートを左翼席に運ばれた。
「冷静に中継ぎとしての役割を心得て(あそこは)四球でも。中継ぎとしての球種の使い方ですね」と、初マウンドは厳しい教訓の場となったようだ。それでも伊東監督は「ストレートの走りが戻ってきた。大事に使っていきます」と高く評価した。
細野能功●文

(以上 フルカウント)


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【楽天目線】

「貯金は関係ないよ」/梨田監督
 球団史上最速の貯金10となった楽天梨田昌孝監督のコメント。
 「あまり貯金は関係ないよ。明日のことだけ」。
 楽天グループの社員や取引先を呼んだ大観衆が「手応えよりプレッシャーでね。でも勝てて良かった」と胸をなで下ろした。

楽天松井裕3者3球三振締め 球団史上最速貯金10
 首位楽天が、「楽天スーパーナイター」と銘打った、年に1度の東京ドームでの主催ゲームで快勝した。先制、中押し、ダメ押しと効率的に攻撃し、日本一に輝いた13年以来となる貯金10に、球団史上最速で到達した。三木谷浩史オーナー(52)ら多数の楽天グループ社員が応援に駆けつけ、主催試合では球団史上最多となる4万5211人を集めた。貯金だけでなく、盛り上がりも優勝イヤーをほうふつさせる。
 ド派手な締めくくりが、球団史上最多観衆を盛り上げた。9回に登場したクローザーの松井裕が、パ・リーグでパ6人目の3者連続3球三振。最終回ではリーグ初の快挙に「追い込んだら三振は狙う。甘くならないようにと思った。すごい大きな声が後押しになりました」。WBC以来の東京ドーム。「ホームで、それは思いました」。応援する雰囲気が、思わず国際大会の緊張感を呼び起こした。
 松井裕に余裕を与えたのが嶋だ。1点差に迫られた8回、ダメ押しの2号ソロ。お立ち台で「ウチの松井は何をやらかすか分からないから1点でも多い方がいいかなと思った」と、場内の爆笑を誘った。さらに「東京ドームで4万5000人は日本シリーズ以来。非常に力になります」と続け、優勝した13年を思い出した。「あの時はAJとマギーがいて、今年は茂木とペゲーロ」。軸になる強打者がいるチームは強い。
 打線は上位、下位ともに今季の特色が存分に出た。1回は2~4番の外国人トリオが、ペゲーロのフェンス直撃二塁打から、ウィーラー左安、アマダー中犠飛とパワーで先制点をもぎ取った。2回は6~9番の日本人が、技でもぎ取った。今江の流し打ちから、島内のたたきつけ安打、岡島のバスターで好機を拡大し、嶋の左犠飛でフィニッシュ。硬軟自在の攻撃が、しぶとい打線を形成している。
 これで球団史上最速の貯金10。梨田監督は「あまり貯金は関係ないよ。明日のことだけ」と平然としていた。それよりも、楽天グループの社員や取引先を呼んだ大観衆が「手応えよりプレッシャーでね。でも勝てて良かった」と胸をなで下ろした。試合後のベンチ裏には小島よしお、サンドウィッチマン、あばれる君ら芸能人がズラリと祝福に訪れた。東京開催らしい華やかな雰囲気。独走態勢に向け、お祭りムードは最高潮になった。【斎藤直樹】

 ▼松井裕が9回に細谷、ダフィー、鈴木と3者連続で3球三振。1イニング3者連続3球三振は、14年9月10日武藤(中日)以来でプロ野球17人、18度目。パ・リーグでは6人、7度目で楽天では初。なお3~5番のクリーンアップ相手に記録したのは史上初めて。

 ▼楽天が3連勝で、貯金を今季最多の10とした。楽天の2桁貯金は09年、13年に続いて3度目で、両リーグ最速で2桁貯金を記録したのは球団史上初めて。楽天は開幕18試合目で貯金10としたが、18試合以下で2桁貯金としたのは13年巨人(16試合)以来。パ・リーグでは89年オリックス(14試合)以来で28年ぶり。


