ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

備忘録【7/15】 VS 西武 ≪40勝40敗2分≫

2019年07月16日 06時58分36秒 | マリーンズ2019
≪2019/7/15≫

【西武5―6ロッテ ( 2019年7月15日 メットライフD )】≪対 L:7勝7敗1分≫


ロッテ 7回にレアードが逆転2ラン シーズン後半を白星発進
 ロッテが6―5で西武に競り勝ち、球宴を挟んで3連勝。シーズン後半を白星でスタートし、勝利が5割に復帰した。
 4―5と1点ビハインドで迎えた7回、1死一塁で4番・レアードが2番手・マーティンと対戦。カウント2-2からの7球目、143キロの外角低めに入ったスライダーをバックスクリーン右へ放り込み、逆転となる今季25号2ランを放った。この一打で対マーティンは今季3打数3安打と好相性ぶりを見せつけた。
 投げては先発の岩下が6回5失点ながらも今季4勝目(2敗)。7回以降は松永、石川、益田の救援陣で1点のリードを守り抜いた。

 西武は先発の今井が6回4失点と試合を作れなかった。打線が援護するも後を受けたマーティンが逆転弾を浴び、リリーフに失敗。オールスターを挟んで2連敗となった。

ロッテ・レアード逆転弾 助っ人史上7人目 来日から5年連続25号
 外角低めいっぱいのカットボール。ロッテの4番レアードの腕が伸びる。最後は左手一本で捉えた。バックスクリーン右へ飛び込む逆転2ラン。外国人選手史上7人目となる来日から5年連続の25号となった。

 「オールスターのホームランダービーで1回戦敗退したので、この後半戦の最初の試合で打って、鬱憤(うっぷん)が晴れたよ」
 不本意な結果に終わった球宴のホームランダービー。さらに本塁打王争いをする西武・山川が球宴第1戦で「遊び感覚で。レアードっぽく打とうと思った」と右手を離した「片手打ち」で本塁打を放ち、お株を奪われた。ただ、本家も黙っていなかった。「しっかりボールを捉えるには、(腕を)伸ばしきったところで芯に当てないといけない」。両手で力を入れるより芯に当てることを優先する持論を展開し、リーグトップの山川の目の前で4本差に縮めた。
 本塁打王に輝いた16年の39本を上回る43本ペース。好調を支えるのは、昨年12月に誕生した長男のセバスチャンくんだ。メットライフドームでの試合。チームは立川市内に宿泊するが1人、自家用車を運転し、千葉市内の自宅まで約2時間かけて通う。「力になるんだ」と苦にはならない。

 「ああいう場面で1本打ってくれるとチームも助かる」と井口監督。5月28日以来48日ぶりに勝率5割に復帰し、4位タイに浮上した。V旅行への願いを込めて「ハワイ」をテーマにしたサマーユニホームは7日以来で今季2戦2勝だ。「(2位以下は)だんご状態。しっかり戦う」。レアードの力強い言葉で後半戦が幕を開けた。 (福浦 健太郎)

○…レアードが今季25号となる逆転2ラン。年度別の本塁打を見ると、日本ハム時代の15年から34→39→32→26→25と5年連続の25号到達になった。外国人の来日1年目から5年以上連続25本塁打以上は、01~08年カブレラ(西、オ)の8年を筆頭に史上7人目。うち、パでは前記カブレラと70~76年ジョーンズ(南海、近鉄=7年)に次ぎ3人目だ。なお、来日初年度からに限らない外国人の連続25本塁打以上は、99~08年ローズ(近鉄、巨、オ)の9年。

ロッテ・レアード 逆転25号2ラン 後半戦での巻き返しへ「アシタモ、ガンバリマ~ス!」
 ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が15日、敵地・西武戦に「4番・三塁」で先発出場。1点ビハインドの7回に逆転となる今季25号2ランを放ち、チームの勝利に貢献した。
 試合後、レアードは逆転弾の場面について「マーティン投手は非常にいい投手なので、なんとかしっかり打とうと打席に入った」と振り返った。
 打った感触については「本当に感触良く、いいところでホームランが出た」と笑顔。シーズン後半を白星発進し、勝率5割に復帰し「後半戦の頭(初戦)でこの1勝は大きい」と安堵の表情で語った。
 5位で折り返した前半戦からの巻き返しについては「(シーズンを)最後までしっかりと戦って上位を目指したい」と気を引き締めた。
 最後は「スシ、ダイスキ。アシタモ、ガンバリマ~ス!」と日本語で締めくくり、球場を笑いに包んだ。 


