AYECARUMBA!!!

嗚呼、素晴らしき音楽のある生活

崩壊的新建築

2006-05-24 | Weblog

ノイズミュージックってご存じですか。
ってかあれはミュージックって言うんですかね。曲というより音ですね。
ただミュージックを”音楽”と訳す以上、ノイズミュージック以上に”音”を”楽”しんでいるジャンルってそうそうないですね。

J-Waveを聴いていたら”Einstuerzende Neubauten”っていうグループの曲が流れてきました。この手の音楽の中ではやけにメロディアスでびっくりしました。

実はラジオ好きでよく聴きます。って言ってもJ-Waveだけですけど。
朝はジョン・カビラの”Good Morning Tokyo”
夕方はピストンさんと秀島さんの”Groove Line”
風呂の中で金剛地武志氏ナビゲートの”Tomorrow”
遅く帰ってきたときは三谷幸喜と清水ミチコがやってる”Docomo Making Sense”とか”Midnight Garden”を聴いたりしてます。

高校2年ぐらいのころ、友達と神楽坂あたりでやってた現代音楽の集会(ライブと言うより集会でしょ、ありゃ)にいった事がありました。廃墟と化したビルの中で、壁一面には反戦のポスターが貼ってあって、舞台には楽器ではなくガラクタの山。バイクのクラクション、かき氷の機械、ゴミ箱のふた、お経が録音してあるテープ・・・ そんなモノがは彼らにとっては、ギターであり、ドラムであり、シンバルであり、ティンパニであり、バイオリンだったりするわけです。

ライブは1人の指揮者と5人のプレーヤーによって演奏されてました。何故プレーヤーと言ったかというと、演奏(?)はすべてアドリブ、指揮者を中心にゲーム形式で行われていました。陣取りゲームみたいなことをやってるんですよね。ルールの分からない俺は、ただただ呆然としてましたね。いや、あの場で何をしろと・・・

現代音楽って言ってしまえばただの騒音なんですけど、そこに工夫しようとする意欲をかいま見たとき、音楽を感じるんですよね。でも理解できませんよ、未だに。笑