楽天辛島、東京ドーム初勝利「傾斜は結構あった」
 楽天先発の辛島航投手(26)がロッテ打線を7回2安打1失点に抑え、今季3勝目をマークした。
 抜群の安定感を披露した。初回から速球とカーブを両サイドに投げ分け、決め球のチェンジアップで相手打線を翻弄(ほんろう)した。15年10月2日以来、571日ぶりのロッテ戦勝利を手にした左腕は「嶋さんが、バッターに狙い球を絞らせないようにうまくリードしてくれた。序盤に点を取ってもらって助かった」と、自身の投球を冷静に振り返った。
 東京ドームでも通算4試合目にして初勝利。「(マウンドの)かたさは気にならなかったが、傾斜は結構あった」。不慣れなマウンドながらも、緩急自在の投球で見事にカバーした。チームトップタイの3勝目を挙げた辛島に、与田投手コーチは「前回の西武戦に続き、スピード差を使い、両サイドに投げ分けてくれた。抜群のピッチングをしてくれた」と称賛した。


楽天福山、8回ピンチを見事な火消し 11戦無失点
 楽天福山が見事な火消しを演じた。
 1点差に迫られた、8回2死一、三塁で3番手としてマウンドに上がり、この試合で本塁打を放っている大嶺翔を外角のスライダーで二ゴロに打ち取り「アウトに取ることだけを考えていた。抑えられてよかった」と胸をなで下ろした。今季は11試合に登板し無失点。抜群の安定感を誇る中継ぎは「チームのジョーカーになれたらいいですね」と意欲を見せた。


楽天ペゲーロ「いい1本に」相手を突き放す適時打
 楽天カルロス・ペゲーロ外野手(30)が、相手を突き放す適時打を放った。
 2-1の4回、2死一、二塁から西野の2球目フォークを中前に運んだ。
 貴重な追加点を演出したペゲーロは「2死から(2者連続の)四球で作ったチャンスだったので、つなぐ意識で打席に入った。初球は強引にいきすぎたけど、打席のなかでうまく修正できた。1点差に追いつかれた後だったから、いい1本になってよかったよ」と淡々と振り返った。


楽天アマダー「ビバ、イーグルス!」初回に先制犠飛
 楽天ジャフェット・アマダー内野手(30)が先制の犠飛を放った。
 0-0の1回裏、1死一、三塁からロッテ西野の速球を中堅へ高々と打ち上げた。4番の務めを果たしたアマダーは「初回のチャンスだったから、ランナーをかえすことだけを考えていた。最低限の仕事ができてよかったよ。ビバ、イーグルス!」とご機嫌に話した。

(以上 日刊)

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松井裕、3連続3球三振9球中7球空振り 最多記録更新
 松井裕(楽)がロッテ戦の9回に細谷、ダフィー、鈴木と3〜5番を3者連続で3球奪三振。イニング3者連続3球奪三振は14年9月10日に武藤(中)が広島戦の7回に記録して以来プロ野球17人目(18度目)。楽天では松井裕が初めてで、クリーンアップから奪ったのも初めてだ。
 この日は9球のうち空振りが7球。過去に3者連続3球奪三振をマークした投手の中で最も空振りが多かったのは79年平松(大洋)の6球。松井裕の7球はこれを上回った。

松井裕 圧巻3連続3球三振「いつも追い込んだら狙いにいく」
 圧巻だった。2点リードの9回、マウンドに向かったのは楽天の守護神・松井裕だ。先頭の細谷、4番・ダフィーを6球連続で空振りで連続三振に仕留めると、3人目の鈴木も直球2球で追い込み、最後は外角のスライダーで空振りさせた。
 「いつも追い込んだら三振を狙いにいく。直球は打者の反応を見ても差し込めたり、空振りが多かった。(最後は)スライダーが決まってくれた」
 3者連続3球三振。史上17人目で18度目の快挙だ。実に9球中7球が空振りだった。この日最速148キロの直球の切れがあったからこそ変化球も生きた。今季14試合目の登板で15回1/3を投げて19奪三振、防御率0・00。開幕からフル回転も「疲れは感じていない」と鉄人ぶりを発揮している。
 この日は毎年恒例の「楽天スーパーナイター」と銘打たれ、東京ドームで行われた。三木谷浩史オーナーを含め、本社社員が多数詰めかけ、来場者にはビジター用ユニホームを配布。スタンドがクリムゾンレッドに染まった。観衆は球団史上最多の4万5211人。その大観衆から力をもらった。「マウンドに上がって(WBCと同じだと)思いました。(今日も)ファンが大きな声援で後押ししてくれた」。左腕は日の丸を背負って戦ったWBC2次ラウンドのオランダ戦(東京ドーム)を思い出していた。
 今季18試合目で、チームは4度目の3連勝で貯金10。初めてCS進出した09年は133試合目。日本一になった13年でも70試合を要した。梨田監督は「貯金はあまり関係ない。とりあえず明日のことを考えたい」と平常心を強調する。松井裕も「良い投球はできたが、明日の試合はもう始まっている」と同調した。好投しても謙虚な姿勢を崩さない。最後のマウンドには無敵の守護神がいる。(黒野 有仁)


