ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

和風ラーメン@加賀白山そば(金沢駅)

2016年03月26日 23時20分40秒 | 北陸ラーメン大学
この日は,薬学会(横浜)への移動日.
往路は飛行機で,復路は新幹線.
乗り比べデス.

ちなみに,運賃は早割を使うと飛行機のほうがお得.
JRは強気の営業.
新幹線は開業ブームで盛り上がっているものの,ブームが一段落すると,お客は飛行機にシフトすると思います.

それはさておき,金沢駅から小松空港まで空港バスで行く.
バスに乗る前に,金沢駅の「白山そば」でお昼ごはん.



立ち食いソバ屋さんだが,メニューに「和風ラーメン」があったので挑戦.
そばの丼に入ったラーメンの登場デス.



スープは薄い醤油色.
そばやうどんのツユをそのまま使っている感じ.
ダシが効いていて,和風の香りが強くでている.
脂分も低いわりには,どことなく甘味を感じる不思議な味.



ラーメンらしさを演出しているのはチャーシュー.
ロールタイプの薄切りチャーシュー.
タレの味付けは薄く,和風の趣を壊さない味付け.
豚肉の素材の味がよくわかる.



和風のスープだが,ラーメンなので麺は中華麺.
軽く縮れた細麺.
ツルツルでのど越しがいい.
カツオと昆布の和風テイストのスープでも,違和感がない中華麺でした.



今回は和風ラーメンを食べたが,実はこの店のウリのラーメンは「天ぷらラーメン」だった.
「天ぷらラーメン」って,おもいっきりB級グルメの雰囲気.

次は,是非とも「天ぷらラーメン」に挑戦したいものデス.

たくさんの人たちに見送られて(?),ちょい不良ゴーシュを乗せた飛行機は小松空港から飛び立ったのでした.







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ビスマルクカレーと黒の要塞@JOHNかりおすとろ(野々市)

2016年03月25日 11時18分59秒 | B級グルメ
遅ればせながらラボの6年生の卒業が決まった.
やれやれ.

ラボのメンバーでプチ追いコンのお食事会.
野々市の洋食店「JOHNかりおすとろ」へ行ってきました.



ちょうど3月はカレーフェアーを開催中.
珍しい限定カレーがメニューにズラリ.
どれもおいしそう.
金沢は,ひそかに,カレーの街だからなぁ~.

いろいろ迷った末に選んだのが「ビスマルクカレー」.
肉団子が入ったカレードリアです.



ビスマルクピザをググると,「どこもぐ」というサイトにこんな記述がありました.

半熟卵とハムをのせたピザ「ビスマルク」.
由来は,鉄血宰相と言われたドイツのオットー・フォン・ビスマルク.

そのビスマルクが目玉焼きをのせたビーフステーキが大好物だったことから,目玉焼きがのっているピザはビスマルクピザと呼ばれるようになりました.
目玉焼きを使った料理に「ビスマルク風」という言葉が使われるのは,このためです.


トロットロの目玉焼きが真ん中にデ~ンと鎮座.
とろけるチーズに包まれたピザのような見た目.
これは,間違いなく「ビスマルク」風のカレードリア.

大粒の肉団子が5つ.
その下に,カレーのルウが入っている.
味の多重構造.



半熟の目玉焼きを割ると,とろりと黄身が流れ出す.
玉子のまろやかな味がドリアに混ざり,おいしさが3段階くらいレベル・アップ.

肉団子は,肉の塊.
パクリと食べると,舌の味覚細胞が大喜びで,はちきれそうな味.
めちゃくちゃ旨い.
味の宝石.
5つ入っているけれど,残り少なくなると悲しくなる.



ピザ味,肉味,カレー味.
味の3重奏を楽しみました.



デザートに,3月限定の巨大パフェ「黒の要塞」.



「JOHNかりおすとろ」では,季節ごとに「要塞」シリーズをやっているとのこと.
例えば,イチゴの季節には「イチゴの要塞」.
夏になると「緑の要塞」.
クリスマスシーズンは「聖夜の要塞」などなど.

黒の要塞は,コーヒーゼリーとチョコの要塞.
注文する前は,どんだけ大きなパフェが来るのか?完食できるのか?正直ビビッていました.

でも,意外とあっさり要塞を攻め落としました.
めちゃ体が冷えて,寒くなったけれど・・・.



巨大パフェにチャレンジすることも,学生時代の思い出のひとつになってくれれば,と願っています.







エレベーターの扉の秘密

2016年03月22日 22時49分02秒 | Weblog
本日,避難訓練を行いました.
震度6の地震が発生し,某化学系の研究室から出火した,という想定.
某化学系教室は薬学部で一番火が出そうなのは間違いない.

興味深かった訓練は,エレベーターに閉じ込められたことを想定した訓練.
フロアーとフロアーの間で停止した場合,どうすればエレベーターの扉が開くのか?
その手順を見学.



特殊な工具がエレベーターの「あそこ」に仕込まれているのです.
「あそこ」は秘密です.
この工具を勝手に使われると,エレベーターの安全にかかわります.
扉が勝手に開くと大変危険.

