西武は20日、球団創設30周年記念イベント「ライオンズ・クラシック」の一環として、前身の西鉄ライオンズの復刻ユニホームを着用し試合を行うと発表した。6月から8月にかけての西武ドームでの計12試合と、7月15、16日のヤフードームでのソフトバンク戦2試合で着用する。
ユニホームは、日本シリーズ3連覇を果たすなど西鉄が黄金期を築いた54~59年に使用したデザイン。西武ドーム内での発表会見では、西鉄の主力として活躍し、イベントのエグゼクティブプロデューサーでもある豊田泰光さんが出席。「涙が出た。僕らの栄光が消えてなくなろうとしている時だったから。(昨年11月に亡くなった)稲尾(和久氏)も天国で喜んでいるだろう」と話した。
6月28日には豊田さんが始球式に登場。7月15日のヤフードームでは、元西鉄のバッテリー、池永正明さんと和田博実さんが始球式を行う。