嶋8回千金弾「松井裕が何かやらかすか分からないので」
 楽天の嶋が1点差とされた8回2死から貴重な2号ソロ。フルカウントから3球ファウルで粘って、ルーキー酒居の147キロ直球を左翼席に打ち込んだ。
 22日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の一発に「ウチの(抑えの)松井裕が何かやらかすか分からないので、1点でも多い方がいいと思った」と笑わせた。6回にはリーグ最多12個目の犠打を決めるなど攻守に頼れる主将だ。


三木谷オーナー 好調に「良い意味で驚いています」
 観戦に訪れた楽天の三木谷オーナーも勝利を見届け、喜んだ。「今年は結構いけると思っていたが、ここまで好調が続くと思っていなかった。良い意味で驚いています」と笑みを浮かべた。
 始球式は、元楽天本社社員でお笑いコンビのトレンディエンジェル・斎藤司が務めた。

(以上 スポニチ)

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楽天、創設13年目で初の最速貯金10!辛島が7回1失点6K
 楽天は25日、「楽天スーパーナイター」と銘打ち、東京ドームで開催したロッテ3回戦に4-2で競り勝った。3連勝で貯金を今季最多の10とし、球団創設13年目で初のセ、パ両リーグを通じて2桁一番乗り。先発の辛島航投手(26)が6三振を奪い、7回2安打1失点で無傷の3勝目を挙げた。
 左腕対策で先発オーダーに7人の右打者を並べたロッテ打線を相手に、顔色一つ変えず、淡々と腕を振った。辛島が今季最長の7回を投げ、1失点で3勝目を挙げた。
 「長打を打たれないように、低めに投げることを心がけた。嶋さんがリードしてくれました」
 何事にも動じないのが左腕のいいところ。東京ドームでの主催試合で球団最多となる4万5211人の観客を動員し、三木谷オーナー、立花社長、星野球団副会長ら球団幹部が観戦する“御前試合”で快投を演じた。
 リベンジも果たした。2015年7月3日も東京ドームで先発(対日本ハム)。四回途中5失点で黒星を喫し、楽天の社員が詰めかけた年に一度の大イベントでのお祭りムードを壊した。
「あのときは満塁本塁打を食らったことだけ覚えている。東京ドームだからといって、気にはしていない」
 沖縄・久米島キャンプで投球フォームを改良した。インステップ気味だった踏み込む右足を真っすぐに修正。重心が沈み、上半身により力が伝わり、球持ちが長くなった。球に切れ味が増し、チェンジアップとの緩急の差が大きくなった。
 チームの貯金10を「貯金をはき出すのは一瞬だから」とクールに受け流した左腕は、愛くるしいマスクと冷静な振る舞いとの振り幅が魅力でもある。「辛島がこの大観衆の中で、素晴らしい投球をしてくれた」と梨田監督。度重なるけがを乗り越えた26歳が、チームの快進撃を支えている。 (広岡浩二)

試合を観戦した楽天・三木谷オーナー
「攻撃的に、リスクを恐れない新しい取り組みは、うちのチームらしくていい」

★故郷の味堪能し
 辛島は私生活でも動じない。故郷・福岡で行われた21日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の後、日付が変わった午前1時すぎに料理店へ出掛けた。「時間が遅い? 関係ないですよ。おなかが空いてたら眠れません」と佐賀・呼子(よぶこ)名物の活イカ、フグのしらこの天ぷら、ごまサバなどを注文し「子供の頃、ばあちゃんが作ってくれたごまサバがうまくて忘れられない」。故郷の味を堪能して、この日の登板に備えた。

