自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

「正しい知識」と「適切な処置」を 感染症対策=議会報告

2014年10月22日 16時47分58秒 | 政治・議会活動
 昨今、新型インフルエンザやデング熱、エボラ出血熱など、感染症に対する不安が高まってきております。柏市では、先般「柏市新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定するなどの取り組みを行っておりますが、具体的な対応が見えてこそ皆さまの安心につながるのではと考えています。そこで、9月議会において下記のような質疑を行いました。以下はその要旨。


――感染症予防に関して現在行っている、あるいは今後行う予定の具体的施策は?


保健所長「感染症対策は『感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律』に基づいて対応している。感染症は、その重篤性や感染力によって類型が定められており、感染症が発生した場合は法に基づいてに入院勧告や就業制限の通知、家族や接触者に対する健康診断勧告、汚染された場所の消毒の指示など、蔓延防止のための対応をしている。
 また、平時における感染症情報の収集分析と発信、ホームページや保健所だよりでの知識の普及啓発を行っている。さらに、関係者向けの研修会や講習会への講師派遣なども実施している。
 今後は、策定した『柏市新型インフルエンザ等対策行動計画』の各種対策、対応について具体化することを目的に(感染症対応の)マニュアルを作成する予定だ。最新の知見に基づき、必要に応じて行動計画やマニュアルを更新し、健康危機管理に備えていく」


――市民から感染症に関する問い合わせがあった場合に、どのような対応をしているか。特に気を付けている点は?

保健所長「この度のデング熱の国内発生症例のような事案が発生した場合は、速やかに専用相談ダイヤルを設置し、感染症の拡大や市民の不安解消等ができるように対応している。問い合わせに関しては、適切かつ分かりやすい対応を心がけている。(関係機関への)情報提供にあたっては、患者やその家族、関係者の人権を尊重した対応に努めることとしている」

 感染症対応で最も重要なことは、「正しい知識」と「適切な処置」だと思います。放射能問題でもそうでしたが、科学的根拠のもとに心配ないことが分かれば、不安は和らぐはずです。窓口や電話での相談に対しては、それをきちんと伝えられなくてはなりません。今後のマニュアル作成などの取り組みに期待するとともに、正しい対応ができる体制づくりに努めてまいります。

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