111km圏の海

魚採りと飼育の記録

行きました

2015-08-17 21:46:27 | 魚採り
晴天、大潮。
昨日は用事がキャンセルになり、それならば出かけるぞと言う訳で魚採り。
この時期に、磯に行くのは久しぶり。


朝、今日は「西」と決め家を出る。
目的の磯は、そこそこの人。まぁ、観光地近くだし、日曜日だし。
タイドプール派の私には『サメ』は、関係ないし。



着いて早々『フウライ』発見。網も出していない。服、履物もそのまま。
慌てて網を出し、追いかけたが一抱え以上の岩の下、場所が悪い。
そして既に 5匹居る『フウライ』、チョット遊んでパス。


少し先に行って『チョウハン』発見。これは何としても捕獲したい。
タイドプールは 150x80㎝程度、深さも 80㎝程、と書けば手頃なサイズだが足場が。
そして、細い窪みや石が邪魔をする。
それども大好きな『チョウハン』。粘った。
同業者が居ない事を確認し、隠れてしまったら他のタイドプール巡りして。
そして、何回目かに戻るともう 1匹居た。こちらも『チョウハン』。俄然、張り切る。
先ず、最初に見つけた 1匹を捕獲。もう 1匹はその後、姿を見せず捕獲失敗。

他のタイドプール巡りで見つけたのは…。なし!
こちらの方が問題。「オォー!」と歓声を上げる、何か居てよ。
『チョウハン』が採れたので、ご機嫌良いのですが…。


帰る前に、もう一度『フウライ』が居たタイドプールに戻ると『ナミ』が。
傾斜はあるが平坦単調な底、垂直な壁。そんな所にある大きな「冬瓜」みたいな一つ石の先に。
『フウライ』を見た岩からは 1m程。

人が見ているのに「丸見えの場所にで何してんの?」と声を掛けると、
一目散に石に向って下に潜り込む。でも、直ぐに跳び出て来る。
そう、出て来る時は弾け跳ぶ様な感じで。
そして、直ぐに石の方に向き直し様子を窺う様な素振り。
そんな動作を数回繰り返す。
そうか。石の下にもう 1匹『チョウ』が居るね。逃げ込んでも追い出されるんだ。
追い出された瞬間、石との間に網を入れると行き場を失って直ぐに御用。

石の下の奴も気になるので網を張って追い出すと『フウライ』。
最初に見つけた『フウライ』かな。
網に追い込み持ち上げようとしたら、自分で網を踏んでいたなんて失敗もしたが、
単調な場所だったので再トライで捕獲。


『チョウハン』『ナミ』『フウライ』計 3匹。
『フウライ』持って帰るのと「自問」。初日の獲物だから持って帰ると「自答」。



それにしても、小さい、可愛い。
この前、熱帯魚店に居たサイズ。果たして、うまく育つか!
去年、採ったので育ちが悪いと書いていた個体の体長で半分だ。