瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

瞑想合宿レポート03

2008年01月13日 | 瞑想日記
(前回、時間を10時40分と書いたのは、11時40分の間違いでした。)

もう話している時間はなかった。それは慢性的な問題だったので、少し話したからといって、どうこうなるものでもなかった。私は心を残しながらも家を出た。電車の中でもそのことでかなり気持が揺れていた。妻の落ち込んだ様子に、私自身が、家族の問題、子供たちの問題にあらためて直面されられた状態だった。自分の感情の動きに一生懸命サティしながら、八王子に向かった。

グリーンヒル瞑想研究所に到着し、やがて合宿生活へのオリエンテーションが始まった。オリエンテーション後は、地橋先生との面接時以外は、瞑想中もその他の行動の際も一切無言でサティを切らさないようにする。

その具体的な方法を9名全員に徹底するため、全員でトイレの前に立って、歩いてトイレに近づきトイレを開けるまでの動きを、一人一人が行いアドバイスを受ける。

10日間合宿7回目の参加になる私が、最初に指名された。トイレの数歩前からゆっくり歩き始める。「(足の指先が)離れた」、「(右足が)移動」、「(右足が)着いた」、「(右足に)圧(がかかった)」と、ゆっくりと、それぞれの動きが完了するごとにラベリングしていく。実際には声を出さないでラベリングするが、この時は練習なので声を出して行う。

左足をあげたとき体が大きくふらついた。とっさに「ゆれた」とラベリングした。何であれ、その時々にいちばん強く優位に知覚されたことには、ラベリングして気づきを入れていくことが大切だ。

トイレの前に立つと右手をゆっくり動かし、その動きを実感しつつ「動いた」とラベリングする。電気のスイッチを押して「押した」とラベリング。その手をドアのノブのところへ動かして「動いた」、ノブに触れて「触れた」、回転して「回転した」‥‥。

こんな調子で合宿中のすべての行動にサティしていく。実際には、サティが続かず、思考・妄想に耽ってしまう場合もあるのだが、ともあれ、サティが続くように努力していく。「これを10日間も続けるのかと、ここでもう逃げ出したくなる人もいる」と先生。

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