むらいむらいとです。 

「らいむらいと」「CARO」所属 お嬢の 日々反省日記。

1月20日 荻窪 クラブドクター

2019年02月02日 16時10分06秒 | 舞台日記
1月20日。2019年第1回目の弾き語りだった。
寒い中 荻窪でお会いした皆さまどうもありがとう。

ゆるりとしたペースだが、弾き語りでもこうしてイベントにお誘いいただける事がとても嬉しい。
そしてこの日。弾き語りではいっとき毎月のように(ひょっとすると月に2度くらい)お世話になっていた 歌舞伎町ソウルキッチンというミュージックバーの店主だった鳥井賀句さんと久し振りにお会いできる事がとても嬉しかった。
実際 この日はかつてソウルキッチンでしょちゅうお会いした方々との共演で、なんとなく同窓会のようで 懐かしい気持ちにもなった。

「歌謡番外地」というイベントだったので、あたしなりの70年代歌謡曲とフォークソングとの結び付きに対する見解をもって 曲と曲との合間に少しお喋りも挟みながら、ぽろぽろと唄わせてもらった。

1. この世の果て
2. 手紙(岡林信康)
3. ざんげの値打ちもない(北原ミレイ)
4. 外は白い雪の夜(吉田拓郎)
5. 希望の花

時々、自分は何のために 誰のためにうたを唄ってるのか。考えてしまう事があります。
いつか自身の曲を世の中の大勢のひとに認めてもらって、大きな会場お客さんパンパンにして、テレビにも出演してお金もがっぽり稼いで、親を喜ばせて・・必ず有名になってやる!という野心は、20代後半 30に差し掛かる頃になんとなく何処かに消えてしまった。
最近あたしが人前でもよく発する言葉なのだが。
自分は自分を奮い立たせるために唄ってる。自分のために曲をかいてる。わかるひとだけにわかってもらえればいい。
これは 恐らくちょっと綺麗事で。今でも 少しでも多くの方に存在を知ってもらいたい。少しでも多くのギャラをいただいた方が生活が潤う。CDだってもっともっと多くの方に聴いてもらいたい。という欲、やはりいつも心の中にあるんです。
この日 演奏終了後、賀句さんから「久し振りに君のうた聴いて、泣いてしまったよ。ひとのうた聴いて涙流すなんて何年振りや。。君は凄いシンガーやで。」と声をかけていただいた。
あたしの方こそ泣けてきました。自分なんかよりもっともっともっと長く深く音楽と共に生き、音楽を生業とされている賀句さんから「君はうたってゆく人間や」と言っていただける事が どうしようもなく嬉しくて泣けてきたのだ。
自分がうたを唄う理由、なんとなくここにあるのかな。と思った。
自分のために唄う。という姿勢が 知らずに少しでもひとの心を揺さぶっているのなら、自分にとってこれ以上の喜びはない。
この日。唄う事の喜びを再確認させてもらえる1日となった。
どうもありがとうございました。
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