データBOX
 〔1〕楽天が球団創設13年目にして初めて、両リーグ最速で貯金10に到達。チーム18試合以内に到達したのは、2013年の巨人(16試合、同年最終順位は1位)以来4年ぶり。パでは1989年のオリックス(14試合、同2位)以来28年ぶり。
 〔2〕チームの貯金が2桁に達したのは、09年(133試合目、同年の最多は13)、13年(70試合目、同27)に次いで4年ぶり3度目。チーム最終順位は09年が2位、13年はリーグ優勝し、日本一に輝いた。
 〔3〕松井裕が九回に3者連続で3球三振。1イニング9球の3者連続3球三振は、14年9月10日の中日・武藤祐太(広島戦の七回)以来、3年ぶり史上17人目(18度目)。パでは11年5月24日の日本ハム・ウルフ(横浜戦の二回)以来、6年ぶり6人目(7度目)で、楽天では初めて。


楽天・松井裕、3者連続3球三振!嶋の一発が「気持ちを楽に」
 抑えの松井裕が九回に登板。細谷、ダフィー、鈴木のクリーンアップを3者連続で3球三振に仕留める圧巻の投球で、9セーブ目を挙げた。「(八回の)嶋さんの一発が大きかった。気持ちを楽にさせてくれました」と、登板直前にリードを2点に広げた女房役に感謝した。

八回に2号ソロで貴重な追加点をたたき出した楽天・嶋
「(抑えの)松井(裕樹)が何をやらかすか分からないので、1点でも多い方がいいと思った」


楽天・嶋、抑えの「松井が何をやらかすか…」 打率低迷も価値ある一発
 楽天の嶋が3-2の八回に2号ソロを放った。二死から酒居の速球を捉え、左翼席へ運んだ。1点差に迫られた直後だっただけに、貴重な追加点となった。
 打率は2割台前半に低迷しているが、要所で価値ある一発。お立ち台で「1点差では(抑えの)松井が何をやらかすか分からないので、頑張りました」と笑いを誘った。

梨田監督(辛島に)
「素晴らしい投球。芯に当てられたのは(大嶺翔の)本塁打ぐらいだった」

松井裕(九回を3者連続三振で9セーブ目)
「(八回の)嶋さんの本塁打が気持ちを有利にさせてくれた」

酒居(新人、プロ初登板で2回1失点)
「中継ぎでの球種の使い方は難しいなと思った」


【絆トーク】
好調の楽天・岡島の秘訣はシャープな体型…愛妻の支えでバットにも“違い”が

 好調の楽天・岡島豪郎外野手(27)は今季から体質改善に取り組み、体重は5キロ減の75キロを維持。体に切れがある。
 昨年12月に元タレント、岡村真由さんと結婚。真由さんは「ジュニア・アスリートフードマイスター」の資格を取得し、栄養バランスに配慮した料理が食卓に並ぶ。岡島は独身時代、炭酸飲料水を大量に飲んでいたが、真由さんとの二人三脚で食生活を改善。現在は1日1杯に抑えるなど、自制している。
 甘党の一方で、繊細な舌を持つ。お茶問屋の次男として生まれ、幼少の頃から日本茶を飲用。「お茶にはうるさいですよ」。違いの分かる男はバットさばきにも“違い”が出てきた。 (楽天担当・広岡浩二)


楽天はアマダーが先制犠飛「ビバ、イーグルス!」
 楽天が一回に先制した。一死からぺゲーロが相手先発の西野から右中間二塁打を放つと、ウィーラーの左前打で一、三塁。ここでアマダーが先制中犠飛を放った。
 アマダーは「打ったのはストレート。初回のチャンスだったので、ランナーをかえすことだけを考えていました。最低限の仕事ができて良かったよ。ビバ、イーグルス!」とコメントした。

(以上 サンスポ)

