北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

ランドマークが五重塔 吉備S.A:岡山県

2008-09-02 11:00:36 | 旅の途中で思うこと

2008西へ その8

 20日、思いの外行程がはかどったが、丹波から宿泊地の防府まではまだ400km以上あった。高速道路無くしては到達出来ない。丹波の入母屋屋根のように、一般道を走ると町並みウオッチングしながら旅が楽しめるが、高速道路では、トンネル、切り通しが多く、市街地では防音遮蔽壁で景色鑑賞もままならない上、一時停止も出来ないから運転中では写真撮影も出来ず、どこか味気ない。

 それでも道路公団民営化の後、高速道路上にも変化が現れ、サービスエリア(S.A)の施設が充実してきた。お決まりのレストランとありきたりのおみやげ売り場が、変化している。スナックコーナーを広げ、ホットドック、うどんなど従来の単調な品揃えだけでなく、S.Aによっては中華やどんぶり物など多種多様なファーストフードの集合体とし、早くて種類が多い、そしてセルフとしてサービスのカットによる安値を実現した。おみやげ関係でも施設を拡充したり整備して、物産館として土地土地の特徴を出した地産の物品の販売に力を入れている所もある。一般道からも出入り出来るハイウエー・オアシスなども増えている。

 吉備のS.Aを休憩池点としたが、道路上からも視認できたが国分寺を模した五重塔がランドマークとして聳えていた。



 まだ往路の第一歩であるからおみやげ売り場は避けて、トイレ休憩と足腰の屈伸運動の為とS.A内を散歩した。片隅にレトロな雰囲気の自販機コーナーがあった。昭和30年代風のダイドードリンコ株式会社『復刻堂自販機ブース』ということで、今後各地に展開するようだ。さすが岡山、桃太郎のお供の三匹も片隅にいた。



 高速道路の延伸により車での移動は益々多くなると思われる。各S.A間の集客合戦は、高速道路内で全てを完結したい旅人には、好ましい傾向といえよう。又、“エコ・温暖化”の問題にしても、燃料をまき散らす飛行機と比べ、現在ハイブリッドカー開発などエコ化が進められている自動車は、まんざらでもないと思われる。ちなみに今回の行程、平均してガソリン消費は16km/lであった。次回乗り換えは数年先だが、更に“エコ度”は上がっているだろう。



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