ロッテ・鈴木 3安打で1000試合出場に花「一番印象に残るのは…」
 ロッテ・鈴木が通算1000試合出場達成を自ら3安打で祝った。初出場は2012年6月2日の中日戦(QVCマリン)。
 「1年間で143試合しかない中、1000試合は積み重ねてきたと感じます」
 「2番・一塁」で先発出場すると、4回までに3安打。1点差の7回無死では西武マーティンから四球を選び、1死一塁からレアードの逆転2ランを呼び込んだ。
 「一番、印象に残るのは代走で初めて出た試合。今年も開幕戦が特別だったので、今季、初めて打席に立った試合は印象的ですね」と鈴木。プロ初出場だけではなく、先発を外れ、出場もなしの屈辱を味わった今季開幕戦にも触れていた。


ロッテ石川、2戦連続好救援 井口監督「8回で行こうと思う」
 ロッテ・石川が1点リードの8回に救援し、無失点で2試合連続のホールドを記録した。今季は初の開幕投手を任されたが、6月に右肘違和感で出場選手登録抹消。不調もあり、復帰した10日からは救援に回っていた。
 前回は3点リードの5回に登板したが、今回は僅差。「緊張しました。中継ぎは難しいけど、先発にこだわりはない。頑張りたい」と振り返った。井口監督は「8回で行こうと思う」とセットアッパーとして期待を寄せた。

ロッテ・石川が勝利の方程式入り 「中継ぎは難しいけど」2戦連続ホールド
 開幕投手を任された石川が、1点差の8回に登板。2死一、二塁のピンチを招いたが、無失点で2試合連続ホールドを記録した。
 6月に右肘違和感で出場選手登録抹消。不調もあり、登録された10日からは救援へ回っていた。前回は3点差の5回に登板したが、今回は僅差。「緊張しました。中継ぎは難しいけど、先発にこだわりはない。頑張りたい」と振り返った。

 井口監督は「8回で行こうと思う。(状態は)もっと上がってくると思います」と勝利の方程式に組み込む方針を口にしていた。


【15日のファーム情報】
 西武はロッテ戦(ロッテ浦和)に6―0で完封勝利。先発・相内が6回2/3を4安打無失点で6勝目(2敗)を挙げた。西川が4回に1号2ラン、戸川が2安打2打点。ロッテ先発・種市は3回無安打無失点で7奪三振。2番手・古谷が1回6安打5失点(自責4)で2敗目(3勝)を喫した。

(以上 スポニチ)



ロッテ鈴木大地が1000試合出場、史上500人目
ロッテ鈴木大地内野手(29)が史上500人目の1000試合出場を達成した。5回終了時に記念のプレートが手渡され、高々と掲げて一礼した。
初出場は12年6月2日の中日戦(QVCマリン)。
この日は「2番一塁」で先発出場した。初回の第1打席、1死から右前打を放ちチャンスメーク。3番角中が右前打で続き、レアードの死球で1死満塁となり、清田の中前打で先制のホームを踏んだ。
第2打席、第3打席でも安打を放ち、猛打賞の活躍で自身の記録に花を添えた。


ロッテ・レアード、球宴鬱憤晴らすチーム100号
球宴の鬱憤(うっぷん)をボールに乗せてかっ飛ばした。
ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が1点を勝ち越された直後の7回、25号逆転2ランを放った。球団では05年李承■以来14年ぶりの25号は、日本一に輝いた10年以来となるチーム通算100号。後半戦初戦の白星を導いた。5月28日以来の借金完済で西武と並ぶ4位に浮上。ここから一気に「マウエ↑」を目指す。
   ◇   ◇   ◇
高々と上がった打球はぐんぐん伸びた。7回1死一塁、追い込まれてからの7球目、西武マーティンの外角いっぱいのスライダーを芯で捉えた。「手応えはあったので入るかなと思った。(腕を)伸ばしたところで片手にぐっと力が入ったよ」と会心の一撃だった。球団でシーズン25号到達は日本一に輝いた05年、李承■までさかのぼる。