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【楽天】辛島、2年前KOされた東京Dで悪夢払拭!開幕から3連勝
 楽天は25日、東京ドームでの主催試合最多動員となる4万5211人が詰めかけたロッテとの「楽天スーパーナイター」を制し、3連勝で早くも貯金を「10」とした。先発した辛島航投手(26)は、7回を2安打1失点の好投。開幕から3戦3勝と、チームとともに最高のスタートを切った。
 自分のペースで淡々と投げ続けた。全ての球種がコーナーに決まる。4回に大嶺翔に一発こそ浴びたが、許した安打は鈴木の三塁ベースに当たる不運な二塁打と2本だけ。「ペゲーロにも守ってもらったし、すぐに点をもらって助かりました。嶋さんが、バッターの狙いを絞らせないようにやってくれた」。危なげなく7回を投げ切り、自慢のリリーフ陣に後を託した。
 嫌な思い出は忘れた。15年7月3日、この日と同じ東京Dでの主催試合・日本ハム戦に先発。4回にレアードに満塁弾を浴びて5失点KOされていた。「覚えてないです。満塁ホームラン打たれたんで」。むしろ思い出したのは日本シリーズ。13年の日本シリーズ第5戦、東京Dで先発し、5回無失点と好投した。「4万5000人? でも、日本シリーズの方がすごかった。一塁の声が聞こえなかったですから。今日はまだ、会話できました」と笑った。
 与田剛投手コーチ(51)は「スピード差と両サイドを使って、抜群のピッチングをしてくれた」と絶賛した。チームも3連勝で貯金は10。首位を快走するが、辛島は「(貯金を)はき出すのは一瞬ですから」と引き締めを図った。日本一も最下位も経験してきた左腕が、油断なくローテを守っていく。(山口 泰史)


【楽天】松井裕、史上初!クリーンアップ相手に3者連続3球三振締め!球団最速4月で貯金10
 春の珍事ではないのか―。楽天がロッテに競り勝ち、今季4度目の3連勝。4年ぶりに貯金を「10」とし、12球団最速で2ケタ貯金に到達。アマダーの初回中犠飛で先制し、先発の辛島も7回1失点で自身3連勝の快投。守護神・松井裕も3者連続3球三振で試合を締めくくった。貯金を2ケタとしたのは、初の日本一に輝いた13年以来となる3度目の快進撃。過去の2度はともにCS進出を決めており、今季も期待が高まるばかりだ。
 クリムゾンレッド一色に染まった東京Dが、歓喜の渦に包まれた。2点リードの9回。マウンドに上がった守護神・松井裕が、圧巻の3者連続3球三振。「たまたまですよ」とさらりと言い放ったが、9球で試合を締めくくると、チームの主催試合史上最多となる4万5211人の観客は、総立ちになった。
 今季4度目の3連勝。14勝4敗で貯金はついに10になった。2ケタの大台に乗ったのはリーグ2位だった09年、日本一に輝いた13年以来3度目。4月での到達は、球団創設13年目にして最速だ。梨田監督は「プレッシャーもあったけど、満員の中で勝てたのは大きいね」と満面の笑みを見せた。
 指揮官が「いい勝ち方ができた」と振り返るような、強さを象徴するゲームだった。初回はペゲーロ、ウィーラーの連打で1死一、三塁とするとアマダーが中犠飛でいとも簡単に先制点をつかみ取った。2、4回にも嶋の犠飛とペゲーロの適時打で追加点。投げては先発・辛島が7回2安打1失点とゲームを作った。8回にはハーマンが崩れかけ1点差に迫られたが、2死一、三塁のピンチを福山が抑え、直後には嶋が2死から2号ソロ。ロッテの反撃ムードを鎮めた。
 この日試合を見守った三木谷オーナーは「今年は結構いけるんじゃないかと思っている。今がマックスという感じでもない」とさらなる強さを予言。試合後ベンチ裏に集まったお笑い芸人のサンドウィッチマン・伊達、小島よしお、あばれる君ら「楽天ファン芸人」も興奮気味だった。
 主将の嶋は強さの秘密を「投手はねばり強く投げるから、攻撃陣も『いけるぞ』となる。13年はAJ(アンドリュー・ジョーンズ)とマギーがいたけど、今年はどこからでも簡単に点が取れる」と分析する。ベンチの雰囲気もいい。不調のアマダーにはこの日、登場曲をNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のオープニングテーマ曲に内緒で変更。ナインが一丸となって貪欲に白星を狙っている。
 梨田監督は「貯金10? あんまり関係ない。あしたのことを考えないといけない」と試合後にはすぐに視線の先を次戦に向けた。松井裕も「あしたの試合はもう始まっていると思う」と言って宿舎へ向かった。勝って兜(かぶと)の緒を締める。本物の強さになってきた。(安藤 宏太)

