今日は朝から手術の執刀医の先生の診察を受けて来ました。
手術を受けた部分の事より、
退院直前に出てしまった薬疹についての診察が主でしたが、
その湿疹も言われないとわからないレヴェルにまで引きました。
原因となったのは、手術前から処方してもらっていた薬なんですが、
顔の症状のために肩こりがひどく、筋肉を弛緩させる薬でした。
これが副作用で、非常に眠くなる薬で、実はあまり飲んでいなかったのです。
しかし手術後、手術を受けていた時間が長かったせいもあるのでしょう、
首の痛みがずっとあったので、再び飲む事にしたのです。
そして退院、という日の朝方、首の周りが痒くて触れてみるとボコボコした感じが。
朝になって明るい中で見たら、すね以外の全身に湿疹が出ていたのです。
朝の看護師さんの回診の時にそれを伝え、
先生がすぐにいらいたのですが、その場で退院は中止。
薬のアレルギーだろう、ということでアレルギーを軽減する薬と、
ステロイドの投薬が始まりました。
引いていた熱もまた出たりして、これはしばらくは退院できないな、
という感じになってしまいました。
私はもともとトイレに行く回数が少ないのですが、
この前の日までも朝夕の二回、多くても三回、という状況で、
つまり水分をあまり摂っていないというのも良くない、
ということで、積極的に水分も補給しました。
そうこうするうちに同室の方で退院をされたり、
別の部屋に移動になったり、
一時帰宅をする人などがいたりで、
本当に退院するまでは私が一番古い患者になってしまっていました。
そして4月30日に退院できる筈が、
結局5月3日にまで延びてしまいました。
本当は先生はもう一日様子を見たい、
ということだったのですが、
自宅で大人しくしている、ということを条件に許してもらいました。
その後の状況としては、顔の右側を占領していた頬が引き攣った感じはなくなりました。
しかしながら、左側にも以前から似たような症状があり、
それは当然治ってはいません。
その影響と、手術前までの「くせ」が残っているのでしょうか、
右側の目も未だに閉じようとする症状が残っています。
それから微妙に味覚が変わりました。
「甘み」を「苦み」ととらえてしまう様です。
しかしこれは今日現在でだいぶ改善されて来たように思います。
今一番困っているのは、声がまだ戻らない、ということです。
これは人工呼吸器をつけていたせいだと思うのですが、
手術直接はかすれて声が出ませんでした。
今では喋る声はだいぶ良くなったのですが、
歌う声は全然、と言って良い程出ません。
ただこれは時間の経過を待てば治るだろう、と思います。
というか治ってもらわないと困ります。
今日の診察で顔の左側のことを相談し、
手術後の経過のこともあるので6月に再びMRIの検査を受ける事になりました。
いずれ左側も手術を受ける事になるのか、
それまでに症状が緩和しているのか、
どうなるか分かりませんが、
私の感覚的には全体的に、完全復活までは後一歩、
という感じです。
末文になってしまいましたが、
いろいろご心配して下さった皆さま、
いろいろご迷惑をお掛けしてしまった皆さま、
本当にありがとうございました。
心から感謝致します。
私はこんなにたくさんの皆さまに支えられて生きているのだなぁ、
と恥ずかしながら、改めて気がついた次第でした。
そして「送別会」を催して下さった新都心男声合唱団が、
今度は「復帰祝い」をして下さるそうです。
場所は送別会と同じ、早稲田の舟形や、
20時頃開催予定です。
お問い合わせはshintoshindansei@gmail.comまでお願いします。
なかなか一度身体が崩れるとすんなり良くなる、というのは難しいみたいです。
しかしそれと日々付き合っていくということも大事なことだと自認しています。