12日に3度目の球宴で初めて本塁打競争へ出場した。心待ちにしていた舞台だが、結果は2本にとどまり、初戦で巨人坂本勇に敗れた。「ホームランダービーは残念な結果になった。でも後半戦の最初の試合で打ててうれしいし、最初が大切だった」。後半戦への活力に変え、今季チーム100本目の記念弾を放った。

球宴のロッカーでは日本ハム時代の「すしTシャツ」を着た。球宴用のグローブにも大トロの刺しゅうを入れるほどすし好き。異国で5年間活躍し続ける背景には食への対応がある。「アメリカでも日本食は食べていたけど、日本に住むに当たって、もっと食べて慣れていかないと感じたよ」。今では、そば、天ぷらに加え、納豆まで好んで食べるようになった。レアードに刺激を受け、来日2年目のボルシンガーも今年から納豆を食べるようになったほどだ。

現在は4位だが混戦のため、Aクラスは目前だ。「各チーム詰まってますし、明日どうなるかわからないという状況。しっかりと1つずつ戦っていってチームとしての戦いをしたい」。追い上げ開始の号砲を打ち鳴らした。【久永壮真】

※■は火ヘンに華

(以上 日刊)



【ロッテ】鈴木、“居場所”勝ち取り通算1000試合出場達成 「忘れない」開幕2戦目の代打出場
 ロッテ・鈴木大地内野手(29)が通算1000試合出場を達成した。プロ野球500人目。
 鈴木に“勲章”が加わった。試合成立となる5回が終了すると、記念のボードを両手に掲げた。右翼スタンドのロッテファンから沸き起こる大地コールに頭を下げて感謝した。
 初回1死で右前打で出塁すると、2回と4回にも右前打で猛打賞。自らメモリアルゲームに花を添えた。

 初出場は12年6月2日の中日戦(QVC)の8回にサブローの代走で出場した。一塁を守っていたブランコを見て「めっちゃでかい」と衝撃を受けた。ここからプロ生活が始まった。「あっという間っちゃ、あっという間でした。ヒットも積み重ねていくものですけど、試合数は1試合ずつなので」と重みも感じている。
 思い出に残っているのが3月30日の楽天戦(ZOZO)で代打で今季初出場し、左前安打を放った。レアードが加入した影響で開幕戦は不出場。15年から続いていた連続試合は532でストップしていただけに「今年の初打席は忘れない」と感慨深そうに語った。
 8年目の今季はポジションを確約されていないなかでスタートだった。「1%でも試合に出られる可能性があるならどこでもやる」と決意し、一塁、二塁、三塁、遊撃で出場し、左翼も守った。一心不乱なプレーを続け“居場所”を勝ち取った。

 節目の一戦を迎えた選手会長は「ありきたりかもしれませんが、両親と僕を支えてくれる家族のおかげ。これまで出会ってきた監督、コーチ、スタッフの皆さんにも感謝しています」と縁した全て人たちへの思いも明かした。
 「次は2000試合? 倍いったらすごいですね」と笑って返した大地。あくまで「通過点」と捉えて先へと進む。


【ロッテ】レアードの逆転2ランで3連勝 球宴HRダービー1回戦敗退の悔しさ晴らした
 ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が3試合ぶりの25号を放って、チームを3連勝に導いた。
 4―5の7回1死一塁でマーティンのスライダーをバックスクリーン右へ放り込んだ。25号逆転2ランに「オールスターのホームランダービーで1回戦敗退したので、この後半戦の最初の試合で打つことができて、鬱憤(うっぷん)が晴れたよ」と声を弾ませた。
 チームは勝率を5割に戻した。

(以上 報知)