 ◆楽天の貯金10
 ▽09年 8月には借金8まで膨らんだものの、同月以降に田中、岩隈のWエースが13勝を挙げる活躍で反撃。2度の6連勝などで、シーズン終盤の9月27日に球団史上初めて貯金10に到達。野村監督4年目にして2位となり、初めてCSに進出した。
 ▽13年 エース・田中が開幕から無傷の24連勝。打線もジョーンズとマギーの外国人コンビを軸に7月4日に貯金10。首位に立つと、1度もその座を譲らずに星野政権3年目、球団創設9年目にして初のリーグ制覇、日本一となった。

 ◆記録メモ
 松井裕(楽)が9回、細谷、ダフィー、鈴木とロッテのクリーンアップを(◎…空振り、○…見逃し、△…ファウル)

細谷◎◎◎ ダフィー◎◎◎ 鈴木○△◎
 3者連続3球奪三振。空振り7は最多。1イニング9球の3者連続奪三振は、14年の武藤(中)以来、プロ野球17人目(18度目)。パでは6人目(7度目)で、チーム初。クリーンアップを相手にマークしたのは、松井が初めてだ。

【楽天】松井裕、3者連続3球三振の完璧締め!3連勝で12球団最速の貯金10
 楽天・松井裕が3者連続3球三振の完璧なピッチングでゲームを締めくくった。
 2点リードの9回にマウンドに上がった松井裕。3番・細谷を143キロ、外角高めの直球で空振り三振を奪うと、勢いは止まらなかった。ダフィーを146キロの直球で空振り三振で仕留め、鈴木からは外角のスライダーで空振り三振を奪った。全球ストライクの9球で抑える圧巻の投球をみせ「(8回の)嶋さんのホームランで2点差になったので気持ちが楽になった。本当にあの1点が大きくて思いっきり投げる事ができた。(3者連続3球三振は)狙ってないです。2ストライクに追い込んでからは狙ったけど、甘くならないようにということだけ考えた」と満足そうだった。
 楽天は3連勝で、12球団最速で貯金10とした。


【楽天】嶋、貴重な2号ソロで今季初のお立ち台 梨田監督「あの1点は効いたね」
 嶋の貴重な一打で楽天は12球団最速で貯金が10になった。
 8回表にハーマンの暴投で1点差に迫られた直後の攻撃だった。プロ初登板のロッテ・酒居の前に簡単に2アウトを取られ、嫌なムードが漂い始めていた。だが、2死走者なしから嶋がフルカウントからの9球目、甘く入った147キロの直球を捉えると、レフトスタンド最前列に飛び込む2号ソロ。貴重な追加点をたたき出した。
 今季初めてお立ち台に上がった嶋は「うちの松井(裕)がなにをやらかすか分からないので、1点でも多い方がいいかなと思いました」と、主催試合では球団史上最多となるる4万5211人が集まった東京Dのファンの笑いも誘った。梨田監督も「あの1点は効いたね。嶋はいい四球もバントもあったし、いい働きをしてくれている」と主将の活躍をたたえていた。


【楽天】合計体重354キロ助っ人トリオで先取点!中犠飛のアマダー「ビバ、イーグルス!」
 今季4度目の3連勝を狙う楽天が合計体重354キロの重量級外国人トリオの活躍で先取点を奪った。
 先発・辛島が2者連続三振など3者凡退と最高の立ち上がりを見せた直後の1回裏。ロッテ先発・西野を攻めた。1死から2番・ペゲーロがフェンス直撃の中越え二塁打で出塁すると、続くウィーラーも初球の直球を捉えて左前安打。1死一、三塁から4番・アマダーが中犠飛で1点を奪った。2~4番に3人連続で並ぶ助っ人が流れるような攻撃を見せた。
 開幕から不調が続き、打率はようやく2割に乗ったばかりだが、3試合連続の打点となり徐々に調子を上げてきているアマダーは「打ったのはストレート。初回のチャンスだったので、ランナーを返すことだけを考えていました。最低限の仕事ができて良かったよ。ビバ、イーグルス!」と笑顔だった。

(以上 報知)

