シロクマさんの写真日記

シロクマさんの写真日記(自然・風景写真)を通して主に奈良の自然の美しさを発信して行きたいと思っています。

法起寺のコスモス

2007年10月25日 | Weblog
2007-10-12 法起寺周辺のコスモス畑に少しまばらに咲いていました。(一面に咲いていなかった)
これは地元のお祖父さん提供の写真『法起寺遠望』(1966年撮影)です
01法起寺遠望1966

鹿の角きり①

2007年10月09日 | Weblog
10/6,7 奈良の秋の伝統行事 「鹿の角きり」が始まりました、会場となっている鹿苑の鹿の角切り場(収容人数500人)へ観に行きました。
この日は良く晴れて、行楽日和になった。12時より神事、その後角きり場に放たれたのは、1回3頭ずつ計5回15頭の鹿。捕らえるのは法被にはちまき姿の勢子(せこ)19人と烏帽子、直垂姿の神官役1人(奈良の鹿愛護会、計20人)。
 はちまきに、はっぴ姿の勢子(せこ)たちが、角ジカを3~4頭を角きり場に追い込み、「十字」(割竹を組み、縄を巻き付けた捕獲具)を使って、荒々しく走りまわるシカの角に縄をかけ、これをたぐりよせ、あばれるシカを捕りおさえます。烏帽子、直垂姿の神官が、シカの気を静めるため水を含ませ、のこぎりで角を切り、神前に供えます。このようにして次々にシカは捕らえられ、角が切られていきます。
 鹿の発情期を向かえ、雄同士の闘争(角を突合せ戦う)がおこり角の先が研ぎ澄まされようになり、住民に危害をあたえるので「鹿の角きり」が毎年この時期に行われる。
写真① 鹿の角を切る神官