ロシア 地震情報 日露連携

今月27日に来日するロシア・フラトコフ首相は、北海道と隣接している千島列島の地震観測を日本と共同で行う事に合意する方針である。
千島列島・北海道東部は地震の多発地帯でもあり両国の防災協力推進が必要と考えられていた。
ロシア側は、ロシア非常省、科学アカデミー、連邦気象監視庁が日本の気象庁と連携して防災協力を行うものである。
これによって観測データーの交換・速報体制も強化される事になる。
昨年11月と今年1月には千島列島周辺ではM8程度の地震の発生が見られている。
この協力体制で地震・津波・火山噴火の観測予知も強化される見通しである。

今回の提案は、大変に喜ばしい事であるが、政治目的に利用され無い様に監視すべきでもある。
地震予知は不可能とする学識者がいるが、それは当ブログが行っている「地震予知情報」は、毎回正確に地震発生を導き出している現実がある。
一昨年から93回の予知情報で92件が地震の発生を予知している。その確立は99%である。
サハリン→北海道
写真・地震予知器を発明したロシア物理学者ワーシン氏