「朝鮮王朝実録」に記述のある、『予の体ことは医女長今(チャングム)が知るなり』という一文に着目して、この壮大なドラマを作り上げた、イ・ビョンフン監督の創造力には感心させられた。
正直、初回を見た時はどうせ韓国の時代劇、たいしたことはないだろうと思っていた。しかし、回を追うごとに次回が待ちどおしい、そして、54話、最終回まで見ることとなった。やはり最後は、めでたし めでたし ハッピーエンドであった。
イ・ビョンフン氏は、逆境を乗り越えた先の喜びを若者に感じて欲しいと語っている。最終回は逆境に耐えた者たちが報われることを暗示しているということだが、最後に向けての数回はバタバタと終わりを急いだという感じ。
人は誰でも、一途であり続けることは難しい。
意思を通そうと思えば、そこには必ず、
葛藤が生じるものだから・・・・・
チャングムが歩んできた道のりにも、
迷いや障害、そして敵も数多く存在した。
けれど、一途であり続けることを忘れなければ、
どんな逆境にあっても、希望の光は見えてくる。
チャングムが教えてくれた、そんな勇気を胸に・・・・・
NHK出版 「チャングムの誓い」の最終ページはこんな言葉で結ばれていた。
★NHK総合(地上波)でも10月8日放送開始
◆BS2『宮廷女官チャングムの誓い』がついに最終回(朝鮮日報)
◆大長今/宮廷女官 チャングムの誓い (LINK多数)
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