毎月25日は、北野天満宮で骨董品などを売る市が開かれています。
その名も「天神さん」。東寺でも21日に行われていて、そちらは「弘法さん」。
なんか、かわいい呼び方ですよね~。
京都では、お寺や神社を、さん付けで呼ぶことが多い。
というか、呼ぶのが常識位の勢いですよね~。
晴明さんとか、黒谷さんとか、今宮さんなどなど。
そこで昨日、久々に行って参りました、天神さんへ。
お目当ては、古着の着物。
自分が着たいという訳ではなくて、ですが。
散策がてらなので、上七軒を通っていきました。
上七軒のあたりは、門前町であり,京都でも古くからある花街のひとつでもあり、
独特の雰囲気のある場所です。
置屋が軒をつらね、歌舞錬場があったりします。
こちらのお店は、
「弓月」といって、着物や和装小物を扱っているお店です。
とても素敵な帯び止めやバッグが展示してあり、お店の店員さんも、にこやかで
快くお写真も撮らせていただきました。感謝です。
上七軒の中ほどにあるケーキ屋さん
「グレース・セゾン」は、
旬を大切にしているそうで、和菓子を思わせるようなケーキが味わえます。
私のイチオシは、「ベイクド・チーズケーキ」です。
ケーキ屋さんの次は、和菓子屋さん
「老松」です。
和菓子は、目でも楽しめるので、いいですよね。
こちらのお店では、和菓子作りの体験もできるようです。
やっと、天神さんにたどり着きました。
昼過ぎてから行ったので、お店も片付けモードに入ってまして、
なんでも2枚で500円とか、2枚で1000円とかになっていました。
中には、かぼちゃの種などの健康食品とか、七味屋さんもあったり、
ふつうのおばちゃん肌着を置いてあるところもあり、面白いです。
12月25日の終い天神になると、昆布やみがきニシンなんかも並んで、
お正月モード全開になったりもします。
お目当てのものは、安くはなってませんでしたが、何とかGETしてきました。
子ども用の綿入れの半纏です。2500円也。
おじさん曰く、正絹でものがいいから、これでも安いほうだよって。ほんとうかな?
着物の価値って、よくわからんのよね。
でも着せてみたら、かわいいのなんのって。
寝てる時も、着せたままにしてましたわ。お布団替わりにもなる優れものです。
帰りには、天神さんの入り口近くのおいしいと聞くたこ焼きを買ってみました。
小さめなんだけど、おばあちゃん達が一生懸命作っていて、18コ入りで600円。
しっかりした感じで、おいしくいただきました。
以上、天神さん&上七軒レポ終了します。