いとうな日々

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西新井病院名乗る男性「数人の拉致関与」 

2005-10-15 | ニュース
◆西新井病院名乗る男性「数人の拉致関与」 特定失踪者調査会へ証言

「日朝交渉」が近々再開されることへの牽制であろう。警視庁が動いたということは、日本国内において「拉致」関連の客観的事実を積み上げようとする努力の現れであろう。

警視庁による家宅捜索の行方に期待を寄せていた団体があった。拉致問題に取り組む「特定失踪(しっそう)者問題調査会」だ。捜索先のひとつとなった「金万有科学振興会」が西新井病院(東京都足立区)に入居し、この病院の元関係者を名乗る男性が、調査会が「拉致濃厚」とする藤田進さん=当時(19)=について「拉致に関与した」と、調査会に告白していたためだ。(産経記事より)

先日は警視庁公安1課の中村登警視が裁判の証言で、(1)女性は日本に一時帰国した際、友人宅に泊まるなどしており、逃げる機会があった(2)海外の領事館で自ら旅券更新をしている-などを拉致被害者と判断しない理由として挙げて、福留貴美子さんの拉致を否定したことに失望していたのであるが。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051011-00000235-kyodo-soci

高沢皓司氏(『宿命』著者)が、よど号ハイジャック犯の一人、岡本武の妻とされている女性が福留貴美子さんであることを調べ上げた。福留さんは昭和55 年、「モンゴルに行く」と行って日本を出国している。しかし、当時、モンゴルに何の伝手もない日本人が個人で入国することは難しいことであった。当時、モンゴルに行く場合、「日本モンゴル親善協会」を通すことが通例だった。この協会の関連しているある会社は、名古屋から北朝鮮への直行便を飛ばすなど、北朝鮮とも密接なつながりがあると言われている。
★福留貴美子さんの拉致を否定 警視庁幹部

やはり、民間ベースの証拠では弱く、今回警視庁が本腰を入れたことに期待をしたい。政府間交渉の場では、具体的に例えば、「よど号犯の引渡し」「辛光洙の引渡し」等、「北朝鮮」の具体的回答が引き出せるように工夫してもらいものである。

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