ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

三四郎そば@桜三四郎

2015年10月23日 09時22分25秒 | 北陸ラーメン大学
金沢の高尾南のラーメン店激戦ストリートにできた「桜三四郎」に行ってきました.



鶏肉入りまったり塩味の「三四郎そば」に挑戦.



どこまでも透き通るような澄明なスープ.
キリリとした見た目の塩ラーメンです.



「三四郎そば」の見た目のイメージは,金沢の「左介」や「鈴」の塩ラーメン.
でも,味はこれらの塩ラーメンとは大きく異なる.

三四郎は鶏の旨味だけではなく,いろいろな野菜の味がミックスしたスープ.
好みの問題だけれども,「左介」や「鈴」は鶏の味を究極までストレートに追求した味.
シンプルな中に,ひとつ筋が通った味があり,それがとても好きだった.

それに対し,ネギなどの野菜の甘味がスープに混ざると,鶏のすっきりした味が濁ってしまう気がした.
いろいろ細工を仕込んであるけれど,それがかえって雑味になって,せっかくの鶏の味を隠している.
凝りすぎ.



和風のあっさりした味付けの玉子は,控えめながら塩スープを邪魔することなく,この手のラーメンにベストマッチ.



ロールチャーシューもホロホロ.
肉の素材の味が印象的な塩焼豚.



麺は,ほぼストレートの細麺.
ノドごしはよく,あっと言う間に完食.



最近の街のラーメン屋さんはいろいろ趣向を凝らして,極端を楽しむ傾向がある.
エビとかカニとかサンマとかカラ揚げとか・・・.
えっ,こんな材料をラーメンに使うの?と言うような物珍しさの中に潜む新しい味を模索している.
これまでにない新鮮な風味の追求.

そんな中で,いじり難いのは塩ラーメン.
つくづく塩ラーメンはバランスが難しい,と感じました.





にほんブログ村 グルメブログ ラーメンへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。