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薬の話「日焼け止めで肌を守る」4/19毎日新聞夕刊より

新緑のころになると紫外線も強くなり、身近な化粧品である日焼け止めを使う機会が増えます。化粧品はそのイメージから、くすりの世界とはあまり関係ないように
思われがちですが、医薬品、医薬部外品と並んで『薬事法』で扱われ、定義もされています。(中略「薬事法第2条3」)、日焼け止めに配合されている成分のうち
日焼け止めに直接的に効果を発揮するのは、紫外線を散乱させたり、吸収する成分です。紫外線散乱剤としては、微粒子の酸化チタンや酸化亜鉛が一般的で、薄く塗り広げることで、皮膚を紫外線から物理的に遮断します。紫外線吸収剤は、成分そのものが紫外線を吸収することにより、皮膚に紫外線が届かないようにするものです。ケイ皮酸誘導体やパラアミノ安息香酸誘導体などが良く用いられます。
紫外線はその波長と生物に対する影響から、UVA、UBA、UBCの3種類に分けることが出来ます。UVCはオゾン層で吸収され、地上には届きません。日焼けの主な原因となる紫外線はUVB。紫外線で最も波長の長いUVAには、あまり日焼け作用はありませんが、皮膚の深いところまで浸透して老化を引き起こすことが知られています。UVBに対する防止効果の目安は「SPF]と言う表示に続く数値で知ることが出来最大値が50。数値が大きいほどより強い防止効果が期待できます。UVAに対する防止効果は、PA+(ある)PA++(かなりある)、PA+++
(非常にある)の3段階、いずれも容器などに比較的見やすく表示されているはずです。(以下略)(大阪大学大学院薬学研究科教授、那須正夫)
【うねびの主より一言】非常に分かりやすく、まとめられていて、説明する、必要もないぐらいであるが、酸化チタンなどの白色の顔料は、ご存知の通り、黒より、
白のほうが良く光を反射する原理と、微粒子にすることにより、表面積を大きくし
反射効率のUPを図っています。又良く海水浴で日焼け止めに、「サンオイル?」
と呼ばれる油を塗るのも日焼け止めには、効果があります、しかし波長の、短い
紫外線(皮膚に対する害が大)大しては、効果がありますが、波長の長い、紫外線には効果がないので、うまく【日焼け出来る】ます、これは、オイルの薄い膜を作ることにより、波長の短い紫外線はカットできると言う原理を、利用してます。
更には、文中でも書いてありましたが、最も被害の出る紫外線は、オゾン層で吸収されます。ですから、オゾン層を破壊する物質「フロン等」の大気放出をやめないと人類の滅亡につながります。これも、新たな化学物質を作った、ため、便利さは
手に入れたが、薬で言う副作用の発現であろう~!。
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コメント
 
 
 
(・-・*)(。。*)ウンウン (kt19591108)
2008-04-20 14:29:02
そうなんですよね!
根本から学んで しっかり環境を守って 初めて日焼けや バカンスが出来ます
地球が汚れて 人がキレイに成っても何にも成りませんからね~
 
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