ロッテ、鈴木大地が通算1000試合出場 「積み重ねてきたんだなと」
 ロッテの鈴木大地内野手(29)が15日、西武15回戦(メットライフ)に「2番・一塁」で先発。プロ8年目で通算1000試合出場を達成した。試合成立となる五回終了時に、ベンチ前で記念のボードを掲げ、ファンから温かい拍手が送られた。
 「ヒットも積み重ねですが、試合は一日、ひとつずつしか増やせないので、積み重ねてきたんだなという実感はある。両親と、今の家族のおかげ。出会ってきた監督、コーチ、支えてくださったスタッフの方々にも感謝したいです」
 2012年に東洋大からドラフト3位で入団し、同年6月2日の中日戦で初出場。13、16年には遊撃手でベストナインを受賞し、17年には二塁でゴールデングラブ賞を受賞した。
 8年目の今季は、本職の三塁にレアードが加入。開幕戦で出番がなく、15年からの連続試合出場が532で止まった。代打からのスタートとなったが、人生初の一塁や中学時代以来という外野も守るなど、貪欲に出場機会を求め、レギュラーの座を取り戻し、6月は初の月間MVPにも輝いた。


ロッテ・レアード、逆転V弾で到達!9年ぶりシーズン100発
 粘って7球目の外角低めの難しい変化球を、右中間最深部へ運んだ。1点を追う七回、ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が決勝の25号2ラン。チームに3連勝をもたらした。
 「感触よく、いいところで本塁打が出てよかった。オールスターのホームランダービーで1回戦で敗退したので、そのうっぷんが晴れたよ」
 値千金の一発は、チームの今季100号。ロッテのチーム本塁打数が3桁に達するのは、シーズン3位から下克上で日本一を達成した2010年以来、9年ぶりだ。

 前半戦全試合に出場し、初めてファン投票で選出された球宴も2試合に出場。球宴前日の休養日も、妻と愛息を連れて東京ディズニーシーに出かけるなど、31歳は元気たっぷりだ。今季82試合目で早くも昨季の26本塁打にあと1本に迫り、リーグ1位の山川(西武)に4本差に縮めた。

 勝率を5月28日以来の5割に戻し、4位タイに浮上。「何とか一つずつ勝っていかないといけない」とレアード。昨季は夏場に大きく失速したが、今季は温暖なカリフォルニア育ちの助っ人がロッテを引っ張る。 (浜浦日向)

データBOX
 ロッテはレアードの放った本塁打が今季100本目。昨季はシーズン78本で、100本以上記録したのは、2010年(最終126本)以来9年ぶり。ロッテ(前身球団を含む)でチーム82試合目までに100本以上を放ったのは、1986年(82試合で101本、最終171本)以来33年ぶり。到達スピードは71年の62試合(最終193本=球団記録)、80年の71試合(同184本)、70年の77試合(同166本)に次ぐ、86年と並ぶ球団4番目。


ロッテ・石川、2戦連続中継ぎ1回無失点
 1点リードの七回から松永-石川-益田のリレーで逃げ切った。2試合続けてリリーフ起用された開幕投手の石川は2死一、二塁のピンチを招いたが、秋山を空振り三振。「難しいとは思う。使ってもらえるところで頑張るしかない」。当面はセットアッパーとしての起用が続く見込みで、吉井投手コーチは「今後先発に戻ったとしても、得るものは多い」と話した。

ロッテ“新・勝利の方程式”で3連勝 開幕投手の石川が2戦連続ホールド
 ロッテは西武に逆転勝利で3連勝。勝率を5月28日以来の5割に戻し、4位タイに浮上した。
 “新・勝利の方程式”が決まった。レアードの逆転2ランでつけた1点差を、七回から松永-石川-益田のリレーで逃げ切った。2試合続けてリリーフ起用された石川は、八回2死から安打と四球で一、二塁のピンチを招くいたが、最後は秋山を宝刀のシンカーで空振り三振に仕留め無失点。グッと拳を握った。
 プロ初ホールドから2戦連続ホールドをマークした右腕は「緊張した。(リリーフは)難しいとは思う。使ってもらえるところで頑張るしかない」と静かに語った。
 6年目の今季は開幕投手を務めたが、腰痛と右肘の違和感で2度、登録を抹消された。当面はセットアッパーとしての起用が続く見込みで、吉井投手コーチは「先発では味わえない、違う刺激を与えたい。リリーフは先発がつくった流れの中で、いきなり100%でいかないといけない。今後先発に戻ったとしても、得るものは多い」と話した。

