いとうな日々

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ブレーデン、完全試合…史上19人目

2010-05-10 | 大リーグ
完全試合(パーフェクトゲーム)とは、一試合において全てのイニングを無安打、無得点、無四死球、無失策、無出塁に抑えて、勝利する事である。投手なら誰でも第一球目を投じるとき、完全試合を狙ってゲームをスターとさせなければならない。大リーグに関する多くの書物は投手編にそう書いている。

因みに、日本プロ野球界の歴代達成者は
藤本英雄 (読売ジャイアンツ) 4-0 西日本戦 1950年6月28日 青森市営球場
武智文雄(近鉄パールス) 1-0 大映戦 1955年6月19日 大阪球場
宮地惟友 (国鉄スワローズ) 6-0 広島戦 1956年9月19日 金沢兼六園球場
金田正一 (国鉄スワローズ) 1-0 中日戦 1957年8月21日 中日スタヂアム
西村貞朗 (西鉄ライオンズ) 1-0 東映戦 1958年7月19日 駒沢球場
島田源太郎 (大洋ホエールズ) 1-0 阪神戦 1960年8月11日 川崎球場
森滝義巳 (国鉄スワローズ) 1-0 中日戦 1961年6月20日 後楽園球場
佐々木吉郎 (大洋ホエールズ) 1-0 広島戦 1966年5月1日 広島市民球場
田中勉 (西鉄ライオンズ) 2-0 南海戦 1966年5月12日 平和台野球場
外木場義郎 (広島東洋カープ) 2-0 大洋戦 1968年9月14日 広島市民球場
佐々木宏一郎 (近鉄バファローズ) 3-0 南海戦 1970年10月6日 大阪球場
高橋善正 (東映フライヤーズ) 4-0 西鉄戦 1971年8月21日 後楽園球場
八木沢荘六 (ロッテオリオンズ) 1-0 太平洋戦 1973年10月10日 仙台宮城球場
今井雄太郎 (阪急ブレーブス) 5-0 ロッテ戦 1978年8月31日 仙台宮城球場
槙原寛己 (読売ジャイアンツ) 6-0 広島戦 1994年5月18日 福岡ドーム
である。

長い歴史のアメリカでも、今回のブレーデンが19回目(19人目)、近代野球といわれる1900年以降でも17回目ということであるから如何に難しい記録であるかだわかるであろう。

完全試合


米大リーグ・アスレチックスのダラス・ブレーデン投手(26)が9日、本拠地でのレイズ戦で完全試合を達成した。昨年7月23日にホワイトソックスの左腕マーク・バーリー投手がレイズ戦で達成して以来、19回目(19人目)。近代野球といわれる1900年以降では17回目の快挙となった。

 最後の打者となったキャプラーを遊ゴロに打ち取ると、ブレーデンはマウンド付近に集まったチームメート全員にもみくちゃにされた。打者27人に対して投球数は109、6奪三振。今季4勝目(2敗)だった。メジャー4年目で昨季まで14勝21敗と目立った実績がなかった背番号51の快投だった。AP通信によると、ブレーデンは「8人の野手が守ってくれたおかげ。この記録は私だけのものでなく、チームみんなのものだ」と語った。

 ブレーデンは試合後、空を指さす仕草をした。米国でも9日は「母の日」。ブレーデンは高校時代に母をがんで亡くしていた。母の代わりに育ててくれた祖母が、母の日の象徴のピンクの帽子をかぶって試合を見守った。「祖母がいて後押ししてくれたよ」とブレーデン。試合後のベンチ前では祖母と涙ながらに抱き合った。




槙原寛己 完全試合達成 1994年