親知らず抜歯

金沢市内の歯科口腔外科で親知らずを抜歯してきました．
手術室に入る前に，まず外来診療室で唾液を抑える注射と表面麻酔．
注射の効果と緊張で口の中がカラカラ，ヒリヒリ．

その後，自力でテクテク歩いて中央手術室へ向かう．
靴下だけ脱がされて，普通の服装の上から手術着と帽子をかぶせられる．
歯科診療台ではなく，本格的な手術台に仰向けに寝かされる．
心拍計と血圧計も装着．
目隠しされて，顔も布で覆われて抜歯開始．

医者「はい，口を大きく開けてぇ～」
自分「あ～ん」
医者「それくらいしか開けられないの？もっと大きく．」
自分（気合を入れて口を全開）「ふあぁぁ～ん」（文字とおり不安）
医者「そんな口の開け方じゃ，江戸前寿司しか食えん．能登のデッカイ寿司は食えん．」
自分「はぁ～？」

緊張を解きほぐそうと，ジョークを言ってくれた医者の気持ちは分かる．
でも，局所麻酔かかって口全開なので，ノドの奥で「あぁ～」とか「うぅ～」としか言えん．
そんな状態で，ベタなネタにどう反応すればいいのやら？

ドリルがガリガリとうなって，親知らずが３つに分割された．
昔，薬理で習ったリドカインのおかげで工事（抜歯）中の痛みはない．
でも，振動が頭に響くのは分かる．
隣の歯の詰め物（インレー）までぶっ飛ばす大胆な抜歯手術でした．

明日からGWが始まる．
数日の間は，抜歯の痛みと腫れを我慢しなくてはならない．
せっかくの連休なのに，ちょっと悲しいデス．