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松井裕3者連続Kリーグトップ9S!楽天スーパー堅首だ!貯金10
 思わず雄叫びを上げていた。楽天の守護神・松井裕樹投手(21)は痛快なフィニッシュを演じた。3者連続の3球三振。わずか9球で締めた。今季9セーブ目を挙げるとともに、チームは貯金10に乗せた。
 「嶋さんの八回のホームランが気持ちを優位にしてくれた。あの1点が本当に大きくて、思い切り投げることができました」。ほおを上気させながら、左腕は女房に感謝した。
 九回、細谷、ダフィー、鈴木のクリーンアップを小気味よく斬り、全て空振り三振。「2ストライクに追い込んだら、基本は三振を狙います」。中でも手応えを感じているのが直球のキレだ。「打者の反応を見ても、真っすぐで差し込めているし、空振りが取れている」。確信が今季14試合で防御率0・00の無敵ぶりを支えている。
 年に1度の東京ドームでの球団主催試合「楽天スーパーナイター」。観衆は4万5211人を動員した。「明日もまたしっかり準備していきますよ」。守護神は充実の表情で次なる戦いに目を向けた。

(デイリー)

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パ・リーグ史上6人目 楽天・松井裕樹が見せた圧巻の9球
パ・リーグ史上6人目、わずか9球で3者連続三振
 圧巻の投球とは、まさにこのようなことを指すのだろう。
 楽天・松井裕樹投手が4月25日の千葉ロッテ戦、2点リードの9回に登板。クリーンアップの3番・細谷選手、4番・ダフィー選手、5番・鈴木選手を相手に3者連続3球三振。いずれも空振り三振に仕留め、わずか9球で3者連続三振を奪う、パ・リーグ史上6人目の記録を達成した。

【パ・リーグの3者連続3球三振達成者】
1954年:梶本隆夫(阪急)
1956年:佐藤良一(近鉄)
1957年:梶本隆夫(阪急)※2回目
1959年:三平晴樹(大毎)
1976年:野村収(日本ハム)
2011年:ウルフ(北海道日本ハム)
 まずは先頭打者の3番・細谷と対峙した松井裕。外角への145キロの直球で空振りを奪うと、2球目は外角低めのチェンジアップで空振り。最後は外角高めの直球でバットが空を切り、1つ目の三振を奪う。

貯金を「10」とした楽天
 続く2人目の4番・ダフィーは外角低めへのチェンジアップ、高めの釣り球の直球。3球目は真ん中付近の146キロの直球でいずれも空振り。
 そして迎えた3人目の5番・鈴木。3割3分近い打率を残し、この日の試合でも初回に二塁打を放っていたが、148キロの直球で初球は見逃し。2球目は外角低めの直球でファウルとすると、最後は外角に逃げていく切れ味鋭いスライダーで空振り三振。わずか9球で3者連続空振り三振に仕留める圧巻の投球で試合を締めた。
 4万5211人の大観衆の前でパーフェクトピッチングを披露した松井裕に限らず、他の救援陣の踏ん張りや、ここまで不調だったウィーラーやアマダーにも当たりが出始めるなど、チーム力で勝ち星を積み重ねている。今日の勝利で3連勝となり、4年ぶりの「貯金10」となった楽天。この勢いはまだまだ続いていくことだろう。


楽天・嶋がダメ押し弾で貯金「10」到達貢献 「4万5000人の力」に感謝
ロッテルーキー酒居にプロの洗礼
 楽天のチームリーダー嶋がプロ入り初登板のロッテ酒居にプロの洗礼を浴びせ、14勝4敗とチームの貯金を2桁「10」に乗せた。
 25日、東京ドームにロッテを迎えての主催試合。4万5211人の観客を集め、星野球団副会長らをはじめ、楽天関係者も多く駆けつけた。1点差に追い上げられた8回2死走者なしの場面で、嶋はストレート勝負の酒居にファールで粘り、フルカウントから9球目147キロの直球を左翼席へ運び、今季2号で貴重な追加点をもたらした。
 お立ち台では「(抑えの)松井は何をやらかすかわからないので、1点でも多くと頑張りました」とファンを笑わせ、2桁貯金には「4万5000人集まっていただいた方々の力のおかげ。東京ドームに4万5000人が入ったのは、(2013年巨人との)日本シリーズ以来。今日は気合が入りました。明日はナイター。新幹線で間に合います。仙台でお待ちしてます」とファンのさらなる後押しを期待していた。
細野能功●文

(以上 フルカウント)

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