拉致問題で北朝鮮に解決の機運

自民党の山崎拓前副総裁は30日午前、フジテレビの報道番組で、北朝鮮との国交正常化交渉について「拉致問題の解決に向け本格的に進めようという機運が北朝鮮側にも出てきている」と述べ、進展に期待を示した。（日本経済新聞）

山崎拓氏の言うことは当てにならないことは前回の「大連事件」で実証済みである。何処からの情報で、何を根拠に発言しているのか全くわからない。しかし、１１月３日の日朝協議の再開に向けて、何かが動き出していることは事実である。しかし、残念ながら日本政府主導ではないようだ。全ては、北朝鮮主導であるような気がしてならない。日本の主権が侵されつづけているというのに・・・

よど号家族の帰国再開の動きがあるらしい。毎日新聞によると『日本と北朝鮮の政府間対話の開催に合わせた時期の「よど号」グループ帰国再開の動きには、北朝鮮の対日戦略が透けて見える。米国の「テロ支援国家」指定の根拠の一つであるメンバーの存在は、北朝鮮にとっては「重荷」だけでなく、「外交カード」としての側面もあるようだ。』ということだ。

予てより主張するとおり、「よど号犯」は帰国ではなく犯罪人引渡しにより日本の当局が逮捕すべき連中である。北朝鮮に対日カードとして利用される前に毅然とした態度を表明すべきである。山崎氏の動きその他一連の現象から推察して北朝鮮に主導権をとられているようであり、日本政府は主権国家としての誇りを持ち今回の協議で成果が上がらなければ打ち切る覚悟が必要だ。拉致被害者家族会と救う会の人たちが、米政府、議会関係者に拉致問題解決への協力をお願いに行くなどということは本末転倒なのだから。

小泉首相は１０月３１日に改革改造を行うということであるが、「北朝鮮による拉致問題特別大臣」あたりを任命してくれれば・・・・ 　お～サプライズ　ということになるのだが。

☆人権問題担当部署が必要　拉致被害者家族ら帰国
☆訪米の「拉致」家族会ら帰国、日本の強い姿勢を期待


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