ロッテ・石川、救援に転向「言われたところで投げるしかない」
 ロッテの石川が10日に続いて救援登板して1回を無失点だった。八回にマウンドへ上がると2死から2人の走者を出しながら得点を許さなかった。今季は6年目で初めて開幕投手を務めたが、当面は救援に回る。「先発へのこだわりはない。言われたところで投げるしかない」と殊勝に話した。
 今季は腰痛や右肘に違和感などがあり、ここまで3勝と本調子には程遠い。吉井投手コーチは「一度、違う刺激を与えようと思った。今後先発に戻るとしても、何か得るものがあるんじゃないか」と狙いを説明した。


ロッテ、清田が先制打 今井撃ち後半戦初得点「前に飛ばせば何とかなると」
 ロッテの清田育宏外野手(33)が15日、西武15回戦(メットライフ)に「5番・右翼」で出場。一回に先制の中前適時打を放った。
 「追い込まれていたし、何とか食らいついていこうと思っていた。前に飛ばせば何とかなると、そういう気持ちでした」
 2安打と1死球で、一回1死満塁のチャンス。清田がカウント2-2と追い込まれてからの5球目、外角低めのカットボールに食らいつき、しぶとく中前へ運んだ。
 14日には、新外国人・マーティン外野手の獲得も発表されたが、今季好調を維持するプロ10年目の33歳が、後半戦初戦でいきなり存在感を放った。

(以上 サンスポ)



ロッテ・レアード 逆転の25号!今季チーム100号
 ロッテ・レアードが逆転の25号2ランを放った。1点を追う七回1死一塁で高々と右中間席へ運び「いいところで本塁打が出て良かった。
 後半戦最初の試合、この一勝は大きい」とご満悦だった。勝率5割復帰を果たしたチームにとって今季100本目の本塁打。井口監督は「ああいうところでの一本。チームとして助かるね」と最敬礼した。

(デイリー)



ロッテ鈴木、定位置再奪取で1000試合出場達成「ここまで来れるとは」
開幕時は代打要員も「2番・一塁」を奪取「いくら頑張っても143試合。積み重ねてきたんだな、と」

 ロッテ・鈴木大地内野手が15日、西武戦(メットライフ)で、プロ野球500人目となる通算1000試合出場を達成した。今季の定位置となりつつある「2番・一塁」でスタメン出場。初回に今井の153キロを強振して右前打を放つと、2、4回と3打席連続で右前へ打ち返した。今季9度目の猛打賞で節目の試合を飾り、「今日が1000試合ということは自分でもわかっていました。後半戦のスタートでもあったので、本当に意気込んでいた。(3安打)打ったことより、チームが勝ち切れたことが一番」と、チームの勝率5割復帰を喜んだ。

 東洋大から11年ドラフト3位でロッテ入り。昨季は3年連続全試合出場を達成するなどプロ8年目で1000試合出場となった。「1年にいくら頑張っても、今は143試合しか出られない。その中での1000試合なので『積み重ねてきたんだな』と、数字を見て思います」と感慨深げ。印象に残っている試合については、「代走で2、3分しか出場しなかった初出場や、デッドボールが当たって『無理だな』と思った時に、当時のコーチの方に『絶対出ます!』って言ったこと、今年の初めて試合に出た打席もすごい覚えていますし、正直たくさんあります」と、振り返った。

 今季の開幕時には「代打の一番手」というポジションでスタート。開幕戦こそ出場がなかったものの、そこから結果を出し続け、ポジションを勝ち取った。「ありきたりな言葉ですが『ここまで来れるとは』と思っています。やはり、試合で使ってくれる監督やコーチの方、ここまで練習を手伝ってくれたスタッフの方々、両親や家族の支えがあってのこと。それに尽きます」と感謝の気持ちを語った。

 1000試合出場は鈴木でプロ野球500人目。きりのいい数字となったが「それはタイミングの問題ですけど、こういう長い歴史のあるプロ野球の中で、まだ500人しかいないと思うとすごく光栄なこと。本当にこれからも責任を持って、そういうことを感じながらやっていきたい」と受け止めた。「これからあと何試合できるか分からないですけど、初めて試合に出た時の気持ちだったり、1軍に上がった時の気持ちだったりを、忘れそうになるかもしれませんが、忘れないようにやっていくことが僕自身にとって1番大事なことだと今回改めて思うので、その思いを大事に明日からスタートできたらいいかなと思います」と前を向いた。

