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【食】オニカサゴのしゃぶしゃぶ

2017-08-23 06:03:00 | 釣魚料理
8月16日の野毛屋さんで期間限定のオニカサゴ釣行は、1年越しで良型1匹をお持ち帰りできた。


(ゴツイけど、つぶらな瞳が可愛いね。)

オニカサゴは捨てる所がない高級魚。
過去にアマダイのゲストでその食味を堪能したことがあるけど、今回も余すことなくいただいちゃいますよ。


(パーツに捌いて寝かせるよ。)


(ヒレ酒も楽しめるぞ。)

オニカサゴのもちプリッとした白身は、釣りたてよりも寝かせた方が良いと耳にするから、2日間チルド室でお休みいただいて旨味を引き出す。
身は勿論、アラからも良い出汁が出るから、オニの全てを味わい尽くすには夏場だろうが、しゃぶしゃぶが良かろうと決めた。


(皮付きでドーンと。)

三枚下ろしの身を皮付きのまま薄めに引いて、割った頭やカマ部、削りとった腹骨に着いた身、全てを皿に盛る。
割った中骨は出汁取り用に鍋の中に。


(アテに最高。)

胃袋と肝は湯引いてポン酢でいただく。
このコリコリとねっとりの共演はなかなか食べられるもんじゃないですぜ。釣りをやればこそのご褒美だね。


(しゃぶしゃぶのセッティング完了。)

リビングにクラーを効かせながら、アラと昆布で出汁を取りつつ灰汁を取る。
その間、冷えたビールをやりながら湯引きを摘まむと期待値がどんどん上がるね。


(着々と準備が進行中。)

出汁が取れたら、野菜、キノコ、豆腐を投入して煮込みに掛かる。
具材に火が通ったら準備完了。


(最後に水菜投入で準備OK。)

具材を取り分けて鍋にスペースを作ったら、いけー!と、しゃぶしゃぶ開始。
夏場の鍋は始めてだけど、イケる。
汗をかきかき、ハフハフしながらいただくのも良いね。


(頭が楽しみなんですよ。)

オニの頭は唇周りのぷるぷるを啜って、頬肉をほじり、骨を外しながら周りの身をちゅぱちゅぱと吸い取る。旨いなー。堪らんなー。


(シャブります。)

皮付きの身は、数回しゃぶしゃぶすると白濁してプリッとする。それをポン酢に着けて口に運ぶと、もう昇天もの。しあわせの絶頂だ。

皆、唸りながらもしゃぶしゃぶの手が止まらない。

「オニカサゴはそうそう食べられるもんじゃないぞ。」

と、念を押しておく。
惜しむらくは1匹だったことか。来年は複数匹獲りたいな。


(この旨さ、参った。)

〆は雑炊。
卵を溶き入れてふっくら蒸らした後に各自で取り分け、塩・コショウで味付け。
これだよねー。とオニの全てを余さずいただいちゃう完璧な締め。
毎度のこと、長男が残さずにさらいました。

久しぶりのオニカサゴを味わい尽くして満腹、満足。
また冬に会えるといいな。

・オニカサゴのしゃぶしゃぶ
・オニカサゴの胃袋と肝の湯引き
・オニカサゴの雑炊


🐡


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