いとうな日々

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北朝鮮の金正日総書記、卒中の可能性=米情報筋

2008-09-10 | ニュース
北朝鮮の金正日総書記は、過去数週間の間に卒中を患った可能性がある。米国の情報当局者が9日、明らかにした。当局者は匿名を条件に「(総書記に)健康上の問題が起きたもようで、卒中を患った可能性がある」と語った。

これまでのところ政権に変化の徴候はないが、総書記が引き続き統治可能かについては、憶測するしかないと述べた。

北朝鮮は9日、建国60周年を記念して軍事パレードを実施したが、金総書記の姿は見られなかった。総書記は66才で、慢性疾患を抱えているとされる。朝鮮日報は、北京の韓国外交筋の話として、総書記が8月に倒れたと報じた。

総書記が卒中を患った可能性があるとの報道について、米ホワイトハウスのペリノ報道官は「情報は何もない」と述べた。




金正日総書記、すでに死亡説も…中国人医師団訪朝

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が下半身不随となったという見方が出ている。

金委員長は9日、政権樹立60周年の記念行事に出席しなかった。最高司令官の出席を前提に、北朝鮮が数カ月間にわたって準備してきた行事に金委員長が出席しなかったのは極めて異例のことだ。

情報機関の関係者は「金委員長が自身の健在をアピールするため、意図的に長期間公開的な活動を中止する場合もあった」と述べた。実際に金委員長は死亡説などが浮上すると急きょ公開活動を再開し、健在を示す場合が少なくない。

今回の場合も金委員長の健康をめぐり▽極秘裏に中国人医療チームが平壌(ピョンヤン)入りした▽執務中に突然倒れた--などといった説が飛び交っていた。金委員長がすでに数カ月前に死亡し、影武者がしばらくの間、公開活動に臨むだろうという見方まで出ていた。

韓国情報当局もこうした情報を入手、綿密に動向を観察してきたという。情報関係者は「1、2日ほどさらに追跡してみれば、金委員長の健康悪化の具合と現在の状態に対するより正確な輪郭が表れるだろう」と話している。

「7月から影武者が代役だった」?

金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の健康悪化説は今年7月から伝えられており、7月以後は事実上、影武者が代役を務めていた、という証言が公開された。

中国北京の北朝鮮関連消息筋は9日「今年7月末に北朝鮮を訪問した際、金委員長の健康が悪化しているという話を耳にした」とし「その後に接触した北朝鮮側の人々から、7月からの金委員長の対外活動は、ナンバー2やナンバー3と呼ばれる代役が遂行していると聞いている」と伝えた。

北京外交筋は、これに関し「金委員長が突然倒れたという情報を8月22日に入手した」とした上で「中国人医師ら5人が平壌(ピョンヤン)に急きょ派遣されたという未確認の情報もある」と明らかにした。

一方、米情報当局も世界的に権威のある脳卒中の専門医2~3人が北朝鮮入りしたという情報を入手し、確認中であるという。

中国のもう一つの北朝鮮関連消息筋は「7月から金委員長の健康悪化説が、北朝鮮側の人物の口から時おり出ていた」とした後「政権樹立60周年記念行事などといった国家規模の行事に金委員長が姿を現さないのは、同氏の健康状態の悪化が深刻な証拠と見てもいいだろう」という見方を示した。

西側諸国と日本などの主要メディアは、金委員長が同行事に出席しなかったことについて「重病説」を緊急に報じている。AP、ロイター通信などは金委員長が数週間前に脳卒中(stroke)を起こした可能性が高いと報じた。

米CNNテレビは平壌発として「金委員長が9月9日の建国記念日行事に出席しなかったことを受け、同氏の健康状態をめぐる疑問を広がっている」と伝えた。CNNの報道によると、米情報当局者は「金委員長が重病に苦しめられており、脳卒中である可能性がある」と話している。

米ホワイトハウスのジョンドーロ国家安全会議(NSC)報道官は「(金委員長の健康悪化説に関する)報道を知っているが、追加の情報は持っていない」と語った。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)の電子版は「金委員長が重病だ(Kim Jong-il is seriously ill)。だが深刻に生命に影響するものではなさそうだ」と伝えた。

フランスの朝刊紙「ル・フィガロ」の電子版は、トップ記事で「金委員長は普段から糖尿病と心臓系統に問題があった」と報じた。朝日新聞の電子版は「金委員長の動静が1カ月近く確認されずにおり、健康状態に関心が集中している」とし「発作で倒れた可能性がある」という認識を示した。



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