 常々「1日1日、できることの積み重ね」と、ここまでひたむきにプレーしてきた。節目を迎え、また新たな気持ちを胸にチームを支え続けていく。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)


ロッテ井口監督、石川を勝利の方程式の一角に指名「今のところ8回で」
石川は8回から3番手として救援 1回1安打無失点

 ロッテは15日、敵地メットライフドームで西武と対戦した。1点を追う7回に4番レアードの25号2ランで逆転。後半戦初戦を勝利で飾り、勝率を5割に戻した。
 序盤から両チームとも、相手のミスから4点を取り合う波乱の幕開けとなったこの試合。ロッテ先発・岩下が6回、2死一、二塁から金子侑に左前適時打を浴び、4-5と勝ち越しを許した。
 しかし直後の7回、1死一塁から、4番レアードが西武2番手・マーティンのスライダーを捉えると、打球は右中間スタンドへ。25号2ランで逆転した。7回以降は松永、石川、益田が走者を出しながらも粘りの投球で西武打線を無失点に抑え。見事な逆転勝ちを収めた。

 後半戦初戦を勝利で飾った井口監督は、リリーフ2試合目の登板となった石川について「今のところ8回で行こうかなと」と、しばらくはセットアッパー的な役割を課すとし、直前の7回は「松永、唐川、酒居と3人で。(相手の)打順を考慮してやっていきたい」と、流動的な起用になる旨を明かした。
 これで3連勝。5月28日以来となる5割復帰したが「(2回以降は)岩下もよく頑張りましたが、初回のゲッツーが取れていればゼロに終わっていたので、ああいうところをしっかり守っていかないと、後半追いつけない展開になるときもあるのでしっかりやっていかないと」と、守備陣に注文をつけた。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)


レアードが4番の仕事! 勝率5割へ導く逆転弾「自分の力だけではない」
1点差の7回1死一塁でマーティンから逆転25号2ラン

 ロッテのブランドン・レアード内野手が15日の西武戦(メットライフドーム)で4番の仕事だ。1点を追いかける7回に25号逆転2ランを放ち、チームの5割復帰に大きく貢献した。

 1点を勝ち越された直後の7回1死一塁。4番・レアードは2番手・マーティンと対峙した。2ボール1ストライクから150キロを超える直球を2球、内角低めのチェンジアップをファウルとすると、7球目となる外角低め143キロのスライダーを捉えた。
「彼は素晴らしい投手ですし、ストレートも変化球も素晴らしいので、球種を絞るというよりか来たボールに反応しようと。それでしっかり捉えられたと思います」
 打球はロッテファンの待つ右中間スタンドへ。25号2ランでチームに逆転勝利をもたらした。「打った瞬間は『どうかな?』と思ったのですが、なんとか入ってくれという気持ちでベースを回っていました。後半戦の大事な初戦でホームランが出たことが重要ですし、嬉しく思っています」と素直に喜んだ。

 まさに4番の一振りだったが、試合後はチーム全体の逆転勝ちだと力説した。「重要なところで逆転できるのは、自分の力だけではない。みんなの力で試合をひとつ取れた。こういう勝ち方ができれば、これからもしっかり勝ちがついてくるんじゃないかと思っています。各チームとのゲーム差が詰まっている中、1試合ずつしっかりと、チームとしての戦いをしたいと思います」。古巣日本ハムで優勝経験のある助っ人は、混戦が続くパ・リーグでのチームの浮上に手応えを感じていた。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

ロッテレアード、“逆転スシ弾”で勝率5割復帰 「上位を目指したい」
1点差の7回1死一塁でマーティンから右越え25号2ラン

 ロッテのブランドン・レアード内野手が15日の西武戦(メットライフドーム)で逆転25号2ラン。後半戦白星発進に貢献した。
 1点を勝ち越された7回1死一塁。2番手のマーティンから右中間へ25号2ランを運んだ。チームを勝率5割に戻す一発となった。
 レアードは「マーティン投手はいい投手。なんとか打ち返そうと打席に入りました。本当に感触よく、いいところで本塁打が出てよかった。オールスターの2試合を楽しんで帰ってきた。後半戦、しっかり戦って、上位を目指したいです。スシ大好き! 頑張ります!」とヒーローインタビューで振り返った。

