血栓予防の抗体作成（４/２毎日新聞夕刊）より

記載が少し遅れましたが、夕刊であり見逃した記事を発見し、記載します。
血液を固まりにくくして、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓ができるのを防ぎ、一方で内出血などはあまり起さずに済む抗体を、滋賀県立大の高山博史教授（血液
内科学）らが開発した。臨床で使えれば副作用の少ない理想的な血栓予防薬になる
可能性があると言う。米医学誌「ジャーナル・オブクリニカル・インベスティゲーション」電子版に２日論文を発表した。血栓は、血液中の血小板にコラーゲン繊維がからまり、固まりつくってできる。しかし高山教授らは、固まりができない女性を発見。血液中から、血小板とコラーゲンの結合を妨げる抗体を見つけ、この抗体を人工的に作ることに成功した。抗体には、血小板の表面に存在しコラーゲンと結びつく「コラーゲン受容体」を、血小板内部に引っ込めさせる働きがあった。（以下略）。『うねびの主より一言』新聞の本文にも書いてあったが、すでに、このように、血栓を防ぐ薬は、すでにあり、脳梗塞・心筋梗塞などを起した人はすでに
服用されておられると思いますが、周知の通り、内出血を起しやすい・血が止まりにくいなどの副作用が当然あります。ところがこの抗体が実用化されれば、そのような副作用も少ない優れた薬となりえます。非常に今後の研究に期待が持て、最近
日本人の死亡原因のＮｏ．３には必ずあげられる、脳梗塞・心筋梗塞を未然に防ぐ
良薬ができることを、期待します。でもやはり、食べるものも気をつけなければ
だめですね、薬に頼らなくて済むのが一番ですよね！。