とにかく,この訓練でエレベーターの扉の仕組みがよくわかりました.



エレベーターの扉だけではなく,絶世の美人の心の扉を開ける訓練もあればいいのに・・・?

ラーメン・天むす@いなばや

2016年03月21日 15時29分01秒 | 北陸ラーメン大学
金沢の小橋町にあるお食事処「いなばや」へ行ってきました.
飴の俵屋の近くです.



「いなばや」さんは,「北陸食遺産登録店」.



「かなざわ・まち博2014,2015」の認定を受けた実力のお店.



うどん,そば,どんぶり,定食など,なんでもありのお食事どころ.
メニューを見ると,ラーメンが520円.
素晴らしいお店です.
お客さんがいっぱいなのも,うなずけます.



オーソドックスに「ラーメン」を注文.



クラビズム,2014年9月号51ページの記事によると,

野菜の旨味が凝縮したスープが魅力.
50年以上愛される食堂のラーメン.
鶏ガラと香味野菜を7時間以上かけて煮込んだ醤油スープは丸みのある味わい.
つるりと歯切れのよい中太麺と絶妙に絡む.
2種の秘伝のタレに漬け込む豚バラの煮込みが大胆にトッピングされる.


と書いてある.
さらに,味の秘密についての記述がこう続く.

ネギやニンジン,セロリや生姜など7種類以上の野菜と鶏ガラを7時間かけてゆっくりと炊く.
豚バラのチャーシューも同時に入れ,味に一体感をもたせる.仕上げの鰹をプラス.


さすが,北陸食遺産登録店です.



透明感のある薄い醤油色のスープ.
あつあつのスープとひとくち.
野菜の甘みがにじみ出たやさしい味.
鶏ガラの上品な味わいと鰹の風味がミックスされた和のテイスト.



うどんやそばのスープにはない鶏の脂分が,スープに深みを与えている.
思わずなるほど,と納得できる味.

煮豚は原型をとどめないほど煮込まれて,形が崩れている.
箸でもつまめないほどなので,麺に絡め,麺と一緒に食べる.
ホロホロでジュワジュワ.
たまらない味.
ワカメや水菜が,煮豚の重量感とバランスをとっているので,煮豚のくどさや獣臭さは感じない.



麺はストレートの中~細麺.
やさしい食感が和風スープにお似合いです.



揚げたてでアツアツ,サクサクのエビ天が入った天むす.
エビの香ばしさと塩気がたまらない.
北陸の甘エビのおいしさを再発見できる天むすです.
カリカリに揚がったエビのしっぽまで完食デス.



煮豚のチャーシュー麺や,梅塩ラーメンなど,ラーメン系で気になるメニューがまだまだあります.
再度来店して,ぜひともこれらのメニューに挑戦したいと思っています.



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さよならドビュッシー

2016年03月19日 22時33分21秒 | 映画・ドラマ
3月18日(金)に放送された「さようならドビュッシー」を見ました.
岬洋介が東出昌大,真田遥が黒島結菜.



このドラマのテーマは「重要なのは,その人物が何者であるかではなく,何を成し遂げたか」ということ.

ある夜,真田家を悲劇が襲う.
従妹どうしの遥とルシア,おばあちゃんの恭子が火事に巻き込まれたのだ.
3人のうち,遥だけが奇跡的に一命を取り留めた.

火事の起きた夜,遥とルシアの交わした最後の約束.

「いつか遥が、コンサート開いたら、私のために、ドビュッシーの『月の光』、演奏してくれる?」

最愛の従姉妹との約束を叶えるため,火事で大火傷を負った身体を奮い立たせた.
何で私だけが生残ったのかという葛藤と戦いながら,遥は再びピアニストへの道を歩き始める.
そして,遥の傍らには常に岬の姿があった…….


岬は遥にこう問いかける.

「ピアニストを目指す覚悟はできているかい?」

いろいろなものを犠牲にして,それでもやりたいと思うのが夢.
人はどんなに絶望しても,あきらめなければ,また立ち上がることができる.
感動を与える演奏,ハンディなんか,音楽の前では無意味.
勝つつもりがないなら,コンクールに出る意味はない.
恐怖と絶望から這い上がる人がどんな音楽を奏でるのか?

岬のそんな言葉と圧倒的な演奏に後押しされ,遥はコンクールで「月の光」を弾ききる.

ドビュッシーの最後のアルペジオがのぼりきった.
消えゆく余韻の透明な響き.
しかし,その音に一切の濁りはなく,どこまでも澄みきった光のようだった..
その光は,犯した罪をつぐない,明るい希望への道を照らしているようだった.

最後の力を振り縛り,演奏を終えてステージ上で倒れこむ遥を岬が抱きかかえる.

「私でいいの?」
「重要なのは,その人物が何者かではなく,何を成し遂げたかということ.」


「人生はやり直すことができる.
いつかきっと,君自身の「月の光」に出会える.」

そして,ルシアは決意する.

「私は,いつかまた,この場所に戻ってくる.
だから,それまで“さよならドビュッシー”」

おじさんはテレビの前で号泣でした.
(花粉症のためデス.)