(以上 フルカウント)



ロッテ・種市、二軍戦で3回7Kも「たまたま」
 ロッテの種市篤暉が15日、西武との二軍戦に先発し、3回を0安打、7奪三振無失点に抑えた。
 『細菌性胃腸炎』で5日に一軍登録を抹消された種市は、この日が胃腸炎後、初めてのマウンドとなった。「立ち上がりはストライク先行でいけるように、ゾーンで強いボールで勝負しようと思って投げました」。初回は先頭の水口大地を一ゴロ、2番・斉藤彰吾を中飛、3番・山野辺翔を空振り三振で、わずか10球で終えた。
 圧巻だったのは2回。先頭の戸川大輔をストレートで空振り三振に仕留めると、続く愛斗も空振り三振、6番・西川愛也も三振とこの回、3つのアウトを三振で奪った。特に戸川から空振り三振を奪った低めのストレートは素晴らしいボールに見えたが、種市本人は「う〜ん。低めにいっていたので空振りしてくれたと思います」と今ひとつ物足りなく感じたようだ。
 3回も先頭の山田遥楓、続く呉念庭から三振を奪い、初回の3番・山野辺から6者連続三振となった。斉藤誠人に四球を与えたが、最後も水口を空振り三振に抑えた。

 種市は6者連続を含む7奪三振を奪ったが、「逆球も結構あったので、たまたまだと思います」と振り返った。
 変化球についても「スライダーは全然でしたね。1ボール、2ボールからスライダーを空振りしているんですけど、一軍では振ってくれない。そこは助けられたと思います。コントロールしきれていないと感じました」と反省の言葉が並んだ。
 また、この日はファームでの登板だったこともあり、「自分で技術的に意識してみたいことは試したりしました」とファームの登板だからこそできることを行った。
 今後に向けて種市は「次の試合に向けていい準備をして、技術的にもレベルアップしていけたらと思います」と意気込んだ。

▼ 種市の投球
【1回】(10球 / 10球)
水 口 一ゴロ
斉藤彰 中 飛
山野辺 三 振

【2回】(16球 / 26球)
戸 川 三振
愛 斗 三振
西 川 三振

【3回】(22球 / 48球)
山 田 三振
呉念庭 三振
斉藤誠 四球
水 口 三振

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コラム備忘録【7/14~7/15】 | トップ | コラム備忘録【7/16】 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今日が大事 (ボビーチルドレン)
2019-07-16 11:52:55

ささどんさんいつもありがとうございますm(__)m

岩下くんが後半戦の一番手でしたが藤岡くんの落球がショックだったか初回に傷口を広げてしまいましたね(>_<)
実は7月2日京セラドーム観戦できたのですがその時も岩下くんでした(笑)
本格派投手にありがちな立ち上がりの悪さ(>_<)ただ回を重ねる事に良くなっていくんですよね
課題はありますが先発でパワータイプの投手は楽しみでもあります(笑)

打線は変わらず好調で粘れていますしレアードさんも素晴らしいです

今日は涌井さん頼みますよ〜今日が大事です




返信する
あと少し。。。 (ささどん)
2019-07-17 23:54:48
ボビーチルドレンさん♪

二木くん、岩下くん、種市くん、期待の若手3人衆が、気づけば実質投手3本柱。
若さゆえの危うさを覗かせつつも、しっかり試合を作ってくれる岩下くん。今までのロッテにはいなかった本格派。
このまま大きく育ってほしいですねo(^ー^)o

そして涌井さん。
残念ながら勝利することはできませんでしたが、自分の中でも手ごたえを感じているようですし、次こそは是非とも勝ち星を
なんだかんだ言いながら、鴎のエースは涌井さん。
登板の度に今でも、涌井さんならきっとやってくれる…と信じているのです(×ω×)
どうぞ、この願い応えてくださーーーい!!!

そして今日の小島くん。
4回まで完璧だったので、5回のバント処理を失敗してしまったのが悔やまれます。
同年代の投手が勝ち星を重ねる中、少し焦りも出てくるかもしれません。
でもピッチング自体は悪くないですし、初勝利まであと少し。。。がんばってp(^∇^)ℚ
返信する

コメントを投稿

マリーンズ2019」カテゴリの最新記事